忙しくて、すっかりご紹介が遅くなってしまいました。
『飛ぶ教室』の2012年の秋号が発売されています。
今号の特集は、44人の「わたしの1冊」です。
44人の作家たちが「これ」といった1冊をあげ、エッセイ風に語っています。
もうひとつの特集が「新人短編競作」
私はいつもの「児童書の書評」を担当しました。
メインで取り上げさせていただいたのは、朽木祥さんの『八月の光』(偕成社)です。
キャプションでご紹介させていただいた作品は、3編ともに新人作家のデビュー作です。
『糸子の体重計』(いとうみく・童心社)
『カンナ道のむこうへ』(くぼひでき・小峰書店)
『ゆびわがくれたプレゼント』〔田沢五月・ポプラ社〕
ちなみに『カンナ道の向こうへ』の作者であるくぼひできさんは、この号の「新人短編集」で『俺を殺す方法』というセンセーショナルな作品も掲載されています。
皆さま、ぜひお読みになってください。