作家の小川洋子も、佐野元春のファンだそうです。
対談もしているし、コンサートにも出向いているそうです。
佐野元春の CDのタイトルに重ねた、短編集も書いています。
佐野元春は、ニューヨークのウッドストックに住んでいることもあります。バンド仲間「コヨーテ」の人たちも時々やってきて、演奏したりしていたようです。
アメリカ合衆国ニューヨーク州アルスター郡にある町で、キャッツキル山地の中にある名だたる避暑地であり、四季を通してのリゾート地で芸術村としてもよく知られているそうです。
自伝的エッセイを彼が書いていて、そこに載っている、ウッドストックの街のことや、彼の生い立ちから、亡くなった妹のこと、両親のこと。
ひとりぼっちで孤独で、苦しみながら生きてきた切ない思いが、カラッとした都会的な文体で綴られているエッセイです。
古本で買って、ずっと以前に読みました。
でも汚い仕事部屋の、山積みの本の中から見つけ出せませんでした。
彼は自分の人生の切なさを、ずっと、どこかで背負い続けています。
ネオティブ英語の使うような、口の動かし方での、日本語の歌声で歌う仕草まで切なさを、誘います。
若い時より、年取ってからの方が、短髪・白髪が渋く、かっこいいです。
憂いのある表情を垣間見ることもありますが、いい人生を送ってきたのだろうなと、近頃の彼を見ると、なぜかとてもホッとします。
とはいえ彼ももう、あと数年で70歳。
同学年の桑田佳祐さえも、憧れる存在です。
私も大好きです。
「アンジェリーナ」佐野元春 & THE COYOTE BAND (LIVE)
2015年の「琉球新報」から。
「SOMEDAY」などのヒット曲で知られるミュージシャンの佐野元春さんが7日、米軍普天間飛行場の移設準備が進む名護市辺野古を訪れた様子を自身の公式フェイスブックのページで紹介した。オレンジ色の浮具(フロート)とスパット台船が設置された大浦湾の写真を掲載。「本来絆で結ばれているはずのこの地。誰がその絆を壊しているのか」と現状に問い掛けるメッセージを投稿した。
4月22日に新曲「境界線」をリリースした佐野さん。フェイスブックでは、辺野古の様子を新曲のテーマに引き付け、「米軍基地問題で、また、この地が引き裂かれている」と辺野古の現状を自身の言葉で表現した。その上で「リーダーが息をするたびに目を凝らす。どんなリーダーも信じない」と締めくくった。佐野さんの投稿に8日午後9時40分時点で4929人が「いいね」を押し、シェア件数は470件に上った。
佐野さんは、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故後の88年に反原発ソング「警告どおり 計画どおり」を発表している。
4月22日に新曲「境界線」をリリースした佐野さん。フェイスブックでは、辺野古の様子を新曲のテーマに引き付け、「米軍基地問題で、また、この地が引き裂かれている」と辺野古の現状を自身の言葉で表現した。その上で「リーダーが息をするたびに目を凝らす。どんなリーダーも信じない」と締めくくった。佐野さんの投稿に8日午後9時40分時点で4929人が「いいね」を押し、シェア件数は470件に上った。
佐野さんは、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故後の88年に反原発ソング「警告どおり 計画どおり」を発表している。