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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ヒメマスに感謝の祈り アイヌ民族儀式、古式舞踊も 阿寒湖温泉

2019-07-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/07 05:00

阿寒湖の恵みに感謝し、祈りをささげる参加者たち(加藤哲朗撮影)
 【阿寒湖温泉】阿寒湖原産のヒメマスとアイヌ文化をPRする「ヒメマス祭」が6日、釧路市阿寒町の阿寒湖岸駐車場内特設会場で開かれた。アイヌ民族の伝統儀式「カパチェプノミ(ヒメマスへの祈りの儀式)」が行われ、ヒメマスと自然の恵みに感謝した。
 阿寒アイヌ協会が主催し、今年で3回目。儀式にはアイヌ民族や阿寒湖漁協の関係者ら約40人が参加した。
 アイヌ民族の男性2人が阿寒湖で取れた体長約30センチのヒメマス6匹を手に丸木舟で湖から登場。祭司を務める西田正男さん(阿寒アイヌ工芸協同組合代表理事)が副祭司を通じてヒメマスを受け取り神々に奉納、参加者と共に感謝の祈りをささげた。
 その後、一同は阿寒湖岸に設置された祭壇に移動。湖の恵みに感謝し、再び祈りをささげた。阿寒アイヌ民族文化保存会や、札幌ウポポ保存会がアイヌ古式舞踊を披露し、観光客らにアイヌ民族の伝統文化を伝えた。
 観光で訪れた東京都の会社員和気睦美さん(50)と兵庫県の会社員秋田由佳さん(48)は「この地域に伝わる大切な伝統文化。これからも守り続けてほしい」と話した。
 会場ではヒメマスの塩焼きなどが販売され、観光客らは阿寒の味覚を楽しんでいた。(熊谷知喜)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322742

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200円ビール「待ってた」 「道産子★感謝DAY」盛況 札幌

2019-07-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/07 09:40
 ビールが1杯200円で味わえるサッポロビールの人気イベント「道産子★感謝DAY」が6日、2日間の日程で札幌市東区のサッポロガーデンパークで始まり、市民や観光客が青空の下でのどを潤した。
 2009年から開かれており今年で11回目。昨年は約4万5千人が来場し2日間で計約5500リットルのビールを味わった。
 会場では北海道限定ビールとして人気の「サッポロクラシック」を200円(420ミリリットル)で販売するほか、宗谷管内猿払村のホタテなど道産品を楽しめる出店も並んだ。札幌市中央区の会社員田中正貴さん(41)は「1年間待っていた」と、職場の仲間と乾杯していた。
 売り上げの一部は、公益財団法人アイヌ民族文化財団や道庁赤れんが庁舎の改修事業などに寄付される。
 7日は午前10時~午後4時。サッポロファクトリー会場(中央区北2東4)でも開かれる。(野呂有里)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322807

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TVアニメ「ゴールデンカムイ」第3期の制作決定!PV&新ビジュアルもお目見え

2019-07-08 | アイヌ民族関連
ナタリー 2019年7月7日 17:00

野田サトル原作によるTVアニメ「ゴールデンカムイ」第3期の制作が決定。併せてPVと新たなビジュアルが公開された。
これは本日7月7日に東京・よみうりホールにて開催された「TVアニメ『ゴールデンカムイ』スペシャルイベント」にて発表されたもの。新ビジュアルには「そして、樺太へ―」というコピーとともに、吹雪の中を歩く主人公・杉元佐一の姿が描かれた。
「ゴールデンカムイ」はゴールドラッシュに湧いた明治後期の北海道を舞台に、アイヌが遺した莫大な埋蔵金を狙う、元軍人の“不死身の杉元”と、アイヌの少女・アシリパを軸に描く冒険活劇。TVアニメ第3期では、離別したアシリパとの再会を誓い、杉元が樺太へ歩みを進める。
https://www.youtube.com/watch?v=jZJc0r8cV1Q
https://natalie.mu/comic/news/338740

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13歳の貧困少年、捨てられたビーチサンダルでカーモデル作成

