20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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エパロース

2017年04月04日 | Weblog

            

 フェイスブックでは書いておりましたが、先日、歯茎の切開手術を受けました。

 かれこれ10年以上前に、神経を抜いた歯の根にうみがたまり、2ヶ月検診で歯科医院に伺っては、歯に穴を開けてそこから薬を注入したりしておりましたが、そのうみのところに届かず、とうとう歯茎の切開手術をすることになりました。

 手術は、腕のいい先生なので、安心しておまかせしておりました。

 

 私は子どもの頃からの頭痛持ちでした。

 それで、毎年行なっている頸動脈エコーで、右側の血管がまっすぐではなく、くにゃくにゃと曲がっていることを見つけてもらいました。

 いかにも頭痛持ちという血管の形だと言われ、こういう血管の形はまっすぐな人と比べると、動脈硬化になりやすいと言われ、血液サラサラになる「エパロース」という薬を出していただきました。

 そのおかげで、クニャクニャの血管も、少しまっすぐになってきたり、血管がすごく若いと、毎年、頸動脈エコーのたびに、褒められました。

 ところが、それがどうやら、今回のことへの命取りだったようです。

 手術中も出血がなかなか止まらなかったり、口を広げているための器具が災いしたりと、内出血がひどく、翌日、顎にアザができていました。

 その翌々日には、アザの範囲はさらに広がり、4センチ四方くらいの、真っ黒なアザになっていました。

 ぎょっとするようなアザです。

 それが、まったく消えません。

 外出するのも、マスクなしでは出かけられません。

 ジムもずっと、お休みしています。

 

 昨日は、とうとう、藁をも掴む思いで、皮膚科に駆け込みました。

 けれど、皮膚科の先生は「内出血のあざは、消えるのを待つだけで、処置はしないのです」と、薬も何も出してくれませんでした。

 のみ薬などを聞かれ、エパロースを飲んでいることを告げると、

 「エパロースを飲んでいて、手術をしたのが、こんなひどいあざになってしまった大きな原因です! どんな手術でも前後10日は飲まない。これは鉄則です」

 皮膚科の先生に、そう言われました。

 あざが消えるのが、一ヶ月先なのか、二ヶ月先なのか、先生にもわからないとおっしゃっていました。

「あざは残りますか?」

「内出血のあざは、時間はかかっても、いずれ消えますよ」と。

 それだけが希望です。

 今日は、これから歯科医院で、手術した歯茎の抜糸と消毒です。

 

 このまま、アザが消えなかったらどうしよう?などと、ネガティヴな思いにとらわれることもありますが、とにかく、少しでも薄くなってくれることを願いつつ・・。

 エパロースは、悪者ではありません。

 私が、きちんと歯科医の先生に「のみ薬の申告」をしてなかったことが原因です。

 今は、きちんと鉄則を守って、エペロースをまったく飲んでおりません。

 

 あざは写真のトルコキキョウより、黒いです。

コメント (3)
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