「飛ぶ教室」49号が刊行されました。
今号は「飛べ、おとうさん!」がテーマです。
「おとうさん」へ、アプローチを仕掛ける、さまざまな切り口が、おもしろいです。
辻仁成の体験的エッセイも面白かったし、岩瀬成子さんのお父さんに関係する「本を読む」も面白かったです。
他には、いしいしんじさんや、斎藤倫さんなどが短編を寄せています。
私はbooksで、児童書の紹介を書いています。
今回は、メインの書評に『セカイの空がみえるまち』(工藤純子作・講談社)を。
サブには『車夫2ー幸せのかっぱ』(いとうみく作・小峰書店)
『神隠しの教室』(山本悦子作・童心社)
『リジェクションー心臓と死体と時速200km』(佐藤まどか作・講談社)を、取り上げさせていただきました。
ご高覧ください。
また、「子どもの本棚」(日本子どもの本研究会)の5月号も届きました。
特集は「2016年 子どもの本をふりかえって」。
そこに、「セカイの空がみえるまち」「車夫2」「リジェクション」、そして山本さんの作品では「夜間中学へようこそ」が取り上げられていました。
ちなみに、拙作「荻野吟子 日本で初めての女医」も取り上げていただいておりました。