20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

フォーラム「子どもの本と命を考える」

2012年10月11日 | Weblog
日本ペンクラブからのお知らせです。
多数の皆さまのご参加をお待ちしております。

多くの尊い命を奪った東日本大震災は、子どもたち、若者たちが、「死」と向き合い、そして「生」について真摯に考える契機となりました。これまで児童文学は、宮沢賢治の「よだかの星」「銀河鉄道の夜」などをはじめ、「生」と「死」を様々に描いてきました。いじめ自殺も後を絶たない今日、子どもの本は「命」とどう向き合っていくかを考えます。

日時: 2012年11月11日(日)
開場 午後1時30分、開演 午後2時開演(午後4時30分終了予定)
会場: 岩手県民情報交流センター アイーナ 世代間交流室
(〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1 電話019-606-1717)

プログラム
開会あいさつ
問題提起   野上暁(評論家)
シンポジウム「子どもの本と命を考える」
パネリスト:森絵都(作家)
      柏葉幸子(作家)
       畠山重篤(牡蠣養殖業、エッセイスト)
質疑応答
閉会あいさつ
主催: (社)日本ペンクラブ(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3)
後援: (社)日本国際児童図書評議会
子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動

出演者プロフィール
○野上暁(のがみ・あきら)
1943年生まれ。評論家・作家。中央大学卒業後、小学館に勤務。「小学一年生」など子ども雑誌の編集長をはじめ、児童図書、学術書、文芸書などの編集部長、同社取締役、小学館クリエイティブ代表取締役社長などを歴任。日本ペンクラブ常務理事、「子どもの本」委員長。著書に『日本児童文学の現在へ』『子ども学 その源流へ』『越境する児童文学』、編著に『子どもの本ハンドブック』など。

○森絵都(もり・えと)
1968年東京生まれ。早稲田大学卒業。90年『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で第2回椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』で第33回野間児童文芸新人賞、第42回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で第20回路傍の石文学賞を、『つきのふね』で第36回野間児童文芸賞を、『カラフル』で第46回産経児童出版文化賞を受賞。『DIVE!!』(全4巻)で第52回小学館児童出版文化賞を受賞。2006年『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞を受賞。命をテーマにした作品に『カラフル』『ラン』『おいで、一緒に行こう』がある。

○柏葉幸子(かしわば・さちこ)
1953年生まれ。東北薬科大学卒業。1974年、「気ちがい通りのリナ」が第15回講談社児童文学新人賞に入選。翌年「霧のむこうのふしぎな町」と改題して刊行。1976年に第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。1998年「ミラクル・ファミリー」で第45回産経児童出版文化賞受賞。2007年『牡丹さんの不思議な毎日』で第54回産経児童出版文化賞大賞受賞。2010年、『つづきの図書館』で第59回小学館児童出版文化賞受賞。命をテーマにした作品に『帰命寺横丁の夏』がある。 

○畠山重篤(はたけやま・しげあつ)
1943年中国上海生まれ。宮城県立気仙沼水産高校卒業後、気仙沼湾で牡蠣や帆立の養殖業を営む。フランス・ブルターニュ地方やスペイン・ガリシア地方を訪ね、森、川、海の関係に着目。89年に「牡蠣の森を慕う会」を立ち上げ、漁民による植林活動を続ける。全国の子供達を養殖場に招き、体験学習を行っている。著書『漁師さんの森づくり』(講談社)、『森は海の恋人』(文春文庫)、『牡蠣礼賛』(文春新書)等。94年朝日森林文化賞、99年自然環境功労者環境庁長官表彰、2000年環境水俣賞、03年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰、『日本の<汽水>紀行』で日本エッセイストクラブ賞、04年に宮沢賢治イーハトーブ賞、12年に国連のフォレスト・ヒーローズ賞、第46回吉川英治文化賞、『鉄は魔法つかい』で第59回産経児童
出版文化賞受賞。