2019-07-08 | 先住民族関連
大紀天 2019年7月7日 13:13

(L: Facebook | Indigenous PH, R: YouTube Screenshot | Little Big Shots PH)
フィリピンの貧しい男子生徒は、捨てられたゴム製のビーチサンダルから素晴らしいおもちゃを創作します。
13歳頃の少年達は大抵コンピューターゲームや、iPad、Xboxなどに夢中で、絵を描いたり文章を書いたりといったより想像力や創造性が必要なことにあまり時間を使いません。
この男子生徒にはこういった問題はありません。彼はプラスチック製の玩具すら買うお金が無く、高級なコンピュータゲームなどはもちろん買うことができません。その代わりに、彼は素晴らしい独創的なアイデアを思いつきました。
ジュペル・バトバト(13歳)は、フィリピンのオリエンタルミンドロ州バコにあるCasillon(カシヨン)小学校に通っています。彼の家族は貧困ライン以下の生活を送っており、新しい玩具を持つことはほとんどありません。
Indigenous PH(フィリピン先住民族)によるFacebookの投稿によると、バトバトは“'Mangyan (マンギャン)”という部族に属しています。彼が生まれ育った地域には電気が通っていません。
学校への徒歩通学も大変です。道は険しく、家族はバトバトに履物を買い与える余裕がないため、彼は毎日素足で過ごします。
毎日学校まで20分ほど歩かなければなりません。
ミラーの記事によると、その少年は車に興味を持っており、いつもジープで学校に通うことを夢見ていました。
彼は学校への道中、時折片方だけの古いゴム製のスリッパ、またはフリッビーチサンダルを見つけます。そして想像力を駆使し、自動車、ジープ、バンの独創的なおもちゃの作品を作ります。
才能あるその少年は、家族や友人から寄付された古い靴やスリッパから4×4のカーモデルを作ります。
おもちゃを完成させるのにパーツを組みわせる前に、熱心なバトバトは座って適切な形状にゴム底を彫ります。そのためそれぞれのおもちゃの車は細部まで行き届いた芸術作品となっています。
時々彼はさらに創造的になり、モデルに懐中電灯かLEDランプを加えて完全に新しい効果を与えます。
Indigenous PHによるFacebookの投稿には、ソーシャルメディアユーザーから次のような賞賛のコメントが寄せられました。
「おお。素晴らしい才能ですね。純粋な心を持つ夢の追求者。彼の芸術作品は非常にユニークです。とても気に入りました。」
「才能ある少年。人生の中で最高の教育が受けられ成功することを祈ります。この世界にはあなたのような子供たちがもっと沢山必要です。良い仕事を続けてください」
「彼の作品は将来とても価値がでると確信しています。:-)」
おもちゃを作るためのバトバトの才能は、テレビやdタレントショー「Little Big Shots(リトルビックショット)」でも取り上げられました。
彼はまた優しい心を持っています。ミンドロニュースによるFacebookの投稿記事によると、バトバトは自分と家族の生計を立てるためだけでなく、自分の学校のための資金集めに彼のユニークなおもちゃを売りたいと考えています。
確かにその少年は美しい心を持っています。本当になんという感動的な少年なのでしょう。
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_44545/

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3万年前の航海を再現 きょう台東を出発 丸木舟で沖縄目指す/台湾

2019-07-08 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2019/07/07 18:39

(台東 7日 中央社)約3万年前の航海を再現する日台合作プロジェクトのチームが7日、東部・台東県北部の烏石鼻漁港を出発した。丸木舟に乗った台湾人と日本人の男女5人が、風向きや星の位置などで針路を探りながら沖縄県与那国島を目指す。
人類が約3万年前にどのようにして海を渡ったのか、その謎を解くため、日本の国立科学博物館(東京都)と台湾の国立台湾史前文化博物館(台東県)が共に進める同プロジェクト。これまで台湾原住民(先住民)アミ族の知恵を活かした竹の舟などで挑戦したが、目的地にたどり着けなかった。
今回は「最後の挑戦」とし、6月25日から出航の機会を待っていた同チーム。天候を確認した上で7日午後、出発した。順調に進めば、およそ30時間で到着すると見られているが、3~5日かかる可能性もあるという。
チームはフェイスブックやツイッターなどで航海の様子を紹介している。
(李先鳳/編集:楊千慧)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201907070003.aspx

