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モヒガン・ゲーミング&エンターテイメント(MGE)、ヒルトン・キュリオ・コレクションのヴァージン・ホテルズ・ラスベガスとパートナーシップ締結

2019-09-19 | 先住民族関連
JIJI.COM 9月19日(木)
[Mohegan Gaming & Entertainment]
モヒガン・ゲーミング&エンターテイメント(MGE)、2020年開業予定のヴァージン・ホテルズ・ラスベガスでのカジノ運営が決定
【米国コネチカット州アンカスビル】統合型エンターテイメント・リゾート(IER)の総合開発を世界各地で展開するモヒガン・ゲーミング&エンターテイメント(以下モヒガン)は、2019年9月17日、JCホスピタリティと合同で、世界で最も魅力的なカジノ市場の一つであるラスベガスに参入することを発表しました。JCホスピタリティとの複数年契約では、モヒガンが開業間近の「キュリオ・コレクション by ヒルトン」(以下ヒルトン・キュリオ・コレクション)のヴァージン・ホテルズ・ラスベガスで5570平方メートルのゲーミング空間を運営することが決定しています。建設が完成し、モヒガンがネバダ州委員会から認可を取得次第、契約が開始される予定です。
「モヒガンのブランドをヴァージン・ホテルズ・ラスベガスと連携させることにより、当社の拡大し続けるネットワークやリーチをグローバルなエンターテイメントの首都ラスベガスまで広げることができます。ヴァージン・ホテルズと当社の戦略的提携でしか実現し得ない素晴らしいゲスト・エクスピリエンスを味わう機会を、最高峰を追求する世界中の旅行者へと贈り届けます。」とモヒガンのCEO、マリオ・コントメルコスは話しました。
モヒガンは現在、世界をけん引する統合型エンターテイメント・リゾート(IER)の開発企業へと目まぐるしい成長を続けています。世界で最も盛り上がりを見せるエンターテイメント市場においてモヒガンがブランド・プレゼンスを得ることにより、モヒガンの所有者であるコネチカット州モヒガン族は、ラスベガスのストリップ・リゾート通路で事業展開をする初のアメリカ先住民族となります。
モヒガン族の暫定首長、ジェームス・ゲスナー・ジュニアは、「この新しいパートナーシップは非常にエキサイティングであり、「業界トップ」と評される二つの企業を引き合わせ、常に新機軸を打ち出すモヒガン族の伝統を受け継いでいます。」とコメントしました。
「モヒガン族の一機関であるモヒガン・ゲーミング&エンターテイメントは、伝統的な理念と現代的な価値観を融合しております。ヴァージン・ホテルズ・ラスベガスが当社のラスベガス市場への第一歩となることをとても楽しみにしています。」とJCホスピタリティの会長兼CEO、リチャード「ボズ」ボスワースは話しました。JCホスピタリティはハードロック・ホテル&カジノの所有企業でもあります。「モヒガンは、ヴァージン・ホテルズ・ラスベガスの変革のために、業界最高峰のオペレーターと提携することで、我々のコミットメントをさらに拡大します」
ハードロック・ホテル&カジノは先日、AEG Presentsと「ザ・ジョイント・インサイド・ハードロック・ホテル&カジノ」と共同で経営、運営、予約管理業務を行う合意を発表しました。共同運営等はホテル・カジノが2020年秋にヴァージン・ホテルズ・ラスベガスとしてリブランディングされ次第、開始される予定です。
8ヶ月間に及ぶリフォームは2020年2 月に開始予定で、古き良き時代のラスベガスを思い出させてくれるカジノ・リゾートは2020年末に開業予定です。
モヒガン・ゲーミング&エンターテイメントについて
モヒガン・ゲーミング&エンターテイメント(以下モヒガン)は世界随一の統合型エンターテイメント・リゾート総合開発企業です。代表施設には米国コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン、韓国インチョンのインスパイア、カナダ・ナイアガラのナイアガラ・カジノがあります。モヒガンはコネチカット、ニュージャージー、ワシントン、ペンシルバニア、ルイジアナの米国各州と北アジア、カナダ・ナイアガラの世界各地で統合型エンターテイメント・リゾートを所有、開発、運営しています。現在、ネバダ州ラスベガスでは認可取得最中です。 WNBA所属、女子プロバスケ・チームのコネチカット・サンとナショナル・ラクロス・リーグ所属、男子プロラクロスのニューイングランド・ブラック・ウルブスも所有、運営しています。企業とリゾートについての詳細はwww.mohegangaming.comをご覧ください。
JCホスピタリティLLCについて
開発、運営、投資会社のJCホスピタリティLLCは、ハードロック・ホテル&カジノ・ラスベガスの所有企業であり、ジュニパー・キャピタル・パートナーズ、バージン・グループ、リウナ、フェンゲート・リアル・アセット、ドリーム・アンド・オーランド・デベロップメントと共同で当リゾートを経営しています。
ヴァージン・ホテルズについて
ヴァージン・ホテルズは、心を込めたサービスを明瞭な価値観とシームレスなパーソナライズ型ホテル滞在を組み合わせた、ライフスタイル・ホスピタリティ・ブランドです。イギリス人実業家サー・リチャード・ブランソンが率いるグローバル企業、ヴァージン・グループの40年以上に及ぶイノベーションと「スマート・ディスラプション」(創造的破壊)の実績を受け継いでいます。どのホテルもグルメへの情熱を音楽と文化で交差させており、現地景観と融合した滞在環境は、旅行者や現地ゲストにとっても活気ある開放的な空間を生み出しています。ヴァージン・ホテルズ・シカゴはコンデナスト旅行誌読者賞で2016年度「アメリカ第一位のホテル」に、2016年と2017年度「シカゴ第一位のホテル」に選出されました。近年ではヴァージン・ホテル・サンフランシスコを開業し、現在、ナッシュビル、ダラス、ニューヨーク、シリコンバレー、パームスプリングス、エジンバラ、ラスベガスで開発を進めています。ボストン、ロサンゼルス、マイアミ、オースティン、シアトル、ロンドンなどの都市でホテルとオフィスの用途転換や一からの開発を手掛け続けています。
ヒルトン・キュリオ・コレクションについて
「キュリオ・コレクション by ヒルトン」、ヒルトン・キュリオ・コレクションは70施設以上の二つとないユニークなホテルとリゾートから成るアッパー・アップスケール・グレード施設の世界的ポートフォリオを抱えています。現地の魅力とどんな旅行者タイプにも対応したアメニティ類をもって本格的な旅行体験を提供しています。ヒルトン・ホテルの特典と表彰歴もあるゲスト・ロイヤルティ・プログラム、ヒルトン・オナーズもご利用いただけます。ヒルトン・ブランドとホテルのニュースについてはnewsroom.hilton.com/curioを、キュリオ・コレクションの各施設を現地ゲストの目線で楽しめる48時間滞在プランはcitiesbycurio.comご覧ください。キュリオシティ・クイズではみなさまの旅行者タイプも診断しています。フェイスブック、インスタグラム、ツイッターの各SNSでコレクションとつながることが可能です。
企業プレスリリース詳細へ (2019/09/18-17:40)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000006.000038349&g=prt

