昨年9月のある日。
PHP研究所・京都本部の編集者Oさんが、京都からわざわざ拙宅までお越し下さいました。
Oさんは、テーブルにつくなり、
「子どもたちが頭がよくなる(生きる力が育つ)ための根拠を、カテゴライズするとしたら、どんなものになるでしょうか?」
そうおっしゃっいながら、まっすぐなまなざしを,私に向けました。
その言葉を受け、10のカテゴリーを決めました。
1想像力、2思考力、3情緒、4コミュニケーション力、5やさしさ、6,社交性、7言葉の力、8ふしぎ、9知識、10論理力。
そこに世界の名作・詩・伝記・俳句、そしてたくさんの創作童話をいれて,この本を作り上げることが決まりました。
こうして、とても読み応えのある、力作揃いの、ステキな本が生まれました。
ご執筆に参加してくださったのは、下記の作家の皆さまです。
うたかいずみさん、おおぎやなぎちかさん、大塚菜生さん、岡田なおこさん、楠章子さん、中谷優子さん、森川成美さん、森くま堂さん。
創作童話2編など、あわせて、それぞれの作家の皆さんには、5編の作品を書いていただきました。
1編1編のお話がとても読み応えがあり、バラエティーに富んだ50編のお話の収録された、とてもおもしろい本に仕上がりました。
親子で寝る前などに、毎晩1編づつ読んであげるのもいいかもしれません。
小さなお子さんをお持ちの方や、お孫さんがいらっしゃる方々に、ぜひお薦めの一冊です。
昨日、発売になりました。
http://www.php.co.jp/family/detail.php?id=80797(こちらでお買い求めいただけます)
またPHP研究所のWEBサイト内には、子育てや家庭生活に役立つ情報を提供している「PHPファミリ−」というのがあります。
そこに、この本のなかの「知識を育てるお話」のカテゴリーに入っている創作童話、「ひとりぼっちのティラノサウルス」(加藤純子作)が5月1日より二回にわけて掲載されるそうです。
こちらもぜひお読みになってください。