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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化の変遷=昆野淳 /北海道

2019-07-01 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2019年6月30日 地方版
 地域の縄文文化やアイヌ文化を研究する伊達市の噴火湾文化研究所で、16世紀のアイヌの住居チセを復元した模型を見た。実物大の復元は北海道博物館(札幌市)などにあるが、いずれも1930年代以降の資料に基づいたもので、近代以前の復元は初めてだ。
 チセと言えば、柱はあらかじめ地面に柱穴を掘る「掘っ立て柱」が一般的とされる。ところが、市内のカムイタプコプ下遺跡の発掘調査で、先端を削った…
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残り284文字(全文473文字)
https://mainichi.jp/articles/20190630/ddl/k01/070/069000c

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物欲から解放されるためには?本当の財産とは何か

2019-07-01 | 先住民族関連
オールアバウト / 2019年6月30日 21時40分
The more you know,the less you need.
これはオーストラリアの先住民族のことわざだそうです。直訳すれば「知れば知るほど、必要な物は少なくなる」となります。皆さんは、この言葉から何を連想しますか?
私は、現代人が忘れつつある「豊かさ」の意味を思い出させてくれる言葉だと受け取りました。現代人が陥っているのは、自分という無形財産の可能性を忘れ、お金という二次的・外形的な表象を追求する風潮です。
お金がないと幸せになれない?
お金というのは、しょせん投影物に過ぎません。何の投影かというと、他人に与えた有用さ、作り出した快適さ、自分が発揮できるエネルギーの投影なのです。だから、お金持ちになる人は、商売がうまいのではなくて、自分自身を上手に使えたからお金が集まってきたのです。
しかし、現代ではすぐに結果を求められ、人と競争をさせられて、優劣の烙印をすぐに押されるようなせちがらい環境にさらされています。ですから、目先の結果を求め、明日のキャッシュを追いかけて、どんどん自分という資産をすり減らしているのです。
そんなはかない立場に置かれているから、形のあるお金、財産を持っていないと不幸になると人は思い込んでしまうのですね。しかし、彼らは、まったく異なる解釈をしていたと思います。
最大の財産は自分自身!
豊かさの根源にある価値、それは人のエネルギーであり、英知であり、生きる力です。それを備えている人は、いっときの貧乏や困窮も乗り越えることができます。その根源を支えているのは、お金などではなくて、自分自身という資産なのです。
物に頼る生活、外食に依存した健康、商品に左右される投資、外的環境に振り回されるビジネスといった悪循環から抜け出せた人は、きっと本当の自由を手に入れることができるのでしょう。
あなたの本当の価値を充実させれば、貯金が1円もなくても、ホームレスであっても、冷蔵庫に何も入っていなくても、あなたは幸せになれるはずです。それでも、お金はないよりはあったほうがいいと考えて、幸せになるための資産運用をガイドしています。
(文:北川 邦弘(マネーガイド))
https://news.infoseek.co.jp/article/allabout_37727/

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モヒガン・ゲーミング、約4,860億円投じて苫小牧進出 最大7,000人の雇用創出

