昨日の日曜日、夫と日本橋に映画を見に行きました。
アカデミー賞作品賞を獲得した「スポットライト 世紀のスクープ」です。
いろいろな仕事も一段落したので、夫からのお誘いに乗りました。
実話を元にした映画です。
モデルはボストン・グローブ紙の調査報道編集部「スポットライト」。
実際、この映画化された特ダネでピューリツァー賞を受賞したということです。
「秘密保護法」施行以来、報道がとても規制されているような危惧を抱きます。
今回の、熊本・大分の大地震。
私たちは固唾を飲んで、テレビに見入っています。
特に九州には、川内原発など、現在稼働されている原発もあります。
高速道路が封鎖され、空港のターミナルビルも内部がボロボロに崩れているので、フライトもできないというニュースが流れます。
そんな中、川内原発は稼働し続けています。
活断層はいま、北東に、南に動いているようです。
北東には、四国の伊方原発があります。
そして南には、川内原発があります。
フクシマに学び、3・11の時、なにがことをさらに大きくしてしまったのか、目をそらさず考えてほしいです。
映画の中で、こんなシーンがあります。
「これを記事にしたら、誰が責任を取るんだ」
記者は答えます。
「では、記事にしない場合の責任は?」
大きなカトリック教会との闘いを、地を這うように、記者たちは取材していきます。
ペンの力のすごさを感じさせてくれる映画でした。