喬太郎師匠の三題噺の興行です。
三題噺はかつて白鳥師匠のそれに行ったことがありまして、
噺を楽しむのはもちろん、新たな噺が生まれる瞬間に立ち会う、
というのが何とも言えない楽しみなのかもしれません。
仕事が終わって急ぎ足で上野・鈴本へ。
ぐんま「たらちね」
翁家社中「太神楽」
喬之助「堀の内」
喬太郎&喬之助「お題取り」
菊之丞「湯屋番」
アサダ二世「奇術」
扇 辰「一眼国」
白 鳥「アジアそば」
-仲入り-
ホンキートンク「漫才」
扇 遊「子ほめ」
二 楽「紙切り(シャブを打つバルタン星人桃太郎・猫又にシャブを打つ女の子)」
喬太郎「蕎麦と湖」(ギャル・懐中時計・ダムに沈んだ村)
・お題取りでは10のお題のうちから3つが絞られました。
私も喬太郎師匠に指名していただき、お題を出したのですが、
抽選で残念ながら漏れてしまいました。
まぁまぁ、それでもいいのですよ。
・白鳥師匠「アジアそば」は2回目。
マクラでの「二楽師匠の激やせは絶対に薬だ」という話で紙切りに影響も。
鉄板の笑いで、三題噺にも大いに影響を与えています。
白鳥師匠だからこそ三題噺の苦しさがわかっているんだろうなぁ。
・喬太郎師匠は「蕎麦と湖」。
結婚を決意した19歳の彩菜(彩乃?)が結婚を反対され、
相談を受けた祖母が曾祖母の恋愛話を聞かせて説く話。
曾祖母の葬儀のため、19歳になるギャル彩菜は田舎の祖母宅へ帰る。
その際、19歳ながらも同い年の彼氏と結婚することが祖母に知られる。
当然ながら母である美代子はそんな歳で結婚なんて、と反対する。
話を聞いた祖母は、穏やかな口調で彩菜に話を聞かせる。
彩菜の曾祖父母も周囲の反対を押し切って駆け落ちしたことを伝える。
曾祖母はトメ、曾祖父は清次郎という名前で、当時はモガ・モボとよばれる若者。
田舎暮らしに耐えかねたトメと清次郎は村からの駆け落ちを決意する。
駆け落ちしたのち、蕎麦屋での厳しい修行を乗り越える。
厳しい修行の中、トメは父親からくすねた懐中時計を清次郎に渡して絆を深め、
親方からも認められて成功を収める。
成功を収めて故郷へ帰るも、すでに故郷の村はダムに沈んだ村に成り果てていた。
悔しい思いをしながらも、二人は村で蕎麦を栽培しながら生きていくことを決意する。
というようなお話。
いやー、本当にこの手の三題噺を作って口演するってすごいなと思います。
もちろん完成された古典とか新作とは違うけど。
噺が完成する瞬間に立ち会う。これってやっぱり感動します。
笑いを取りながらも観客を魅了する。
そんな喬太郎師匠。さすがですね。
恐懼謹言。
三題噺はかつて白鳥師匠のそれに行ったことがありまして、
噺を楽しむのはもちろん、新たな噺が生まれる瞬間に立ち会う、
というのが何とも言えない楽しみなのかもしれません。
仕事が終わって急ぎ足で上野・鈴本へ。
ぐんま「たらちね」
翁家社中「太神楽」
喬之助「堀の内」
喬太郎&喬之助「お題取り」
菊之丞「湯屋番」
アサダ二世「奇術」
扇 辰「一眼国」
白 鳥「アジアそば」
-仲入り-
ホンキートンク「漫才」
扇 遊「子ほめ」
二 楽「紙切り(シャブを打つバルタン星人桃太郎・猫又にシャブを打つ女の子)」
喬太郎「蕎麦と湖」(ギャル・懐中時計・ダムに沈んだ村)
・お題取りでは10のお題のうちから3つが絞られました。
私も喬太郎師匠に指名していただき、お題を出したのですが、
抽選で残念ながら漏れてしまいました。
まぁまぁ、それでもいいのですよ。
・白鳥師匠「アジアそば」は2回目。
マクラでの「二楽師匠の激やせは絶対に薬だ」という話で紙切りに影響も。
鉄板の笑いで、三題噺にも大いに影響を与えています。
白鳥師匠だからこそ三題噺の苦しさがわかっているんだろうなぁ。
・喬太郎師匠は「蕎麦と湖」。
結婚を決意した19歳の彩菜(彩乃?)が結婚を反対され、
相談を受けた祖母が曾祖母の恋愛話を聞かせて説く話。
曾祖母の葬儀のため、19歳になるギャル彩菜は田舎の祖母宅へ帰る。
その際、19歳ながらも同い年の彼氏と結婚することが祖母に知られる。
当然ながら母である美代子はそんな歳で結婚なんて、と反対する。
話を聞いた祖母は、穏やかな口調で彩菜に話を聞かせる。
彩菜の曾祖父母も周囲の反対を押し切って駆け落ちしたことを伝える。
曾祖母はトメ、曾祖父は清次郎という名前で、当時はモガ・モボとよばれる若者。
田舎暮らしに耐えかねたトメと清次郎は村からの駆け落ちを決意する。
駆け落ちしたのち、蕎麦屋での厳しい修行を乗り越える。
厳しい修行の中、トメは父親からくすねた懐中時計を清次郎に渡して絆を深め、
親方からも認められて成功を収める。
成功を収めて故郷へ帰るも、すでに故郷の村はダムに沈んだ村に成り果てていた。
悔しい思いをしながらも、二人は村で蕎麦を栽培しながら生きていくことを決意する。
というようなお話。
いやー、本当にこの手の三題噺を作って口演するってすごいなと思います。
もちろん完成された古典とか新作とは違うけど。
噺が完成する瞬間に立ち会う。これってやっぱり感動します。
笑いを取りながらも観客を魅了する。
そんな喬太郎師匠。さすがですね。
恐懼謹言。