秩父の家の裏庭に咲いていた、レンギョウの花。
この季節に思い出すのは、このレンギョウ。
そして白木蓮の花。
このレンギョウは、高村光太郎が愛した花と言われています。
ですから、彼の棺の上には、レンギョウの花が乗せられていたと、何かで読みました。
父も美意識の強い人でしたが、父が愛したのも、このレンギョウ。
そして、一番が白萩でした。
棺には載せませんでしたが、父の病室には、庭の白萩を手折って、持って行ってあげました。
花と思い出。
今週は、春らしい暖かさが続きましたが、来週からはまた気温の変動があるとか。
やはり、春は三寒四温。
この繰り返しで、花々も木々も人間も強靭さを身につけていくのでしょう。