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東京ドキュメンタリー映画祭2019のラインナップ発表、47本を上映

2019-09-19 | アイヌ民族関連
映画ナタリー 9/18(水) 18:01配信
東京ドキュメンタリー映画祭2019が、11月30日から12月6日まで東京・K's cinemaで開催される。
長編コンペティション部門にノミネートされた作品は10本。東日本大震災と“霊魂”を題材にしたフランス人監督による「ライジング・フロム・ツナミ」、盆踊りで平和の輪を描く鎌倉イマジン盆踊り部に密着した「発酵する民」、朝鮮人学校の差別と抵抗の歴史をたどる高賛侑監督作「アイたちの学校」などがスクリーンにかけられる。また短編コンペティション部門には25作品が選ばれた。
招待作品に選ばれたのは、土本典昭の「東京都」「ドキュメント路上」、土井敏邦の「福島は語る」、鎌仲ひとみの「小さき声のカノン-選択する人々」。特集「映像人類学の冒険」では、北村皆雄の「アカマタの歌 海南小記序説/西表島・古見」、大森康宏の「ジョゲット・ブンブン」「土と火と水の葬送―バリ島の葬式」など8本が上映される。
最終日には、コンペティション作品のグランプリ、観客賞など各賞の授賞式を実施。長編コンペティション部門の審査員は山崎裕、鎌仲、金子遊が務める。短編コンペティションの審査員には、映像プロデューサーの安岡卓也、ドキュメンタリーマガジンneoneo編集室の佐藤寛郎が就任した。
■ 東京ドキュメンタリー映画祭2019
2019年11月30日(土)~12月6日(金)東京都 K's cinema
<上映作品>
□ 長編コンペティション
「アイたちの学校」
「空と、木の実と。」
「とりもどす―囚われのアイヌ遺骨―」
「つれ潮」
「発酵する民」
「戦後中国残留婦人考 問縁・愛縁」
「ニッポン●解散 第1部 杉並の乱」
「調査屋マオさんの恋文」
「テスティモニー 証言」
「ライジング・フロム・ツナミ」
□ 短編コンペティション
沖縄と基地問題
「Reunite with My Past Self in Okinawa ~沖縄で過去の自分と出会って~」
「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」
記録映像によるアート
「美しくあいまいな日本の私たち」
「THE NEVERENDING CEREMONY」
「ユメみばなにうつつ」
「旅のあとの記録」
「ANIMA」
「イデア」
森と農のある暮らし
「ユートピア」
「ビューティフル・ビーキーパー きれいな蜂飼い」
「森の守り人~イサムの場合~」
21世紀の難民たち
「かぞくの証明」
「ビニールハウスは家じゃない(This is not a house)」
アジアと戦争
「拓魂 ―ある満蒙開拓団員の証言―」
「『私は何者であるのか…』-ある台湾人学徒の証言-」
「アンセスターズ・メモリーズ」
親子の離別
「芯言~残された子ども~」
「ふたつの故郷を生きる」
テレビが映す人の“性(さが)”
「ザ・カミングアウト~中国LGBTの叫び~」※劇場版
「大黒座ベイ・ブルース」
おいかけ女子のシネエッセイ!
「酔いどれ東京ダンスミュージック」
「劇場版三木はるか賞2018」
人生という名の哀歌
「家にあるひと」
「石山さん」
「三道嶺ブルース―消えゆく蒸気機関車と生きて」
□ 特別作品
「東京都」
「ドキュメント路上」
「福島は語る」※劇場版
「小さき声のカノン-選択する人々」
□ 特集「映像人類学の冒険」
「アカマタの歌 海南小記序説/西表島・古見」
「ジョゲット・ブンブン」
「土と火と水の葬送―バリ島の葬式」
「ラリベロッチ―終わりなき祝福を生きる―」
「僕らの時代は」
「精霊の馬」
「Ainu ひと」
「森のムラブリ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000095-nataliee-movi