2019-07-01 | アイヌ民族関連
Traicy 2019年6月30日 6:22 am 後藤 卓也(Traicy編集長)
モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントは、北海道・苫小牧での統合型リゾート(IR)を建設に名乗りを上げた。アメリカ・コネチカット州の旗艦施設である「モヒガン・サン」で発表した。
施設名は「INSPIRE ENTERTAINMENT RESORT HOKKAIDO(インスパイア・エンターテインメント・リゾート・北海道)」。道央自動車道苫小牧東インターチェンジ(IC)から車で5分、新千歳空港から車で15分の場所に位置する。カンファレンスや展示会ができる会議(MICE)施設のほか、コンサートができるアリーナ、ホテル、カジノから構成されている。いずれも自然と調和したデザインとし、10,000席を備えるアリーナは、ライブ・ネーションなどのエンターテインメント業界の大手企業との連携を見込む。仁川国際空港隣接地の「インスパイアコリア」には15,000席を備えたアリーナを建設中で、両施設での連携も計画する。ホテルは4つ星から5つ星の客室2,500室を擁する。
ホテルやMICE施設、エンターテインメント施設、小売店、料飲施設が施設全体の施設面積の97%を占める。これはリゾート全体のうち、カジノ施設に占める割合を3%とする日本政府による規制によるもの。約10スクリーンから構成されるシネマコンプレックスやボーリング場、体験型の屋外ショップなど、地元住民にも利用しやすい施設するほか、隣接するノーザンホースパークでの乗馬体験、スノーアクティビティといった、観光客向けのアトラクションも充実させる。アイヌ文化の広報施設も備える。開業後には5,000人から7,000人の雇用を創出し、地元経済への貢献を目指す。
投資規模は未確定であるものの、35億米ドルから45億米ドル(約3,780億円から4,860億円)を想定する。地元パートナー企業との進出を想定しており、コンソーシアムを結成する。出資比率にはこだわらないという。
モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントは、アメリカの先住民族であるモヒガン族によるIR運営会社。モヒガン族の自治が認められているアメリカ・コネチカット州のほか、カナダや韓国でもIRを運営、開発している。「モヒガン・サン」は、冬は豪雪に見舞われ、自然豊かな土地にあることなど、北海道と共通した気候であるとしており、他に名乗りを上げているIR事業者が四季を通じたリゾート運営の経験がないことから、これまでの経験を活かせるとした。
https://www.traicy.com/20190630-moheigan

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グレートジャーニーの探検家が血肉にした「本で冒険する」ということ

