今回の旅は、中国・雲南省の少数民族の村を訪ねる旅です。
そして、世界的に有名な元陽の棚田と、見渡す限りの羅平の菜の花畑の旅です。
長い旅をお付き合いください。
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「バ達の棚田」です。第2展望台です。
大きな馬蹄形状の谷に拓かれた棚田です。
標高は1900m前後。取り囲む山々は2200~2900m。
急峻な山容が印象的である。
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展望台から眺めると、東西の幅3Km、南北の長さは6Kmの谷の
巨大な馬蹄形状の谷の斜面が一面棚田で埋めつくされている。
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仮に棚田の最上部から谷底までの標高差を1200m、畔の高さ2m
とすると、600段以上の棚田である。
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面積924h、棚田1枚の大きさを3aとすると3万枚以上。
「千枚田」ではなく、「万枚田」である。
壮観というか、言葉を失うほどの景観である。
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日本にも棚田はありますが、どんなに規模が大きくても千枚田レベルといいます。
対してこちら元陽は「万枚田」の世界!
これはこの地域に住む民族・ハニ族が何年もの歳月をかけて
創造してきたといわれています。