20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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Paris、パリ、巴里、日本人が描く1900-1945

2013年04月07日 | Weblog

         

 昨日は京橋の明治屋に行くついでに、途中にあるブリジストン美術館に、ふらっと立ち寄りました。

 今開催されている企画展の、テーマに惹かれたからです。

 この美術館は、友人たちとも銀座から日本橋に歩くとき、いつも横を通っていますが、いままでは知らん顔。ですから、はじめて入りました。

 どうも某政治家の資産家ご出身のお母さまのイメージが強くて、足を踏み入れる気がしなかったのです。

 ところが入ってみると、「さすが、石橋財団!」と驚くような絵画でいっぱいです。

 1900年代、パリに憧れパリの地で絵画を学んだ画家はたくさんいます。

 代表的なのが「藤田嗣治」「佐伯祐三」などなど。

 その人たちの絵画が、ずらっと並んでいるのです。

 おまけに、名前だけは知っていた「岡鹿之助」や、あの、安井賞の「安井曾太郎」、また「黒田清輝」「朝井忠」「岡田三郎助」など絵も、ずらり・・・。

 蒼々たる画家たちの絵が、並んでいます。

 圧倒されながら、ガードマンに促され、別室にいくと、今度は印象派とポスト印象派の、マネ、ドガ、セザンヌ、モネ、ゴッホ、ロートレックなど・・・。

 続いての部屋は、マチスと20世紀美術。ルオーと20世紀美術。ピカソと20世紀美術と、目眩く名画が続きます。

 そして、カンディンスキーやクレーなどの抽象画。

 最後がエジプトやギリシャの古代美術。

 

 まるで、NYのメトロポリタン美術館のミニ美術館のようです。

 またミュージアムショップも小さいですが、美術書などが充実しています。

 かなり優秀なキュレーターの方がいらっしゃる予感。

 週末には、1階ホールで土曜講座を行っているようです。

 5月25日は藤田嗣治論。

 6月1日は佐伯祐三論だそうです。

 また水曜日にはギャラリートークも予定しているそうです。

 この催しは6月9日まで。中央区京橋の「ブリジストン美術館」にて。

(写真は撮影禁止なので、サイトからお借りしました)

         

 こんなすばらしい絵を格安の料金で見せてくださったので、おまけの写真。

 ブリジストン本社入り口のオブジェです。

コメント (2)
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