20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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夢見月(ゆめみづき)

2008年03月01日 | Weblog
 今日から弥生三月。
 
 桜の花のことを別名、夢見草と言うそうです。
 昔から日本人は、桜にどんな夢を見ていたのでしょうか。
 そんなところから、春の気配の感じられるこの季節のことを、夢見草の咲く、夢見月との異称があるらしいです。

 仕事部屋の窓辺に見えるベランダのプランターでも、パンジーがいっぱいの花をつけて、咲き誇っています。
 冷たい北風をのりこえ、何回かの雪をやりすごし、パンジーとしてのプライドを守って、ちゃんと冬を乗り越えたわよ、とでも言いたげな、つんとした表情を浮かべて。
 私はそんなパンジーたちを、胸をときめかせて眺めています。
 
 春めいてきてこんなふうに胸がときめくのは、あるいは夢見月と呼ばれる、この季節のせいでしょうか。
コメント
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