募集要項(事前申込みが必要です)
対象:一般(高校生以上)  定員:100名  参加費:500円
申し込み方法(締め切り11月5日)
○ 往復はがきの場合:希望人数を明記して、返信ハガキにお名前、ご住所、ご連絡先を記入の上、下記までにお送りください。
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3(社)日本ペンクラブ「子どもの本と命」係
○ E-mailの場合:件名に「子どもの本と命参加希望」とし、本文にお名前ご住所、ご連絡先、参加人数をご記入の上、以下のアドレス宛てに送信してください。secretariat03@japanpen.or.jp

お問い合わせ:日本ペンクラブ事務局 03-5614-5391(平日午前10時~午後6時)
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バイタミックス

2012年10月10日 | Weblog
           
 
 先日、ディノスのチラシがポストに入っていて、それを見ていたら、猛然と欲しくなって衝動買いしてしまいました。
 バイタミックスというブレンダーです。(レッドを買いました。写真↑)
 昨日、ディノスから届いたのを箱からだすと、すごく大きい!
 アメリカ製で、いかにもアメリカのキッチンに置いてありそうな大きなミキサーです。
 夫がアメリカに赴任しているころ住んでいた自宅には、びっくりするような大きさの食器乾燥機があったり、お野菜も果物もアイスクリームもどれも皆アメリカサイズ。大きくてびっくりしたことを、このミキサーを見て思い出しました。

 ちょうど、朝作っている野菜ジュース用のジューサーがもう古くなったということと、ジューサーは一番肝心の酵素である、果物の皮や種をカスにして捨ててしまうので、あまり意味がないと知り・・・。
 上等なミキサーを欲しいと思っていたタイミングとぴったり合いました。

 ミキサーでは飲んだとき、舌触りがざらざらするかしらと心配しましたが、評判ではそういったこともなさそうです。
 おまけにあったかいスープも、ボタンを切り替えると作れるらしいです。

 らしい、というのは、昨日出かける前に届いたので、まだ忙しくてじっくり研究が出来ていないのです。
 使い方のDVDを研究したりしながら、これから小松菜やキャベツなどと、皮や芯をそのままにした林檎とレモンと人参を入れたジュースや、種や皮をそのままに入れたポリフェノールたっぷりの葡萄ジュースなどを作ってみようと思っています。
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絵本日本プロジェクト

2012年10月09日 | Weblog
           
 
 公益法人「文字・活字文化推進機構」の「絵本日本プロジェクト」というのが、書店、取次、出版社の女性10名がメンバーとなって4月に立ち上がりました。
 多くの子どもたちに絵本を伝えていく活動を展開する組織だそうです。

 そのなかに、絵本マイスター認定制度という事業も含まれていて、本日その第一回目の創設準備委員会が行われます。

 「絵本マイスター認定制度」の準備委員会の委員長は、文字・活字文化推進機構理事長の肥田美代子さん。
 委員には日本児童図書出版協会会長〔評論社社長〕の竹下晴信さんや、作家の柳田邦男さんなどがいらっしゃいます。

 過日、独立行政法人・国立青少年教育振興機構より準備委員委嘱の依頼があり、(先日も西本鶏介先生のお祝い会で、肥田さんにお目にかかり、ご挨拶申し上げましたが)、なにもわからないまま、私も委員の末席に名前を連ねさせていただいております。
 今日は午後3時からの、オリンピック青少年センターで行われる第一回創設準備委員会に出席いたします。
 今日は委員の皆さん全員がご出席だそうです。

 絵本マイスター認定制度というのが、どういったものなのか、またわかりましたらお知らせしたいと思います。
(写真は代々木のオリンピック青少年センター。サイトからお借りしました)
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デザインコレクション

2012年10月08日 | Weblog
          
 
 ご存知イッセイ・ミヤケのプリーツプリーズです。
 ひと昔前は、私もこのプリーツプリーズのお洋服をずいぶん愛用したものです。
 でもいまはデパートで見かけても、触手がのびません。

          
          

 でも、このデザインコレクション。
 ちょっとお茶目です。
 プリーツプリーズで作った、ロールケーキと、クロワッサン。
 おもわず、手がのびそうです。
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加賀野菜・五郎島金時

