20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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第3回がっぴょうけん(合評創作研究会)

2015年07月25日 | Weblog

           

 昨年の3月に一回目のがっぴょうけんを行い、今日は、その三回目です。

 実はいまの書き手の状況が気になって、この「合評研」の企画は、私が発案しました。

 けれど、どこの部に責任を持たせるかどうかが、むずかしかったため、1回目、2回目は常任理事会で責任を負うという形で、スタートいたしました。

 今回、三回目からは児文協・研究部が名乗りを上げて下さり、責任をバトンタッチして下さいました。

 ですから今回からは研究部の仕事として、新たにスタートします。

 作品提出は、児文協の会員に限られていますが、参加は会員外でもOKです。

 今回もあっという間に定員に達し、それぞれが締めきられたということです。

 

 その合評研にまつわる、うれしいニュースがあります。

 第一回目のがっぴょうけんの長編分科会に提出された作品が、このたびご出版されました!!(写真↑)

『美雨13歳のしあわせレシピ』(しめのゆき作・高橋和枝絵・ポプラ社)です。

 こうした単行本が生まれますようにと、願いながら企画した合評の研究会です。

 しめのさんに続いて、どんどん本になってくださればと願っているところです。

 しめのさんの『美雨13歳のしあわせレシピ』につきましては、9月のはじめに行われるお祝い会の日に、このblogでご紹介させていただきます。

 

 一回目も二回目も、出版社各社の編集者の皆さま十数名に、各分科会にご参加いただいておりますが、今回も十数名の方々がお越し下さるそうです。

 いつもありがとうございます。

 ↓は日本児童文学者協会のHPを貼り付けました。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

応募して、一次は通過するのだけれど、その先に進めない……。
二冊目がなかなか出版に至らない……。
新しい作家の、見たこともないような作品が読みたい!などなど。
そんなみなさんに、お待たせしました、第3回がっぴょうけん!作家、編集者、評論家が、所属する同人や会社を超えて濃密に作品を語り合う、日本児童文学者協会ならではの異種混合他流試合「がっぴょうけん」の実施要項は以下の通りです。 (幅広い出会いの機会として、交流会にもぜひご参加ください。)
  


日時  2015年7月25日(土)午後1時~5時(終了後、交流会)
     


会場  国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟
 (小田急線参宮橋駅より徒歩7分。地図は、参加証に掲載します。)

 

プログラム
【分科会】オブザーバー。( )内は世話人を務める研究部員です。



A詩・掌編  いずみたかひろ、海沼松世、次良丸忍、(井上征剛)    


Bノンフィクション 奥山 恵、真鍋和子、(相川美恵子)


C絵本・幼年 赤羽じゅんこ、丘 修三、加藤純子、(小林雅子)


D中学年向け  関谷ただし、鳥野美知子、山崎玲子、(くぼひでき)


E長編リアリズム 河野孝之、中野幸隆、(北村夕香)


F長編ファンタジー きどのりこ、藤田のぼる、(中村真里子)

   (世話人代表 研究部長 西山利佳)



●分科会の内容と作品提出について
・各分科会とも、世話人を中心に合評形式で進行します。作品数は、長編分科会で5編まで。その 他の分科会は8編までに(詩は一人3点まで)限定します。
・作品提出は、協会会員に限ります。会員外の方も含め、作品を出さない方にも分科会の全作品を お届けして、合評に参加していただきます。
・A分科会 掌編創作は、26字×80行(タイトル別)。詩は見開きでの掲載が可能な字数。共に、小学校低学年向け。(『日本児童文学』での募集要項に準じます。)
・B分科会 40枚程度まで。
・C分科会 幼年向けは3~30枚程度。絵本テキストは、13または15見開きを前提に、場面ごと に区切る形でお書きください。
・D分科会 50~60枚程度。 
・E、F分科会 100~250枚程度。

●参加費
 ①作品提出者  3,000円(長編以外の分科会)/ 5,000円(長編分科会)
  ②作品を提出しない方  1,000円(協会員)/ 1,500円(会員外)
 ・交流会に参加される方(上記参加費に加えて)  3,000円

●申し込み方法

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