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ペッカムイノミで豊漁願う アイヌ民族文化財団-白老

2019-09-19 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2019/9/16配信

伝統の儀礼でサケの豊漁を祈る関係者
 アイヌ民族文化財団は13日、白老町のウヨロ川と白老川の河口河川敷でサケの豊漁を祈る伝統儀式「ペッカムイノミ」を行った。
 ペッカムイノミは、サケの遡上(そじょう)時期に漁の安全と豊漁を祈願するアイヌ民族の儀礼。明治以降の同化政策で長く途絶えていたが、1982年に札幌市で100年ぶりに復活した後、白老でも89年以降毎年執り行われ、昨年、同財団が旧アイヌ民族博物館から引き継ぎ今年も実施した。
 トマリオルンカムイ(入り江の神)、チワシコロカムイ(河口の神)など5神を祭り、サケを供えた祭壇を河川敷に設け、民族衣装を身にまとった同財団職員らが神々に祈りをささげた。
 祭主を務めた同財団の野本三治文化振興・体験交流課長(57)は「アイヌ文化を伝承していくことが私たちの使命。儀礼を通して若手職員の育成も図りたい」と話した。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/17164/

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逮捕覚悟 先住権問う 「アイヌの伝統」許可申請せずサケ漁

2019-09-18 | アイヌ民族関連
東京新聞 2019年9月17日 夕刊
網にかかった魚を回収するアイヌ民族の畠山敏さん=1日、北海道紋別市で
 アイヌ民族の畠山敏さん(77)が北海道紋別市の川で、サケ漁は先住民族の権利(先住権)だとして、道に許可申請をせずに伝統儀式用のサケを捕獲し、道警の取り調べを受けた。先住民族が伝統的に行ってきた漁などは国際的に権利として認める流れにある。しかし日本ではアイヌを法律で「先住民族」と明記しながら先住権を認めず、畠山さんの行為は「違法」に。捨て身ともいえる畠山さんの行動が先住民族とは何かを問いかける。
 ▽儀式
 「違法なのでやめてください」。九月一日早朝、網に掛かった魚をアイヌ伝統の丸木舟に揚げる畠山さんに、道職員は川岸から繰り返し呼び掛けた。居合わせたアイヌらは反論する。「生活の権利を奪っておいて法律違反とは勝手じゃないか」
 四月成立のアイヌ施策推進法でアイヌは「先住民族」と明記された。畠山さんは「われわれの権利だ」と制止を無視して漁を続け、サケなど約六十匹を捕獲。二匹はこの日の儀式に供え、残りは参列者らに振る舞った。

