東京はコロナが蔓延中。東京人は嫌われるので6年前に行った「貴州省の棚田の旅」をご案内します。
ここは貴州省の黎平県・茅貢郷・高近村です。
高近村には鼓楼、風雨橋、舞台(高近古戯台》)の3点セットがある。村の入口にある風雨橋です。奥に鼓楼が見えます。
鼓楼です。屋根の端の飾りには動物の像が使用されている。鼓楼とは物見櫓で、外敵が襲って来た時に、鼓楼の上部に常設していた太鼓を叩いて村人や、近隣の集落に非常事態を報せたと言われておりますが、普段はやはり村人の憩いの場の様で、雨の日や農閑期などに農民や隠居した老人、子供達が集まった憩いの場だったのでしょう。
又、村の公民館として、村人の集会所としての役割も果たしていたのでしょう。
鼓楼の東側に は鼓楼坪と呼ばれる広場があり、並んでトン族の劇の行われる舞台が配置されている。
高近古戯台です。舞台は、トン族地区で最古のものです。日本では田舎の神社やお寺の舞台があるが、ここでは、宗教色は目立っていない。
特に舞台左右の両袖が大きく、何かの催しの際にはそこに多くの観客が入るのでしょう。