「置戸温泉 ゆうゆ」を出発39号線を北見市に引返す方向に走り手前の訓子府町に入った。役場の北側の駐車場に入り其の場所での運用も考えたがやはり公共の場所での発電機による運用はマズイと思いカーナビで確認すると町内を東西に川が流れていたので河川敷が無いか確認に出かけた。訓子府小学校を南に通り越した場所に叶橋が有り南側に河川敷(北緯意43度43分17秒 東経143度44分18秒 海抜133mH)を見付けた。近くに民家は有ったが途中に堤防が有り距離も70m近く離れて居て何より良いのは河川敷の割には草が少なく整地されていた事だった。そして其の場所に車を乗り入れ昼食と昼寝で雨上がりを待つ事にした。
夕方前に雨は上がり久し振りに広い場所を利用した申し分の無いアンテナを設営できた(増毛町以来)運用は16:35jst~20:27分jstの7MHzから始め224局と交信 其の後3.5MHzで20:30jst~22:22jstまでに55局と翌朝は05:21jst~08:26jstで7MHzで73局と交信し合計は352交信、300台を越したのは久し振り、矢張り確りしたアンテナ運用で無ければ駄目だと言う事を今更ながらに実感した。
翌朝運用後にJR8NSD北見市の菊池さんがお見えに成り無線談義に夢中に成っていると無線のアンテナを取付けたハイエースが現れ中からJA8JXC移動で御世話に成っている同じく北見市の杉村さんが降り立った。3人で話に花を咲かせていると若い人が現れライン引きでマス目を入れていたが3人は其の作業を避け移動しながら話に夢中、私の車の近くの線引きに成って「夏祭りの花火大会の駐車場に成るので線引きをしている申し訳ないが車を移動願えないか?」と丁重に頼まれ「すみません直ぐ移動します。」とお詫びしてお二人に御手伝い頂き撤収作業後、線引き完了の場所に車を移動、其の後も無線談義は続き時間の過ぎるのを忘れた。(道理で河川敷の手入れが出来ていた筈、厚かましくも夏祭り前にチャッカリと使用したのだ。)お二人はアクティブに無線運用されているので其の後も良くお空でお会いするが何時も其の時の情景を思い出す。
チミケップ湖を出発して北見市に帰り食料の調達をした後、39号線~211号線~1060号線で置戸町の鹿ノ子ダムを渡切った「おけと湖」の見学用の土地に(北緯43度36分30秒 東経143度23分17秒 海抜455mH)車を乗り入れアンテナを設営した。美幌町、弟子屈町移動運用は共に不本意な結果に終わったので この場所からの運用はかなり気合を入れて臨んだ。
運用は16:31jst~20:10jstを7MHzで20:13jst~21:59jstを3.5MHzで翌朝05:10jst~08:14jstは7MHzを運用 総交信数302 内3.5MHzは70局と交信した。
移動中は日に1回は必ず家内に生存連絡をする約束で移動運用に出ていたので連絡しようと携帯電話を見ると圏外表示が点灯している。ダム上の道路を移動してみても圏外が変わる事は無かった。「此れは小原さんに連絡を頼むしか無いな」と判断、彼からの声が掛かった所で「元気にしてる事の」連絡を依頼、快く引き受けてくれた。今回の移動では2箇所くらい携帯電話の繋がら無い場所が有ったが 其の度に彼のさりげないサポートに御世話に成った感謝している。 それ以後は辺鄙な運用場所の場合は事前に携帯電話の通信圏内で有る事を確認する様にしているが時々忘れて仕舞う。困ったものだ。
翌朝はアンテナを撤収し麓の写真の「置戸温泉 ゆうゆ」に向かう途中から雨が降り出し到着時には強い降りに「今日は観光も無いしゆっくり行こう!」と決め温泉を堪能した。