今日の午後に7MHz帯の国内QSOをワッチしていたら珍しくダイヤモンド社のAVR方式のDC電源の強制空冷のファンが回り始めた。トランシーバーのRTTYモードの送信時を除き通常の受信中は此のファンは殆ど回らないのだが今日は珍しく回ったので何か問題が在るのかと調べる事にした。
此の電源は机の上に置くスペースがない事とファンが回転すると送信中に少し邪魔に生る程の風切り音が出る為に無線機卓の足元の奥に置いて使用して居るのだが購入以来(12年前に購入)一度も内部クリーニングをして居なかったので埃で放熱妨害が発生して居る感じだったので外に引き出して本体の天板を外して見たら思った通りに本体内部には可也の埃が溜まって本体底やケースサイドの風入出用スリットの一部が目詰まり状態で矢張り想像通りの放熱妨害気味で受信中にも関わらず冷却ファンが回り出した様であった。
其処で掃除機の付属の特殊ノズルで本体内部とケース・カバーのスリットの埃を取り去り序に以前から出力電圧調整のボリュームの働きがスムーズで無かったので此れを直すべく接点復活スプレーを吹き掛けたら電圧調整がスムーズに行える様に成った。其の後に机下の手が届かない周囲掃除を何年振りかに行なったがカーペットの上には綿埃が薄っすらと積って居たので此れを掃除したが此の机の下には可也の数の延長コードのコンセントがあるし今まで全くチェックした事が無かったので此れ程埃があるとコンセントでのトラッキング現象(コンセントとやプラグの間に付着した埃の部分が湿気た事で電気が流れ発火に至る現象)が起こる可能性を感じ机の下にある全ての機器のコンセント口のプラグを抜き一つ一つのコンセント口を乾いたタオルで拭き取りながら問題が無いかチェックした。
然し其のコンセントの口数を全部数えてみると其の数の多さには我ながら驚きで全てで45口も在って一応機器毎に8回路に分類し其々を机の横の手元スイッチで回路毎に遮断できる構造には成って居る物の特にパソコン関係は系統機器が沢山接続されて居るので8口もあって電気関係が本職の人間としては一寸戴けない『タコ足配線状態!』流石に此れは拙いと思い此れを見直して更に系統別に配線を変更した。
今回全数をチェックした結果、問題のある場所は一箇所も見当たらなかったが此れは今後も定期的にチェックをせねばと感じた。