20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『ひまわり事件』(荻原浩・文藝春秋)

2010年03月17日 | Weblog
 今夜は「Beー子どもと本」の例会です。
 その前に「子どもの本・九条の会」の発送作業と運営委員会があります。
 会議のハシゴをしようと決めていたのですが、さすがに4日連続は体力の限界。
 膨大な本読み,第二弾もスタートしていますし。
 運営委員の皆さま、ごめんなさい。欠席させてください。

「Beー子どもと本」の今月のテキストは、荻原浩の『ひまわり事件』(文藝春秋)
 テキストが決まってすぐに図書館にリクエストしたのですが、なんと93人待ち。
 そうでなくても読まなくてはならない本の山積みです。
 時間をあれこれ工面して、手が空いた時に読むためには買うしかありません。
 有楽町の三省堂や銀座のブック1などいくつか探し歩きましたが置いてありません。
 日ごろアマゾンで買っているのでアマゾンに申し込めばいいのに、なぜか実物を見たくて,出かけるたびに本屋巡りを。
 手にした『ひまわり事件』は恐ろしいくらい、ぶ厚い本でした。
 ところが読み始めたら、やめられない。
「今日はここまで」と決めていたのに、やめられません。
 とうとう一気呵成に読んでしまいました。

 いや~、おもしろかった!
「キャラが立つ」といいますが、そんな言葉では語れません。
 生身の人間が、ぞわぞわと立ち上がってきます。
 久しぶりに夢中になって読んだ本でした。
 さて、今夜の研究会では、どんな意見が飛び交うでしょう。
コメント (4)
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