今年も届きました。
土佐の文旦が。
文旦好きの、姉が、土佐からお取り寄せして送ってくれるのです。
姉から送ってもらうまで、文旦なんて知りませんでした。
やさしい香りと、甘さです。
お蜜柑とはまた違った、おいしさです。
食後に毎日、食べています。
以前は、グレープフルーツみたいにして食べていたこともありますが、ここ数年、そのおいしさに、すっかり目覚めました。
一年に一度の、姉からのご挨拶です。
「お元気ですか?」と・・・。
とはいえ、姉は東京に住んでいるのですが、なかなか会う機会がありません。
メールという便利なものができてからは、お互い、メールでやり取りをしています。
時間に関係なく連絡が取り合えるので、それが便利なので、つい。
姉と二人で銀座でランチをしたのも、もう十年以上前です。
親戚が銀座で個展をやっているというので、二人で待ち合わせして見に行ったのです。
あとは親戚の冠婚葬祭の時くらいしか、会えません。
両親が亡くなった後の姉弟って、案外、こんなものなのかもしれません。
そういうことを配慮して、長女である姉は、毎年こうして、文旦を送ってくれるのでしょう。