フェイスブックでは書いておりましたが、先日、歯茎の切開手術を受けました。
かれこれ10年以上前に、神経を抜いた歯の根にうみがたまり、2ヶ月検診で歯科医院に伺っては、歯に穴を開けてそこから薬を注入したりしておりましたが、そのうみのところに届かず、とうとう歯茎の切開手術をすることになりました。
手術は、腕のいい先生なので、安心しておまかせしておりました。
私は子どもの頃からの頭痛持ちでした。
それで、毎年行なっている頸動脈エコーで、右側の血管がまっすぐではなく、くにゃくにゃと曲がっていることを見つけてもらいました。
いかにも頭痛持ちという血管の形だと言われ、こういう血管の形はまっすぐな人と比べると、動脈硬化になりやすいと言われ、血液サラサラになる「エパロース」という薬を出していただきました。
そのおかげで、クニャクニャの血管も、少しまっすぐになってきたり、血管がすごく若いと、毎年、頸動脈エコーのたびに、褒められました。
ところが、それがどうやら、今回のことへの命取りだったようです。
手術中も出血がなかなか止まらなかったり、口を広げているための器具が災いしたりと、内出血がひどく、翌日、顎にアザができていました。
その翌々日には、アザの範囲はさらに広がり、4センチ四方くらいの、真っ黒なアザになっていました。
ぎょっとするようなアザです。
それが、まったく消えません。
外出するのも、マスクなしでは出かけられません。
ジムもずっと、お休みしています。
昨日は、とうとう、藁をも掴む思いで、皮膚科に駆け込みました。
けれど、皮膚科の先生は「内出血のあざは、消えるのを待つだけで、処置はしないのです」と、薬も何も出してくれませんでした。
のみ薬などを聞かれ、エパロースを飲んでいることを告げると、
「エパロースを飲んでいて、手術をしたのが、こんなひどいあざになってしまった大きな原因です! どんな手術でも前後10日は飲まない。これは鉄則です」
皮膚科の先生に、そう言われました。
あざが消えるのが、一ヶ月先なのか、二ヶ月先なのか、先生にもわからないとおっしゃっていました。
「あざは残りますか?」
「内出血のあざは、時間はかかっても、いずれ消えますよ」と。
それだけが希望です。
今日は、これから歯科医院で、手術した歯茎の抜糸と消毒です。
このまま、アザが消えなかったらどうしよう?などと、ネガティヴな思いにとらわれることもありますが、とにかく、少しでも薄くなってくれることを願いつつ・・。
エパロースは、悪者ではありません。
私が、きちんと歯科医の先生に「のみ薬の申告」をしてなかったことが原因です。
今は、きちんと鉄則を守って、エペロースをまったく飲んでおりません。
あざは写真のトルコキキョウより、黒いです。