北海道警が畠山敏さんの倉庫から押収した物品の一覧
 ▽許可制
 明治政府はアイヌを日本人に組み込む同化政策で日本語を強制し、主食の一つだったサケの漁も一方的に禁じた。戦後も状況は変わらず、二〇〇五年になって道は内水面漁業調整規則で、伝統的な儀式や漁法の伝承に限り捕獲を許可した。
 昨年度に十三件、計約千三百匹の捕獲を認めた道は「申請がないと密漁と区別できない」と説明するが、畠山さんはアイヌの大地でなぜ許可が必要なのか、との立場で議論がかみ合わない。畠山さんは「土足で踏み込んできた和人(アイヌ以外の日本人)に左右されるつもりはない」と強く反発している。
 昨年も申請せずに漁をしようとし、警察に止められた。「権利回復を訴えたい」。今年は覚悟を決め、道にも「申請はしない」と通告していた。
 道の告発を受け、道警は規則違反の疑いで畠山さんの倉庫などを家宅捜索し、網やかごを押収した。「神にささげるために捕った」「逮捕してくれ」。取り調べで胸を張る畠山さんには、起訴され裁判になれば法廷で訴えたいとの思いがある。
 ▽国際性
 海外では北欧の先住民族サーミなど多くの民族が漁業権などの先住権を取り戻している。後押しするのは、各国に権利回復の取り組みを求めた国際人権規約や国連の宣言だ。「国際的な流れが先にあり、それに合わせてそれぞれの国が法律を変えてきた」と先住民族の復権に詳しい室蘭工業大名誉教授の丸山博さん。
 日本は昨年八月、国連から土地や資源に関するアイヌの権利を守っていないとされ、保護を勧告された。だが、アイヌ施策推進法ではそうした権利は規定されず、付帯決議で「勧告などに留意し施策の検討に努める」とするにとどまっている。
 丸山さんは「アイヌが生まれながらに持つ文化享有権が憲法で保障されるとした裁判もある。許可がなければサケ漁を認めないのは違憲の可能性がある」と指摘した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019091702000260.html

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サケの豊漁祈願 白老でアイヌ民族

2019-09-18 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2019年9月17日09時29分
サケの豊漁を祈願する「ペッカムイノミ」=北海道白老町の白老川河口付近
 サケの豊漁を祈願するアイヌ民族の伝統行事「ペッカムイノミ」が13日、北海道白老町で行われた。
 「アイヌ民族文化財団」の恒例行事。白老川とウヨロ川が合流する河川敷に、「河口の神」など五つの神を祭った祭壇を設け、民族衣装を着た約25人が捕れたばかりのサケや団子を供え、多くのサケの遡上(そじょう)を祈った。
 この伝統行事は、1982年に札幌市の豊平川河川敷で、1世紀ぶりに復活し、現在は15ほどの地域で行われている。
 (西川祥一)
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1909170100003.html?_requesturl=articles%2FCMTW1909170100003.html&rm=135

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トマムの自然に溶け込んで クラブメッド 音楽、食テーマに初の「グリーンビーツ」

2019-09-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/18 05:00
 【占冠】クラブメッド北海道トマムで14日から3日間、音楽と環境、食、自然をテーマにした初めてのフェスティバル「グリーンビーツ」が開かれた。期間中に宿泊者を含めて延べ約800人が来場し、道内外のアーティストらによる音楽ライブなどを楽しんだ。
 自然豊かなトマムの魅力に触れ、環境保護に関心を持ってもらおうと、今回初めて企画した。
 ステージでは札幌や韓国、台湾のアーティストが音楽ライブを披露。周辺で拾った葉などを原料に布を染める「生葉染プリント」の製作体験や、アイヌ文様を施した工芸品の展示も人気を集めた。屋外では空中ブランコやヨガ体験などが行われた。
 妻と一緒に来場した東京都の会社員水口一真さん(38)は「道内産食材使った料理の種類が多くて気に入った。冬のスキーシーズンにも来てみたい」と喜んでいた。フェスの売上金の一部は胆振東部地震の被災者を支援するNPOなどに寄付される。(伊勢裕太)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/345633

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アイヌ民族先祖37人供養 クナシリ・メナシの戦いしのび根室で儀式

2019-09-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/18 05:00

ノッカマップの高台で37人の霊を慰める参列者たち
 【根室】クナシリ・メナシの戦い(1789年)で和人に処刑されたアイヌ民族37人の霊を慰める「第46回ノッカマップ・イチャルパ」が17日、根室市郊外のノッカマップで行われた。
 根室アイヌ協会(能登由美会長)の主催。道内外のアイヌ民族や関係者ら約50人が参列し、祭司は阿寒アイヌ協会の沢井和彦さんが務めた。北海道アイヌ協会の加藤忠理事長も出席した。
 能登会長は「37人の先祖を手厚く供養したい」とあいさつした。近くの倉庫でカムイノミ(神へ祈る儀式)を行った後、国後島を望むノッカマップの高台に移動してイチャルパ(先祖供養の儀式)を行った。参列者は37のイナウを立て、果物や酒などを祭壇に供えて、犠牲になった人々に祈りをささげた。
 クナシリ・メナシの戦いは、国後島やメナシ地方(現在の羅臼町と標津町)のアイヌ民族が、一帯の漁場を運営していた和人による非道な搾取や横暴な行為に耐えかねて決起し和人71人を殺害したが、松前藩に鎮圧され、関与したアイヌ民族37人がノッカマップ周辺で処刑された。(堀井友二)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/345582

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アイヌ民族の生活向上へ 10月中に有識者委員会を設置へ 道議会代表質問

