アカペラコーラスのグループって、イベントなどで結構見かけるんだけど、
ほんとはかなり難しいジャンルなのよね。
楽器を使わないので、どこでもヤルことは可能なんだけど、
歌唱中、ピッチがキッチリと安定しているグループは まれです。
歌う前にピッチパイプなどを頼りにめいめいがキーや歌いだしをつかむんだけど
いざスタートすると、ほとんどのパートでピッチがスグ揺らぎはじめる・・
このピッチの不安定さは 聞いていてなんとなく気持ち悪いみたいな 不気味な印象にもなってしまうのよね。
せめてリードメロディを歌うパートとベースパートが狂いが少なければ、それだけでもマシなんだけど
ライブ演奏だとどうしてもカラダやノドに力が入って、結果メロパートのピッチがあがったりするし、
ベースだって特に低い音程はチカラはいっちゃうとピッチがすぐあがるし・・
それにあわせようとする他のハーモニーパートはもう誰にあわせたらいいかわからない。
ほんとに難しいからこそ、みんなのピッチがいい感じにあった瞬間は、最高に気持ちのいいものです。
これは、歌ったひとしかわからないかもしれない。
やはりゴスペラーズやTake6は並はずれてスゴいんだよね。