週末、ランチで夫と「TO THE HERBS」にいくと必ず食べるのが、このピザ。
クワトロフォルマッジといって4種のチーズのピザ。
焼きたてのピザに、とろりと蜂蜜をかけていただきます。
チーズと蜂蜜って、どうしてこんなに合うのでしょう。
子どもの頃はあんなに嫌いだったブルーチーズも、いまは大好きです。
子どもの味覚から大人の味覚に変わったのって、いったいいつ頃だったでしょうか?
いまは好き嫌いがほとんどありませんが、小さい頃はかなり偏食な子どもでした。
ランドセルを背負って、「いってきま~す!」と外に飛び出すと、あわてた様子で母が毎朝、追いかけてきます。
手には、大きなスプーンにのせた生卵の黄身が・・・。
ちょっぴりお醤油もかかっています。
「これをごっくんって、一口で飲んで!」
こうして、近所の養鶏場で買った産みたての卵の黄身だけを、毎朝飲まされていました。
それからもうひとつ。
今日はスプーンが追いかけてこないと思うと、母の手にはコップに入ったお水が。
もう片方の手には、なんとビタミン剤が。
「これを、ごっくんって・・・」
それで偏食の私の栄養は、補われていたのでしょうか?
いまとなっては、話を聞こうにも、その母はもうおりません。