昨日は京橋の明治屋に行くついでに、途中にあるブリジストン美術館に、ふらっと立ち寄りました。
今開催されている企画展の、テーマに惹かれたからです。
この美術館は、友人たちとも銀座から日本橋に歩くとき、いつも横を通っていますが、いままでは知らん顔。ですから、はじめて入りました。
どうも某政治家の資産家ご出身のお母さまのイメージが強くて、足を踏み入れる気がしなかったのです。
ところが入ってみると、「さすが、石橋財団!」と驚くような絵画でいっぱいです。
1900年代、パリに憧れパリの地で絵画を学んだ画家はたくさんいます。
代表的なのが「藤田嗣治」「佐伯祐三」などなど。
その人たちの絵画が、ずらっと並んでいるのです。
おまけに、名前だけは知っていた「岡鹿之助」や、あの、安井賞の「安井曾太郎」、また「黒田清輝」「朝井忠」「岡田三郎助」など絵も、ずらり・・・。
蒼々たる画家たちの絵が、並んでいます。
圧倒されながら、ガードマンに促され、別室にいくと、今度は印象派とポスト印象派の、マネ、ドガ、セザンヌ、モネ、ゴッホ、ロートレックなど・・・。
続いての部屋は、マチスと20世紀美術。ルオーと20世紀美術。ピカソと20世紀美術と、目眩く名画が続きます。
そして、カンディンスキーやクレーなどの抽象画。
最後がエジプトやギリシャの古代美術。
まるで、NYのメトロポリタン美術館のミニ美術館のようです。
またミュージアムショップも小さいですが、美術書などが充実しています。
かなり優秀なキュレーターの方がいらっしゃる予感。
週末には、1階ホールで土曜講座を行っているようです。
5月25日は藤田嗣治論。
6月1日は佐伯祐三論だそうです。
また水曜日にはギャラリートークも予定しているそうです。
この催しは6月9日まで。中央区京橋の「ブリジストン美術館」にて。
(写真は撮影禁止なので、サイトからお借りしました)
こんなすばらしい絵を格安の料金で見せてくださったので、おまけの写真。
ブリジストン本社入り口のオブジェです。