中国では、花の王とされてきた「牡丹」の花。
大輪で、溢れるような美しさです。
李白も白楽天も、楊貴妃の美しさを牡丹になぞらえ、詩に詠んでいます。
また牡丹は、漢方薬の原料にも使われています。
中国では、美しさの象徴が、牡丹の花だったようです。
日本では、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」のことわざで、女性の立ち居振る舞いの美しさを説いています。
でも、今は個性豊かな、美しい花がたくさんあります。
これが、お花の中のナンバーワン。
花の王だとされるのには、ちょっと異を唱えたくなりますけどね。