畑の灌水用にポンプを設置する場所の泥のなかから ニホンマメシジミ が出てきた。
この貝を見るのは60年ぶりだ。
60年前は家の裏を流れる水路の川底は風化花崗岩由来の白い砂だった。
その砂の中に ニホンマメシジミ は生息していた。
県営水路が完成すると上流から白い砂の供給は無くなり川底は黒い泥に変わった。
同時に ニホンマメシジミ は姿を消してしまい 今では新潟県のレッドデータに記載されている。
そんな ニホンマメシジミ が家のまわりに生息していたのだった。
「レッドデータブックにいがた」によると魚沼地方に この貝は生息していないことになっている。
一円硬貨と大きさを比較してください。