私が此の場所にお金が無い中で金融関係の融資を受けずに無借金で此のボロ家を建ててから既に41年が過ぎ、現在の家はボロボロ状態で見るも哀れな状態だが此の家を建てた時は、あくまでも無線をする為の仮住まいで此の場所で一生を終えようとは思って居なかった。生活をする上での自然環境は此処は素晴らしい場所であるが交通の便が悪く、私達が歳を重ね車の運転が出来なく成ると生活が、し辛く息子達夫婦が同居でもしてくれないと『生活に便利な街中の賃貸を借りるか?老人ホームに入居するしか無いな』の思いで(此処10年以内に起こり得る問題)老後の為の貴重な資金で家をリホームする等の無駄を考えて行なって来なかった。
元々息子が嫁と結婚する段階で、息子からの唯一の条件は『行く行くは親と必ず同居する事』を了解の上で結婚した様なので、息子達夫婦と別所帯で同居する場合は息子達が良いと思う家を建てるであろうから?此れ等は無駄に成るし、同居しない場合は私達の年金収入で老後の生活を行なうので、老後に必要な財源は出来るだけ残さねば!の思いと最終段階では此の土地を手放して前記の方法で余生を送ろうと思っているのだが何れにしても此処10年前後で此の事は切実な問題と成る。
従って多分無駄に成る事は出来るだけ避けたいのだが?此の困った黄昏爺さん、そろそろ無線関係の終活に入らねば成らない状態なのに、今だに其の無線の世界から脱却出来ずに煩悩の世界を彷徨う有様、従って当初の予定とは違い今だに此の土地から離れる事が出来ない我ながら困った爺さん状態と成って居る。
息子も37歳に成り、世間体もあり何時までも借家住まいとは行かないだろうからソロソロ其の時期には成って居て、事ある度に其の事を話すのだが本人には切実な問題とは思って居ない様子、私は別所帯で同居するのであれば新築の費用の半分位は出しても良いと思って居るし、其の費用も生きて来るので無駄とは思って居ないのだが果たして如何なる事か?親の身勝手かも知れないが現在の様な先行きが見えない時代こそ家族全員が支え助け合って行く事が大切と思って居るのだが果たして如何なる事か?