20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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蝋梅

2011年01月12日 | Weblog
      

 一昨日、お知り合いの小学校の先生から、メールで送っていただいた写真です。
 ご自宅のお庭に咲いた蝋梅だそうです。

 もう数年前、秩父・長瀞の宝登山神社をロープウエーでのぼり、蝋梅林を見てきたことがあります。
 蝋梅という名のとおり、黄色い蝋で作られた花びらのようにうつくしい花です。
 気品のある香りも、気高く、存在感をしめしていました。
 宝登山の山頂から、むらさきに煙って見えた秩父谷は、いまでも記憶に残っております。

 それが、ご自宅のお庭に・・・・?
 その先生のお宅には、アケビや柚子やきんかん。柿といろいろな果実の木があるそうです。

 子どものころ好きだった本に、壺井栄の『柿の木のある家』というのがあります。
 私は大人になっても、柿の木のある家の前を通りかかるとその本を思いだしたものでした。
 先生のお宅のお子さんたちは、きっと大人になって巣立っていかれたら、さまざまな樹木と共にふるさとを思い出すのでしょうね。
 あんまりステキな写真とお話だったので、ご許可をいただき、blogでご紹介させていただきました。
コメント
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