パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

片岡珠子展 at 東京国立近代美術館

2015年04月26日 | アート・文化
この極彩色、ヘタウマの絵。絵からエネルギーの放出を感じます。
彼女は、対象を観察をし続け、繰り返しデッサンを行い、その背景の研究を行い、その上でこの絵となったのです。
そのエネルギーの強さは、まるでゴッホの様。

私が思うに、近年、日本画と西洋画の違いは絵の具でしかありませんね。岩絵の具か油絵の具か。

小林古径が「この下手くそな絵を描き続けなさい。何度も書いてゲロを吐いても書き続けなさい。そのうち、自分の絵が嫌になる。そこから自分の絵が変わる。少しずつ。」と激励したそうですが。やはり、巨匠は違いますね。見抜いていいらっしゃる。

後年は、裸婦をよく描きますが、富士山は永遠のテーマであった様です。
晩年までその衰えを感じさせない創作意欲と創造性、イノベーション性。
何事もモチベーションと抱くと言う事は、年齢に関係ないのですね。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミリメシ! | トップ | 「燕子花と紅白梅」 at 根津... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アート・文化」カテゴリの最新記事