ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

アコーディオンは楽譜がよめなくてもできる

2006-12-11 19:49:52 | Weblog
先日山形市内のサクラでおこなわれたミニライブに足を運んだ。
そのライブのトリに演奏した 広島からのアコ弾き語りの女の子のライブに
正直ぶっとびました。

小柄な体に似合わず、楽器はトンボの昭和50年代くらいの古いタイプの
84ベースタイプで、小さい肩にヒョイと担いだと思ったら スグ演奏がはじまった。

割りに甘く高い声で頭の上からでてるような独特の歌い方、全曲オリジナルの歌だ。

ソロパフォーマンスのためか、よく動く動く。

と、今度はアコを弾きながらなんと 次第に開脚していって、床にペタと座り込んで スカートがヒラリとひらいた状態で弾いている。

かなり重いハズなのに、すごい脚力・・。エロチシズムも匂ってくる。

歌は戸川純をもっとかわいくした感じかな。

結構ドロドロの猥雑・淫靡な歌詞が、白黒の蔵に不思議とマッチしている。
彼女の妄想の世界に思わず引き込まれてしまう・・・。

アコのベローイングも上げたり下げたりで見ててもなかなか面白い。

ときおりモノ欲しそうに彼女の目が観客をナメまわすのが、すんごく迫力。

釘付けのステージング。

約40分くらいのステージが終わったあと、せっかくなのでいろいろ彼女に話しかけてみた。

なんと、ピアノ・エレクトーンの類がまったく弾けないとのこと。

譜面も読めないし、コードもあまり知らない って。

でもさっきテイク5みたいな曲とか弾いてたじゃん?
黒猫のタンゴも。

ベースとコードボタンも左手指でブラインドタッチで弾いてたよねえ?

なんで弾けるの?って聞いたら、

すべて指で音を追っていっているんだって。
音符よめないから。

ヘッ!

うーん恐るべし・・。