2019-09-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/17 18:41
 鈴木直道知事は17日の道議会代表質問で、アイヌ民族の生活向上に関する新たな推進方策の策定に向けて、10月に関係者や有識者による検討会を設置する方針を示した。アイヌ施策推進法が5月に施行されたことなど踏まえ、雇用や生活の改善策を議論する。
 現在の第3次方策の期間は2016~20年度。新たな方策は21年度以降を対象とする。知事は「検討会の委員は教育や文化、産業、観光などの分野から十数人程度を予定し、幅広い視点で検討する。女性委員の登用に努める」と強調した。
 また、知事は認知症患者の支援拠点となる「認知症疾患医療センター」を拡充する考えも表明。同センターは専門医を配置し、患者の早期発見や家族を支援する人材育成などを行う。現在、道内の19病院が指定されており、今後、指定を増やす。知事は「相談支援体制の充実に努め、認知症の方とその家族が希望を持って生活できる地域づくりを推進する」と述べた。
 北海道結志会の佐藤伸弥氏(網走市)と公明党の志賀谷隆氏(函館市)への答弁。(竹中達哉、犬飼裕一)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/345565

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サンシャインシティで北海道グルメイベント ビアガーデンやスイーツエリアも

2019-09-18 | アイヌ民族関連
みんなの経済新聞 9/17(火) 18:14配信
北海道グルメイベント「北海道まるごとフェア」が10月11日から、池袋のサンシャインシティで開催される。(池袋経済新聞)
ビアガーデンも
 「肉」「海鮮」「ご当地ラーメン」「地酒」「シメパフェ」など北海道グルメをイートインで楽しめるほか、北海道各地の特産品や名産品も販売。10月10日には、飲食店のみプレオープン(17時30分~20時)する。
 屋外特設会場の「北海道まるごとビアガーデン」では、海鮮や肉を炭火焼きで提供するほか、サッポロビールとジンギスカンも用意する。
 北海道の日本酒を集めた利き酒エリアでは、「上川大雪」「国稀」「二世古」などを飲み比べできる。網走ビールの飲み比べセット、「フラノローザ」や「フラノブラン」などのクラフトビール、「ソラチ1984」の生ビール、「大雪ピルスナー」「ネコ酒プレミアム」、じゃがいも焼酎「北海道清里」、ワインなども販売する。
 「ザンギ(唐揚げ)」「鹿肉」「道産牛の肉すし」「豚丼」「ウニのせサーロイン肉すし」、毛ガニ・イクラ・ウニをのせた「豪快三色弁当」「牛とろ丼」、旭川、室蘭、函館、札幌の名店のご当地ラーメンも用意する。
 北海道産の野菜詰め放題や、バター作りなどの体験企画も行う。10月12日~14日は、各日先着100人にカーリング女子日本代表が試合の合間に食べていたことで話題となったチーズケーキ「赤いサイロ」を進呈する。
 観光PRコーナーでは、アイヌ住居「チセ」のスクリーンをバックにアイヌ民族衣装が試着できる。「北海道絶景フォトスポット」で写真を撮り、その写真が一面に掲載された新聞号外を印刷する「北海道観光未来新聞」コーナー、北海道周辺を舞台にしたTVアニメ作品「ゴールデンカムイ」のキャラクターフォトスポット、VRで北海道お薦め観光スポットを巡ることができるバーチャルツアー体験などを展開する。
 噴水広場のステージでは北海道出身の歌手・細川たかしさんと弟子の彩青さん、ご当地キャラクター「キュンちゃん」などが登場する。
 専門店街アルパのレストランの一部では北海道の食材使ったメニューを提供。サンシャイン水族館では北海道にちなんだ生き物たちを紹介する。
 開催時間は11時~20時(物販店は18時まで)。10月14日まで。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000059-minkei-l13

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「サケ漁は先住民の権利」紋別アイヌ協会長への刑事告発に反発

2019-09-17 | アイヌ民族関連
毎日新聞 9/16(月) 10:26配信
 紋別アイヌ協会の畠山敏会長(77)が、サケ漁は先住民の権利として北海道の許可を得ずに川でサケ漁をしたとして、北海道が道警に刑事告発した問題で、畠山さんや支援する識者らが15日、札幌市内で記者会見し、先住権の保障を訴えた。
 畠山さんは「サケ漁は先祖が延々と続けてきたもの。アイヌを先住民と認めたのであれば、国は土地や資源の返還・補償を真剣に考えてほしい」と語った。
 畠山さんを支援する丸山博・室蘭工大名誉教授は「先住民の漁業権は国際法で保障されている。政府は権利回復の立法化を急ぐべきだが、議論にもなっていない。畠山さんの行動はやむを得ない問題提起だ」と話した。
 畠山さんは1日、紋別市内の藻別川で道の許可を得ずにサケを捕獲。道は同日、水産資源保護法と道内水面漁業調整規則に違反したとして道警に刑事告発した。【山下智恵】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00000006-mai-soci

