今日はこれから、一年半の予定でアメリカの大学院に留学する、娘夫婦一家を成田までお見送りに行きます。
夫は会社の日ですが、予定を調整して今日はお休みにしたようです。
自宅を二年間限定の賃貸に出したので、海外への引っ越し便や倉庫に預ける家具の手配など。
娘夫婦はくたくたになりながら、奮闘していました。
そんなわけで、しばらくみんなで一緒に暮らしていました。
ですから、寂しさが募ります。
息子が、体験から、娘夫婦に語っていた、
「100%なんて考えずに、60%くらいの力で頑張って、海外でしかできないことを楽しむというのが、きっと海外生活を実りある豊かなものにする秘訣ではないか」という言葉。
聞きながら、見知らぬ海外の土地で暮らすのは、ほんとうにたいへんなことなのだということを、しみじみ感じました。
その昔、夫が、アメリカと、シンガポールに赴任していたことがありますが、子どもたちの学校の関係で、いずれも単身赴任でした。
夏休みには長期で、それぞれの国へ子どもたちと滞在しておりましたが、夫からは愚痴のひとつも聞いたことがありませんでした。でもきっとたいへんだったのではと、あらためて思いました。
若さというフレキシブルさで、みんな元気に、楽しい時間をすごしてきてね☆
今日付(8月1日)のしんぶん「赤旗」の「金曜エッセー」から、エッセーが掲載されます。
今日から毎週金曜日、4回掲載です。
児童文学作家から見た子どもの本について、というスタンスで、エッセーを綴っています。
タイトルは、「子どもの本から<今>を読み解く」
毎回1冊の本をめぐってテーマを設定し、それについて書いております。
ぜひ、お読みいただけたらうれしいです。