2019-07-01 | 先住民族関連
現代ビジネス 6/30(日) 13:00配信
マゼランに魅了された
 私は探検家ですが、今回の選書でもさまざまな世界に分け入っていくような、探究心に満ちた作品が中心となりました。
 まずは『マゼラン』。16世紀に世界で初めて、世界一周を成し遂げた人物の伝記小説です。作者のシュテファン・ツヴァイクは多くの伝記小説を書きましたが、どの作品でも、出だしでまず惹きつけられます。
 本作の冒頭は、現代とは比較にならないような設備の乏しい船で旅立ったマゼランが、いかに凄いかということが書かれています。その語り口は名人芸に近く、思わず読み続けたくなってしまうほど。
 実はマゼラン自身は旅の途中で殺されてしまい、出発地のスペインに帰着したのは彼の部下たちです。それでも、やはり彼の冒険心があったからこそ、偉業が達成されたのです。私自身も、マゼランという人物に存分に魅了されました。
 『人間はどこまでチンパンジーか? 』は、人間が進化してきた過程や、人間特有の性質について探究した学術書です。
 ジャレド・ダイアモンドは進化生物学者で、文献よりも実践を重視しています。ニューギニアなどでフィールドワークを行い、細かな観察をした上で論を展開してきた人なので、内容には確かな説得力があります。
 後半では動物の絶滅についても語られますが、特に興味深いのは、絶滅の波及効果です。例えば、パナマでは大型の肉食動物が絶滅した結果、なぜかアリドリという鳥が絶滅しました。天敵がいなくなったことで猪やヤマネコが急増し、食物連鎖で下位にいた鳥類が食べ尽くされてしまったのです。
 鳥とは言わずとも、小さな虫くらいなら滅んでもいいという人はいるかもしれません。しかし、生物同士がどのようにつながっているかは現在でもはっきりとわからず、虫1種の絶滅でも、甚大な悪影響がもたらされるかもしれないんです。生物や進化について、まだまだ世界には多くの未知が存在することを改めて実感しました。
極限状態でのリーダーシップ
 『エンデュアランス号大漂流』は探検史上に残る、劇的な生還劇のドキュメントです。20世紀初頭、イギリスの探検隊が南極大陸横断に挑戦しました。しかし、途中で船が沈み、28人が南極の真っただ中に取り残されてしまいます。
 想像を絶する寒さと食糧不足の中、彼らは2年間を耐え抜き、最後には全員の生還に成功しました。それに大きく影響したのは、隊長であるシャクルトンのリーダーシップの強さでした。彼はメンバーの不安を和らげることに力を入れ、不満をもつ者がいないように入念に調整したんです。また隊の構成についても十分に配慮していて、気象学者や船医など、各分野の優秀な人が揃えられていました。シャクルトンは南極点に到達した先人のアムンゼンやスコットを見ていて、彼らの良い点や悪い点をしっかりと学んで生かしたんですね。リーダーや組織のあり方を考える本としても、十分に唸らされます。
 『叛アメリカ史』は、数々の冒険小説で知られる船戸与一さんが、小説家デビュー以前に別名義で発表したルポルタージュです。支配者の歴史である正史に対して、「叛史」は先住民や黒人、日系アメリカ人など、アメリカにおける立場の弱い人たちから見た歴史ですね。ただ、弱者に寄り添うというよりも、「正史が設定した座標軸そのものをぶち壊す」ことが最初に宣言され、それだけに文章も、途方もないパワーにあふれています。船戸さんは小説でも「叛史」に立脚した作品が多く、その原点として本作があったと感じます。
 『告白録』は思想家ルソーの自伝で、私が人間のあり方を考える上でも大きな礎となった一冊です。ルソーの語りは非常に正直で、例えば自分の特異な性癖についても、隠さずに語っています。
 さまざまなエピソードが登場しますが、特に印象に残っているのは、ひとつの物事に夢中になるとそれ以外のことがどうでもよくなるという、ルソー自身の性格の分析です。私にも当てはまることだったのですが、何かひとつのことに熱中することは、今の日本では難しいのではないでしょうか。
 多くの組織では、短い期間で成果を出すことが求められ、若いうちに、確実に役に立つことを満遍なくやったほうがいいと言われます。でも、本当に面白いものは何かに夢中になった先にしか生まれませんし、一度は夢中になることを経験しないといけないんです。私にとっては、それが冒険でした。ルソーという先人の言葉から、若い読者が何か気づきを得てくれればと思います。(取材・文/若林良)
関野吉晴さんのベスト10冊
 第1位『マゼラン』
シュテファン・ツヴァイク著 関楠生・河原忠彦訳 みすず書房 入手は古書のみ
20世紀前半を代表する伝記作家ツヴァイク。その鮮やかな筆致によって蘇る、非業の死を遂げた英雄マゼランの軌跡
 第2位『人間はどこまでチンパンジーか? 人類進化の栄光と翳り』
ジャレド・ダイアモンド著 長谷川真理子・長谷川寿一訳 新曜社 入手は古書のみ
人間を人間たらしめているものは何か。「グレートジャーニーの10年間で、ぼろぼろになるまで愛読していました」
 第3位『叛アメリカ史 隔離区からの風の証言』
豊浦志朗(船戸与一)著 ちくま文庫 入手は古書のみ
「船戸さんは小説でも、アイヌなど虐げられた者たちの視点から歴史を語っていますが、その原点には本作があります」
 第4位『小田実全仕事 7-10〈評論I-評論IV〉』
小田実著 河出書房新社 入手は古書のみ
「自分が実際に見たものから思考を始めることの大切さは、小田さんから学びましたね」
 第5位『エンデュアランス号大漂流』
エリザベス・コーディー・キメル著 千葉茂樹訳 あすなろ書房 1400円
実話ならではの圧倒的な臨場感。「とにかく面白い。冒険ものの中でも最高峰ですね」
 第6位『アマゾン動物記』
伊沢紘生著 どうぶつ社 入手は古書のみ
「“弱肉強食”ではなく、生物たちが理想的に共存することについての視野が開けました」
 第7位『告白録』(上・中・下)
ジャン=ジャック・ルソー著 井上究一郎訳 新潮文庫 入手は古書のみ
「ドストエフスキーの『地下生活者の手記』と並んで、若いうちに読めば人生が変わる」
 第8位『Alaska 風のような物語』
星野道夫著 小学館 3200円
「一緒に写真展を開催したこともあり、星野さんとは同志と呼び合っていた仲でした」
 第9位『自由からの逃走』
エーリッヒ・フロム著 日高六郎訳 東京創元社 1700円
ドイツがナチズムに傾倒していった原因を探る。「今の日本にも警鐘を鳴らしうる一冊」
 第10位『極限の民族 カナダ・エスキモー ニューギニア高地人 アラビア遊牧民』
本多勝一著 朝日新聞社 入手は古書のみ
「限られた取材期間の中で、様々な民族を理解する力と確かな筆力に魅せられました」
 『週刊現代』2019年6月22・29日号より
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190630-00065479-gendaibiz-cul

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