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「ときを結ぶ」(5) 「アイヌの伝統漁」

2019-09-17 | アイヌ民族関連
共同通信 2019.9.16 13:33
サケの魂、カムイに送る
  長老から受け継ぐ技能 感謝の精神、次世代へ
 やぶをかき分けながら川岸を下りて行くと、2羽のオオワシが羽音を立てて澄んだ青空に舞い上がった。
 北海道白糠町の茶路川。天内重樹(34)は、河原に立てたイナウ(木幣)の前に座り、カムイ(神)に祈った。「どうかサケを授けてくれますように」
 ▽もりで突く
 白糠アイヌ協会の会長としてアイヌ民族の文化保存、伝承に努める天内は毎年秋から初冬にかけて、茶路川で伝統のサケ漁をしている。
 水産資源保護法は河川でのサケ捕獲を原則的に禁止しているが、道は文化伝承の目的を認め、白糠アイヌ協会に特別採捕を許可している。
 漁にはマレクという、もりを使う。堅くてしなるヤチダモの柄に、鉄製のかぎを付けた素朴な漁具だ。かぎはサケに刺さると回転する。釣り針の「返し」のような役割をして、獲物を逃がさない構造になっている。
 「そこにサケがいる…」。天内がつぶやいた。日光が乱反射する川面に目を凝らすと、産卵を終えたメスが浅瀬をゆっくり泳いでいる。
 マレクを構え、水中に見え隠れする黒い背をめがけて突くが、サケはするりと逃げる。少しずつ川べりの茂みに追い込み、仕留めた。マレクを持ち上げると、えらにかぎが食い込んでいる。「頭の付け根辺りを狙わないといけない。身が傷つき、食べる所も減るから」
 天内はイパキクニというヤナギの棒でサケの頭をたたき、息の根を止めた。「この棒でたたくと、サケの魂をカムイコタン(神の住む場所)に送ることができる」
 河原の石をまな板代わりにして、サケの身をナイフでおろす。「鳥やキツネが食べられるように」と、頭や内臓は、そのまま石の上に置いた。こずえのカラスが、じっとこちらを見ていた。
 ▽同化政策で禁止
 白糠町には、2013年に95歳で亡くなった長老、根本与三郎がいた。「最後の熊撃ち」と呼ばれた根本は伝統的な狩猟や漁に通じ、指導者として尊敬を集めていた。
 天内は子どもの頃、根本が実演した「仕掛け弓」を見た。弦を留めた引き金に糸を張り、獣が糸に触れると、引き金が外れ、毒矢が放たれる。弓を使った独特のわなだ。
 根本は、マレクや鹿の角をとがらせたヤスによる漁にも精通していた。
 明治政府は同化政策の名の下に、アイヌ固有の言葉や慣習、生活基盤の狩猟や漁労を禁止し、農耕に従事するよう強制した。長老たちがひそかに伝承してこなければ、アイヌ古来の漁猟法は絶滅していたかもしれない。
 天内は成人してから根本の元に通い、マレクの作り方や漁法を一から教わった。夜の漁も経験した。1人がたいまつを持ち、明かりに近づいてきたサケを突く。「マレク漁は簡単に見えるが、やってみると難しい。川の流れ、サケの動きを読まないといけないから」
 天内は高速道路のパトロールの仕事を持つが「狩猟採集民のような暮らしをしている」と笑う。サクラマスを海で釣り、鹿を森で撃つ。春には行者ニンニクを採りに山へ入る。
 山で熊の話をすると、本当に現れるという言い伝えを根本から聞いた。「根本のじいちゃんは季節ごとの熊の行動をよく知っていた。春先の熊は、行者ニンニクやコケを食うため穴から出てくる。現地に行くと、言っていたことの意味が分かる」
 ▽食育の教室
 根本に教わった伝統漁を今、息子の基輝(7)や高校生のおい、地元小中学生らに伝えている。
 マレクの使い方を教えるとすぐ、川で実際にサケを捕らせるのが天内流のやり方だ。子どもらが「捕った!」と歓声を上げ楽しんだ後に、「カムイが授けてくれたんだよ」と言う。漁の前から心構えを諭すより、心に響くと天内は思っている。
 河原でたき火をして、サケを焼いて食べることも。夢中で漁をしていた子どもらは空腹になっている。寒い中、火に当たり、自分で捕ったサケを口にするのは格別だ。
 「昔のアイヌは捕れなかったら飯が食えなかったんだぞ。サケは命懸けで川を上るんだから、こっちも命懸けで捕ってやるべ」。天内の言葉に子どもらはうなずき、食べ物の大切さ、ありがたみを感じる。自然を舞台にした「食育」の教室だ。
 昨年4月、白糠町に完成したアイヌ文化施設「ウレシパチセ」を拠点に、天内は、祖母から習った古式舞踊にも取り組んでいる。だが、最も重要なのは、アイヌ精神の伝承だ。
 マレク漁を終えると、子どもらと一緒に祈り、サケが捕れたことを感謝する。「お礼を言わないと、次に来た時、サケをもらえない。カムイは人の行動を見ているから」
 物を大事に。感謝の気持ちを忘れると人への思いやりがなくなってしまう…。先祖から受け継いできた教えは多い。天内は、漁や伝統行事を通して、一つ一つ次世代に伝えていこうと思っている。(敬称略、文・藤原聡、写真・宇井眞紀子)
新法案と文化復興拠点 
 政府は、アイヌ民族を支援するための新たな法案を通常国会に提出、成立した。アイヌを日本の法律では初めて「先住民族」と明記した。
 アイヌの伝統的儀式などの場合に限り、河川でのサケ漁や国有林での林産物の採取をしやすくする。
 アイヌの文化伝承や地域振興を後押しするため、国から市区町村への新たな交付金も創設する。
 また、北海道白老町でアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の建設も進めている。愛称はウポポイ(大勢で歌うこと)に決まり、2020年4月、オープンする予定。ウポポイには国立アイヌ民族博物館や慰霊施設などが整備される。
https://www.47news.jp/4003704.html

