20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「スポットライト 世紀のスクープ」

2016年04月18日 | Weblog

           

 昨日の日曜日、夫と日本橋に映画を見に行きました。

 アカデミー賞作品賞を獲得した「スポットライト 世紀のスクープ」です。

 いろいろな仕事も一段落したので、夫からのお誘いに乗りました。

 

 実話を元にした映画です。

 モデルはボストン・グローブ紙の調査報道編集部「スポットライト」。

 実際、この映画化された特ダネでピューリツァー賞を受賞したということです。

 

「秘密保護法」施行以来、報道がとても規制されているような危惧を抱きます。

 今回の、熊本・大分の大地震。

 私たちは固唾を飲んで、テレビに見入っています。

 特に九州には、川内原発など、現在稼働されている原発もあります。

 高速道路が封鎖され、空港のターミナルビルも内部がボロボロに崩れているので、フライトもできないというニュースが流れます。

 そんな中、川内原発は稼働し続けています。

 活断層はいま、北東に、南に動いているようです。

 北東には、四国の伊方原発があります。  

 そして南には、川内原発があります。

 フクシマに学び、3・11の時、なにがことをさらに大きくしてしまったのか、目をそらさず考えてほしいです。

 

 映画の中で、こんなシーンがあります。

「これを記事にしたら、誰が責任を取るんだ」

 記者は答えます。

「では、記事にしない場合の責任は?」

 

 大きなカトリック教会との闘いを、地を這うように、記者たちは取材していきます。

 ペンの力のすごさを感じさせてくれる映画でした。

コメント
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