昨晩は、北句会の3月例会でした。
ここ数年、スランプというか、俳句を作るのに観念的になってしまう傾向があり、ひとつのお点もいただけないことなどあたりまえ。苦しい状況が続いていました。
すばらしい俳句を作られる方は、さらにめきめき腕を上げ「そんな視点もあった」と思わせてくださる,日常、あるいは抽象からの見事な発見を私たちに見せて下さいます。
そういったすばらしい俳句に共感したり、うらやましがったり・・・。
そのつど「昔は天をとったことも、一回くらいはあったのに」と、とぼとぼと肩を落とし、帰路を急いだものです。
ところが昨晩は、そんな私の俳句を作る姿勢に、ちょっとだけ勇気を与えていただいたような夜でした。
いえいえ、天や地や人がとれたわけではありません。わずかですが点が入り、宗匠から褒めていただいたのです。
その予兆は2月の例会のときに、かすかではありますが感じました。
「こうして作っていけば、もしかしたらいいのかもしれない」
そんな風に思わせていただいたのです。
2月から僅かではありますが、点が入り始めたのです。
私の稚拙な俳句を、毎日こんなにたくさんの方々にお読みいただいているblogでご披露するのは、我田引水・厚顔無恥であることを承知で、あえてやっちゃいます。
長いあいだスランプに陥っていた自分を奮い立たせるために。
2月句会(兼題:匂い、他自由句2句)
・吉野葛(よしのくず)椀(わん)に透けゆく氷河かな 純子
・ かくれんぼ春の匂いをたたみをり 純子
3月例会(兼題:味覚、他自由句2句)
・ 春大根ふくみて舌のやわらかき 純子
・あたたかい雨です今朝はスイートピー 純子
ここ数年、スランプというか、俳句を作るのに観念的になってしまう傾向があり、ひとつのお点もいただけないことなどあたりまえ。苦しい状況が続いていました。
すばらしい俳句を作られる方は、さらにめきめき腕を上げ「そんな視点もあった」と思わせてくださる,日常、あるいは抽象からの見事な発見を私たちに見せて下さいます。
そういったすばらしい俳句に共感したり、うらやましがったり・・・。
そのつど「昔は天をとったことも、一回くらいはあったのに」と、とぼとぼと肩を落とし、帰路を急いだものです。
ところが昨晩は、そんな私の俳句を作る姿勢に、ちょっとだけ勇気を与えていただいたような夜でした。
いえいえ、天や地や人がとれたわけではありません。わずかですが点が入り、宗匠から褒めていただいたのです。
その予兆は2月の例会のときに、かすかではありますが感じました。
「こうして作っていけば、もしかしたらいいのかもしれない」
そんな風に思わせていただいたのです。
2月から僅かではありますが、点が入り始めたのです。
私の稚拙な俳句を、毎日こんなにたくさんの方々にお読みいただいているblogでご披露するのは、我田引水・厚顔無恥であることを承知で、あえてやっちゃいます。
長いあいだスランプに陥っていた自分を奮い立たせるために。
2月句会(兼題:匂い、他自由句2句)
・吉野葛(よしのくず)椀(わん)に透けゆく氷河かな 純子
・ かくれんぼ春の匂いをたたみをり 純子
3月例会(兼題:味覚、他自由句2句)
・ 春大根ふくみて舌のやわらかき 純子
・あたたかい雨です今朝はスイートピー 純子