20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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蝉時雨

2014年08月11日 | Weblog

        

 立秋もすぎ、ミンミン蝉は、いまが盛りと鳴いています。

 公園の夏木立の下を歩くと、まるで蝉時雨。

「蝉時雨」とは、ほんとうに見事な日本語です。

 しぐれのように、蝉の声が木立から降ってくる・・・。

 いつもその言葉に感心しながら、「今」を味わっています。

 

 23日は処暑。

 そのころ聞こえてくるのは、夏の終わりを告げるカナカナ蝉の声。

 夕暮れ時、カナカナ・・・と、聞こえてくると、もう夏も終わってしまうのだと、毎年、切ない気持ちになります。

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