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「アイヌ漁に許可必要ない」専門家ら道の対応を批判

2019-09-17 | アイヌ民族関連
日刊スポーツ [2019年9月15日19時20分]

アイヌ民族の畠山敏さん(77)が北海道紋別市の川で、先住民族の権利だとして道の許可を受けずに儀式に使うためのサケを捕獲し、道警の取り調べを受けたことを巡り、先住民族の専門家らが15日、札幌市内で記者会見し、「アイヌ10+ 件の漁に許可は必要はない」などと道の対応を批判した。
会見には室蘭工業大の丸山博名誉教授や北海道大大学院、東北学院大、鹿児島純心女子大の学者ら4人が参加。自己決定権や漁業権などが認められた海外の先住民族の例を挙げつつ、「アイヌの漁に許可を求めるのは人権侵害」「権利のない先住民族などあり得ない」などとの意見が出された。
また丸山氏は「国連の先住民族権利宣言などは先住民族の権利を保障している。アイヌ10+ 件施策推進法など国内法で規定がなくても、国際法上正当な行為だ」と話した。
畠山さんも同席。「川の周辺にはかつてアイヌのコタン(集落)があり、先祖代々自分たちの手でサケを捕ってきた。(今回の漁は)歴史にのっとったもので、道知事の許可は必要ない」と訴えた。
アイヌのサケ漁は明治政府が一方的に禁止。道は2005年から道内水面漁業調整規則で伝統儀式や漁法伝承に限り、申請を受けた上でサケの捕獲を許可している。
畠山さんは9月1日、道に申請せずサケなどを捕獲。道から水産資源保護法違反などの容疑で告発を受けた道警が畠山さんの自宅を家宅捜索するなどして捜査を進めている。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/201909150000971.html

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先住民の土地に侵入し森林破壊、アマゾンのカウボーイ ブラジル