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日本人はどこからやってきた? 丸木舟が出航

2019-07-08 | 先住民族関連
NHK 2019年7月7日 15時30分
謎に包まれている太古の歴史をひもとく挑戦が最終段階を迎えています。3万年前、日本列島に現れた祖先たちは、大陸からどうやって来たのか?その謎にせまるため、研究者たちが古代の航海を再現しようとするものです。6年前に始まったこのプロジェクト、いよいよ、台湾から沖縄・与那国島への航海実験が始まりました。私たちは、この壮大な実験に密着取材を行っています。
(「クローズアップ現代+」ディレクター 今氏源太)
「6年越しのプロジェクト」ラストチャレンジ!
はるか昔、3万年前と同じ状況を再現して、台湾から沖縄へ舟で向かう。この壮大なプロジェクトが始まったのは2013年のこと。祖先たちは、どうやって日本列島へやって来たのか、その旅を解き明かそうと、国立科学博物館の海部陽介さんを中心に立ち上げられました。
人類学者である海部さんにとっても、太古の昔に、人類がどうやって航海を成功させていたのかは、大いなる謎でした。今より、約80m海水面が低かった当時、現在の台湾は大陸とつながっていましたが、それでも沖縄とのあいだには広大な海があったからです。
そこで、海部さんは、自分たちで、当時の航海を実証的に再現しようと決意。人類学者、考古学者、古気候学者などの研究者仲間や、プロのシーカヤックガイドなど、総勢60名ほどのスペシャリストたちに協力を呼びかけ、これまで沖縄や台湾の近海などで航海実験を重ねてきました。

5回目となる今回は、ラストチャレンジとして、台湾から沖縄・与那国島へ、200キロの旅に挑みます。
「祖先たちの海への挑戦を、できるかぎり詳細に解き明かしたい」(海部さん)
大実験!「3万年前の航海」の謎を解く
海部さんたちがこのプロジェクトを始めたきっかけは、近年、沖縄で旧石器時代の遺跡が続々と発見されていることです。中には日本列島で最古となる約3万年前の人骨も出土しています。
海で大陸と隔てられていた小さな島に、祖先たちはどうやってたどり着いたのか?しかし、遺跡から発見される限られた証拠では、この謎に答えることができませんでした。
そこで、挑戦したのが、当時の技術で航海を徹底的に再現する「実験考古学」と呼ばれる手法でした。この手法では、当時の航海を再現するにあたり、厳密なルールを設けます。たとえば舟を作るとき、石器のように、当時も確実にあった技術は使いますが、鉄器やマストなど、明らかに新しい時代に生まれたものは用いません。
さらに、利用する素材は、木や草など、周囲の環境に自然にあるものだけにとどめます。再現実験を行ってみて、もし成功すれば、当時も同様の航海を行っていたと考えられます。
逆に失敗すれば、別のやり方で実験を試みます。こうして繰り返して実験を行うことで、過去の謎に迫ろうというわけです。
「わからないことを、わからないままにしておきたくなかった。自分たちで、祖先たちの冒険を体感しながら、謎に迫りたかった」(海部さん)
3万年前の状況を忠実に再現するために、航海そのものも、厳密なルールのもとで行われます。もちろん、舟を漕ぐのは人力。当時なかった道具、たとえば地図やコンパス、スマホや時計などは、一切使いません。伴走する船は、進路を指示せず、ついて行くだけ。舟を漕ぐ「漕ぎ手」は、進路を太陽や星の位置から判断します。ただし、食料や飲料水、服などは、安全管理の面から認めることにしました。さらに、「漕ぎ手」は男女混合の5人で、途中で交替しないという決まりも作りました。祖先たちは、たどり着いた沖縄で子孫を残したことから、当時の舟には、男性も女性も乗り込んでいたと考えられるためです。
世界で最も難しい航海
最も古い時代に、日本列島にやって来た祖先たちが成し遂げたこの航海には、もう一つ大きな意味があります。実は、当時としては「世界で最も難しい航海」だったと考えられるのです。
その理由が、世界最大規模の海流「黒潮」です。サンゴやプランクトンから過去の気候を調べる古気候学者の研究や、スーパーコンピューターを使った当時の海流の推定などから、3万年前にも、大陸と沖縄の間には、強い黒潮が流れていたことがわかっています。
それまでの時代にも、ホモ・サピエンスが海を越えた証拠が残っていますが、これほどの海流を越えたのは、人類史上、初めてのことでした。つまり、日本列島に渡ってきた祖先たちは、当時、世界で最も困難だった大冒険を成し遂げた人たちでもあったのです。
「日本列島を舞台に、祖先たちが大冒険を繰り広げていた。こんな事実があったことに、研究者として興奮しました」(海部さん)
「舟」の謎をめぐる試行錯誤
祖先たちは、どんな航海を行い、黒潮を乗り越えていたのか?プロジェクトを進める海部さんたちにとって、最大の謎だったのが「舟」でした。石器などと違い、遺跡の証拠に残りにくいため、当時、どんな舟で航海していたのか、全くわからないからです。
2016年に行われた、最初の実験でトライしたのは、「草舟」でした。
海部さんが着目したのは、アジアに広く自生しているヒメガマという草。このヒメガマを、南米・チチカカ湖の先住民族に伝わる伝統的な草舟の製作方法を元に、現代的な技術は一切用いず、ツルだけで束ねて作り上げました。
しかし、「草舟」を使った航海は途中で断念することになります。進むにしたがい、水が舟に浸透し、重くなりすぎたためでした。
つづく2017年、台湾の研究者と共同で行った実験で用いたのは「竹筏舟」。

