20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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創作教室

2018年01月09日 | Weblog

 4月から、十数年ぶりに児文協の創作教室の講師を行うことになりました。

 かなり前から児文協のHPに告知が出ておりましたが、新年になりましたので、こちらでも宣伝させていただきます。

 

 思えば、十数年前、私は事業部と言って、学校や、創作教室、通信添削講座などを担当する部の責任者をしておりました。

 ですから、この創作教室にも講師として顔を出していました。

 

 当時の受講生は、才能溢れる書き手が揃っていて、ここからかなりの人たちが作家デビューしました。

 濱野京子、田部智子、にしがきようこ、佐藤佳代、工藤純子、イノウエミホコ、飯田朋子、河合二湖、宇佐美牧子、そして数年後には、池田ゆみるなど・・・。

 みなさまご存知の、飛ぶ鳥を落とす勢いの、作家たちです。

 この間、彼女たちはめざましい勢いで作家としての、揺るがぬ地位を築いて行きました。

 

 その4年後、私は責任者を降りました。けれどこの十数年、自宅でやっている通信添削講座の講師だけはずっと続けています。

 そこからは、福井智(『村木ツトム その愛と友情」(偕成社)、ほか)、森くま堂(絵本(童心社)、これから)なども、作家として巣立って行きました。

 

 さて、再び講師として迎えていただいた創作教室。

 この一年、今度は、どんな受講生たちと出会うことができるでしょうか。

 後進の書き手たちが、巣立つためのお手伝いをする・・・。

 これは、児童文学をずっとずっと繋いで行くための、私たち年長者であるものの使命の一つでもありますから。

コメント (2)
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