銀座・伊東屋のカレンダーフェアに行ってきました。
来年は、伊東屋オリジナルのカレンダーではなく、またロスコに戻しました。
がっかりしたのが、この3ヶ月カレンダー。
もう十数年、使っているのですが、とっても便利です。
伊東屋の人に、「見つからない」と話したら、
「あ、それ、廃盤です」と。
「え〜!!」
地下のカレンダーフェアに、私の悲鳴が、轟いたかもしれません(笑)。
とはいえ、お客さんは2〜3人しかいませんでしたが。
本当に便利に使ってきた、愛すべきカレンダーでした。
「コロナで、工場が閉鎖したみたいで・・・」と、伊東屋の人が。
いろいろお買い物した後、行った、美味しい、お気に入りの、お蕎麦屋さんも潰れていました。
悲しいお知らせを、いただきました。
「この本だいすきの会」の代表、小松崎進先生が、お亡くなりになりました。95歳でした。
コマ先生と言ったら、「読み語り」。
たくさんの魅力的な読み語りをしていただきました。
コマ先生に語っていただく側にいると、自分が子どもになったような、幸せな気がしました。
また「暮の集会」では、いつも、お手製の果実酒を、私にくださいました。
「みんな、飲んでるんだから、カトーさんも飲まなくちゃダメだよ」と。
甘くてトロッとして、年代物の果実酒は、とても美味しいのですが、アルコール度数が強いようで、おチョコに一杯飲めば、ヘロヘロ。
「かじゅちゅちゅで、酔っちゃった」と。真っ赤な顔。そして周りの方々に飲んでいただきました。
そういえば、大日本図書の取締役をされていた、新美南吉の研究者、保坂重政さんも、お亡くなりになりました。
いつも「砂山」の童謡を、保坂さんがタクトをふってくださり、酔うと、みんなで歌いました。
「海は砂山、向こうは佐渡か・・・」
コマ先生は「故郷」がお好きでした。
「ウサギおいし、かの山、小鮒釣りし、かの川・・・」
今頃、コマ先生と、保坂さん、天国で、またご一緒に歌っているでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします。