ミモザと、スミレの花の砂糖漬け。
少女の頃からのあこがれです。
スミレの花をどうやったら、砂糖漬けにできるか。
ミモザの花もどうやったら砂糖漬けにできるか。
真剣に考えたことがあります。
今のようにインターネットなど、ない時代です。
なんの影響で、ミモザやスミレの砂糖漬けにあこがれを抱いたのか、そのところは記憶が曖昧です。
でもこうしてミモザの花を見ると、あの少女の頃のメルヘンティックな感情を、突然思い出すのです。
思い出って、不思議なものです。
思い出って、いとおしいものです。