20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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弥生・3月

2022年03月01日 | Weblog
            

今日から3月。
弥生ですが、花見月とも言います。

でも今年は寒くて、花見月も遅れそうです。
写真は、お花屋さんのスイートピー。
春のお花です。

今日から、毎年恒例の、文学賞選考委員会が始まります。
今年もリモートです。

数人の日頃、本をたくさん読んでいる人が、コロナ前はリアルに集まり、議論しながらとりあえず、1回目で数十冊を残します。

そして二回目でさらに絞り込み、最終選考の、協会賞、新人賞の選考委員の皆さんにバトンタッチ。

私もかなり前に、新人賞の選考委員を数年間、やりました。
協会賞は、友人たちに憎まれたら嫌だからと、逃げていました。

その後、今の事前に1年間、出版された本を全部読むという、文学賞委員会ができました。
ですから私が新人賞の選考委員をやっている頃は、出版された新人作家の本を全部、読んで、そこから、何度か議論して、賞を選んでいくと言う、気が遠くなるような作業でした。

その文学賞委員会ができて、約十年。
それからは、ずっと最初の段階は、この文学賞選考委員会でやっています。

年間発売の、200冊をゆうに超える本を、皆で読み合い、議論するのです。
リスト作りは、藤田理事長が毎年、やってくださっています。
リスト作りだけでも大変です。
私は、毎年、年間、かなりの本を読んでいます。

昨年は、特に月間4冊の書評があったり、いつもの雑誌の書評があったりで、さらに膨大な数の本を読んでいると思います。

児文協は、出版された全ての本を読んで、そこから協会賞、新人賞を決めていくと言うのが、ある意味、誇りでもありました。
でも、その選考委員も、だんだん高齢化。
いずれ、その方法も変えていかないと、いけなくなってくるかもしれません。
コメント
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