台湾の南東部に暮らす先住民族・アミ族に古くから伝わる、竹を使って筏舟を作り上げる技術をいかしたものでした。
今度は、安定性にも耐久性にもすぐれていましたが、速度が上がらず、黒潮を越えるには課題が残りました。
黒潮を越えろ!
いったい、どんな舟ならば航海は可能になるのか。試行錯誤の末に、たどりついたのが、杉の木を使った丸木舟です。全長7.5メートル、重さは350キログラム。「杉の女神」から頭文字を取り「スギメ」と名付けられました。
海部さんたちが、丸木舟を試すことにした背景には、最近の新発見があります。同時代の遺跡から、木を切り倒すことができる石斧が発見され、当時の技術でも丸木舟が作ることができた可能性が高いことがわかってきたのです。
海部さんたちは、この「スギメ」を作るにあたり、杉の大木を石斧で切り倒し、くり抜いて作るなど、徹底的に検証を行いました。
これまでの練習で、「スギメ」は黒潮を横断するのに十分だと考えられるスピードが出ており、期待が高まっています。
“シェア”で支える「クルー」
いよいよ始まる台湾から沖縄へわたる航海実験。海部さんたちのプロジェクトには、メンバー以外にも、たくさんの支援者がいます。
なかでもクラウドファンディングを利用した資金の募集は、日本の国立博物館として初めての試み。これまでに合計7000万円、延べ2000人近くの人から協力を得ることに成功しました。
プロジェクトでは、クラウドファンディングに協力してくれた方を「クルー」と呼んでいます。「クルー」とは、舟の乗組員という意味。つまり、協力してくれた人も、この航海プロジェクトの仲間だ、という感謝と尊敬の意味が込められています。「クルー」たちは、海部さんたちメンバーとの交流会や、最新情報の定期配信などで、この壮大な挑戦を見守ってきました。
なぜわれわれは唯一の「人類」になったのか
海部さんには、この実験を通して迫りたい、より大きな謎があります。なぜ、私たちホモ・サピエンスだけが唯一の「人類」として、生き残ったのか、というものです。
実は近年、人類学の世界では、これまでの常識を覆す発見が相次いでいます。ほんの数万年前まで、地球上には、ネアンデルタール人やホモ・フローレシエンシスなど、ホモ・サピエンス以外にも多様な人類が生きていたことがわかってきただけでなく、そうした絶滅した人類たちが、従来考えられていたより高度な文化を持っていた可能性が高いことが明らかになってきているのです。
しかし、これほどの航海を成し遂げることができたのは、ホモ・サピエンスだけでした。つまり、この航海を成功させることができた秘密を解き明かすことができれば、私たちと、絶滅した人類の仲間たちとを分けたものがわかるのではないか、と海部さんは考えているのです。
それは、「技術の高さ」や、新しいものを生み出す「イノベーション」の力だったのか。あるいは、集団で目標を成し遂げるために不可欠な「協力する性質」だったのか。それとも、未知なるものへ挑戦する「冒険心」だったのか。その答えが、この航海の先にあるかもしれません。
独占密着取材!ディレクターも200キロの旅へ
NHKでは、このプロジェクトを、4年にわたって、継続取材してきました。今回のラストチャレンジにも、密着します。ディレクターの私、今氏をはじめとした3人の取材班は、6月23日にスタート地点となる台湾東部に入り、出航の日を待ってきました。
ところが現地の天候は変わりやすく、出発日は二転三転。最終的に7月7日の船出が決まりました。7日、沖縄・与那国島に向けて、私たち取材班も伴走船で、200キロの航海に出発しました。
出発からおよそ36時間で、与那国島に到着すると予測されている今回の航海。果たして無事に到着するのか?どんな困難が待ち受けているのか?
NHKでは、7月24日(水)放送予定の「クローズアップ現代+」で詳しくお伝えする予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190707/k10011981661000.html

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