リヤドロの馬です。
千里を走り抜けると、書かれた馬。
とても立派な馬です。
今、注目の北朝鮮。
そういえば、その昔、北朝鮮が、帰還事業のためのプロパガンダとして作った映画「千里馬」(ちょんりま)というのがありました。
帰還事業で、北朝鮮を「人民のための理想の国」と夢み、北朝鮮に渡って行った、在日朝鮮人の父と息子。
そのことで、家族が北朝鮮と日本とに、離れ離れになってしまった、物語を書いた人が、通信講座の受講生の方でいました。
身近に、そういう家族がいたそうです。
当時は朝鮮人への差別も、今以上でした。
その辛さ、悲しさ、北朝鮮の帰還事業への疑いを、その人は描いていました。
残念ながら本にはならなかったのですが、いまでも、作品に登場する、キムチの匂いとともに、印象に残っている作品です。