2019-09-17 | 先住民族関連
AFPBB News / 2019年9月16日 14時44分

【AFP=時事】アマゾン(Amazon)に日が落ちる頃、狩猟を生活手段としている先住民ウルエウワウワウ(Uru-eu-wau-wau)がイノシシの脇腹から竹の矢を引き抜き、肉をあぶり始めた。
 繊細で神聖な暮らしが繰り広げられるこの地の反対側の境界線から数キロ離れたところでは、馬に乗ったカウボーイが広大な牧場で牛を集めている。
 ブラジル・ロンドニア(Rondonia)州中部の住民19人が暮らす集落を率いる若き指導者ウルエウワウワウのアワピーさん(38)は、「彼らとは何の問題も起こっていない」と話す。
 この地域では、世界最大の熱帯雨林の行く末をめぐり裕福な土地所有者と先住民が激しく対立しており、このような友好的表現を聞くことはめったにない。
 180ヘクタールに及ぶ資源豊かな先住民の居住区は、開発のためなら森林伐採さえもいとわない木材業者や土地所有者、鉱山業者といった脅威に絶えずさらされてきた。
「19~20歳の頃から侵略に直面してきた。彼らは脅威だ。なぜなら私たちは抵抗しているからだ」とアワピーさんは話す。「命を危険にさらすことを恐れてはいない。それしか方法がない」
 七つの集落があるこの居住地で暮らす数百人の住民の抵抗の歴史は長い。自然の番人を自負し、森を監視したり脅威から身を守ったりするため、1990年代初頭に定められた土地の境界線上で暮らす人が多い。
 アワピーさんの村には、わらぶき屋根の木造家屋やタイル屋根のコンクリート家屋など6軒ほどの小さな家がある。村に住む5家族はほぼ森の外側で暮らしているが、毎日、森で狩りをしたり、必要な時には侵入者を追い払ったりしている。侵入者は組織された集団であることが多く、対立が暴力に発展することもよくあるという。
 州都ポルトベーリョ(Porto Velho)の南に位置するこの地域では、森林破壊が進んでいることを示す新たな開拓地や草地が上空から確認できる。火災による森林破壊も多く、最近も世界的なニュースとなった。
■「動物園の動物」
 複数のNGOによると、こうした土地には国の目が行き届いておらず、ギャングの温床となったり、土地の占拠が行われたりしている。最終的にそのような土地は畜産農場の一部に組み込まれることも多い。
 ウルエウワウワウの人々は、1月にジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)氏が大統領に就任して以降、侵入者らは自分たちが守られているように感じているようだと話す。ボルソナロ氏は先住民の保護区を農業や鉱業のため開放するという考えを支持しており、就任演説では、先住民は社会に統合される必要があり、「動物園の動物のように」保護区で暮らすべきではないと述べた。
「以前はこんなことはなかった。だが今、彼らはすべてを切り払おうとしている」とアワピーさんは話す。
■牛肉、聖書、銃弾
 森林に沿って車で1時間半ほど走ったところにある小さな町モンテネグロ(Monte Negro)では、農業関連業者がロデオを開催しており、約20人のカウボーイが技を競い合っていた。
 カウボーイハットにジーンズ、ブーツ姿の参加者は、数十年間にわたり切り開いた森に整備した広大な畜産農場で働いている。
 この地域は保守的な田舎町で、ボルソナロ氏の地盤となっている。住民は「牛肉、聖書、銃弾」の頭文字を示す「BBB」と呼ばれる層に属している。農業関連産業、キリスト教福音派、銃支持ロビー団体というこれら三つの強力な利益団体が、ボルソナロ氏を権力の座に押し上げるのに一役買ってきた。
 環境保護団体らは、よそ者に対し横柄で用心深い土地所有者が公有地や先住民居住区に損害を与えており、アマゾンで進む破壊の責任の一端を担っていると非難している。
 だが、土地所有者らは、先住民の土地との境界線は守っており、自分たちには土地を開発する権利があり、農業の発展がブラジル経済にとって重要だと主張している。
■「アマゾンはわれわれのもの」
 自分が育てた牛を売り込むためにロデオに来ていたある農場主は、個人的な意見だとしながら、森の木を伐採し、木や土地を売っているのは先住民自身だと語った。
 また、メディアは森林火災の拡大を大げさに伝えていると主張する土地所有者もいる。彼らはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領が先月、アマゾン熱帯雨林の保護を「国際化しよう」と呼び掛けたことをあざ笑っている。
 ある土地所有者はこう言った。「アマゾンはわれわれのものだ。マクロンにそう伝えろ!」
【翻訳編集】AFPBB News
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3243306/

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「アイヌ漁に許可は不要」 先住民族専門家が記者会見

2019-09-16 | アイヌ民族関連
共同通信社 2019/09/15 20:17

© KYODONEWS 記者会見する、アイヌ民族の畠山敏さん(中央)と先住民族の専門家ら=15日午後、札幌市
 アイヌ民族の畠山敏さん(77)が北海道紋別市の川で、先住民族の権利だとして道の許可を受けずに儀式に使うためのサケを捕獲し、道警の取り調べを受けたことを巡り、先住民族の専門家らが15日、札幌市内で記者会見し、「アイヌの漁に許可は必要はない」などと道の対応を批判した。
 会見には室蘭工業大の丸山博名誉教授や北海道大大学院、東北学院大、鹿児島純心女子大の学者ら4人が参加。自己決定権や漁業権などが認められた海外の先住民族の例を挙げつつ、「アイヌの漁に許可を求めるのは人権侵害」「権利のない先住民族などあり得ない」などとの意見が出された。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/「アイヌ漁に許可は不要」-先住民族専門家が記者会見/ar-AAHjxxG?ocid=sf

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アイヌ口承文学 日本語で朗読 札幌で催し

2019-09-16 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/15 23:03 更新
 アイヌ民族の口承文学を日本語で朗読する催し「朗読liveイランカラプテ」が15日、札幌市中央区の中島公園内の豊平館で開かれた。札幌のフリーアナウンサー五十嵐いおりさんの朗読にチェンバロの演奏を重ね、アイヌ文化を伝えた。
 五十嵐さんの個人事務所が主催し、5月に次いで2回目。昼の部には約40人が参加し、登別出身で「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵さんが残した作品などを朗読した。チェンバロ奏者の明楽(あけ ら)みゆきさん(札幌)が、アイヌ民族の弦楽器トンコリの音階を意識した音色を添えた。
 五十嵐さんは「口承文学には家族の大切さなどアイヌ民族の精神性そのものがにじみ出ている」と話す。会場に初めて足を運んだ東区の大塚敏枝さん(74)は「知里幸恵さんに心を引かれる思い。アイヌ文化に触れる機会を大切にしたい」と語った。(下山竜良)
☆イランカラプテのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/345023

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