20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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駿馬

2018年05月12日 | Weblog

         

 

  リヤドロの馬です。

 千里を走り抜けると、書かれた馬。

 とても立派な馬です。

 

 今、注目の北朝鮮。 

 そういえば、その昔、北朝鮮が、帰還事業のためのプロパガンダとして作った映画「千里馬」(ちょんりま)というのがありました。

 帰還事業で、北朝鮮を「人民のための理想の国」と夢み、北朝鮮に渡って行った、在日朝鮮人の父と息子。

 

 そのことで、家族が北朝鮮と日本とに、離れ離れになってしまった、物語を書いた人が、通信講座の受講生の方でいました。

 身近に、そういう家族がいたそうです。

 当時は朝鮮人への差別も、今以上でした。

 その辛さ、悲しさ、北朝鮮の帰還事業への疑いを、その人は描いていました。

 残念ながら本にはならなかったのですが、いまでも、作品に登場する、キムチの匂いとともに、印象に残っている作品です。

コメント
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