2012年10月07日 | Weblog
          
 
 Facebookのお友だちで福井にお住まいのOさんから、加賀野菜の五郎島金時というさつまいもを送っていただきました。
 加賀野菜なんて、ひびきからして優雅です。
 私は加賀野菜がどんなものなのか、五郎島金時というさつまいもが、どんなお味のものなのか、食べたことがありませんでした。
 さっそくOさんからお送りいただいた(Oさんは福井県の勝山市で、「魚勢・三代目店主」をおやりになっているお料理のプロです。以前国民文化祭で恐竜児童文学賞というのをやったとき、その選考と授賞式に勝山に伺ったとき、お世話になった方です)その金時のさつまいもを、シンプルに焚いてみました。

 やはりOさんからいただいた「じろ飴」というお米からできた甘みと、お水と、チキンブイヨンと、塩少々だけで味つけ、仕上げにゴマを・・・。
「じろ飴」というのは、水飴のように硬くて、どのように使ったらいいか案じていたら、Oさんがお酒を沸騰させて、そこにいれて煮ると、やわらかくなります、と教えてくださいました。
 その通りにしたら、ほんとうにとろとろになりました。
 
 数年前「お仕事ストーリー」の第二弾で、『ただいま、和菓子屋さん修業中!!』(そうえん社)という本を書いたとき、和菓子屋さんが使うお砂糖は高級なものが「和三盆」、普通は「上白糖」「黒砂糖」「白粗目」だということを取材して知りました。
 物語で、主人公がすでに亡くなっている「健康オタク」だった母親との夏の思い出を思いうかべながら「夕映え」という(私のオリジナル)和菓子を作らせるシーンがあります。
 そこに私は、お砂糖ではなく甘味として主人公に、健康にいい「米飴」というのを使わせました。
「じろ飴」はその「米飴」です。
 あのときは、ネットで取り寄せた「米飴」の固さに辟易しながらお菓子を作ってみましたが、お酒で煮れば、こんな気軽に使えるのだと言うことをはじめて知りました。
 もっと早く知っていれば、その作品にメモとして書いておけたのに・・・。

 話がそれましたが、その五郎島金時。
 栗のようにほっこりしていて、おいしかったです。
 口にいれるとほろっと溶けてしまう、上品なおいしさでした。
 いつものさつまいものような黄色い色ではなく、ほのかに白色。(光線の加減で、少し茶色くみえますが、あめ色です)
 加賀野菜をはじめていただきました。
 Oさん、ほんとうにご馳走様でした。
 とってもおいしかったです。
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チョコレートフレーバーティ

2012年10月06日 | Weblog
          
 
 先日、仕事で10日間ほどパリに行っていた息子からおみやげが届きました。
 なんと、アンジェリーナのチョコレートフレーバーティ。

 パリの紅茶というと、すぐに連想するのがマリアージュフレール。
 マリアージュといえば、「マルコポーロ」
 マルコポーロが大好きで、そればかり飲んでいました。
 ところが息子夫婦がパリに住んでいたとき、教えてもらったのが、「マルコポーロ・ルージュ」
 ほんのり赤みがあり、ほのかに甘みのある、あの紅茶に,それ以来ずっとハマッていました。
 なくなると、銀座のマリアージュフレールに買いにいって・・・。
 ノンカフェインのところもいいです。

 一方、アンジェリーナというと、モンブラン。
 私はアンジェリーナのモンブランが大好き。
 パリでも、ココ・シャネルも通っていたというアンジェリーナのお店にわざわざ行って、モンブランを食べたくらいです。

 でもアンジェリーナの紅茶ははじめてです。おまけにチョコレートフレーバーティ!!
 チョコレートの紅茶なんて、チョコレートのお味と香りがするのでしょうか。
 もったいないので、お正月にみんなが集まったときまでしまっておくことにします。
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歯のはなし。

2012年10月05日 | Weblog
          
 
 一昨日、3ヶ月に一度の歯科検診に行ってきました。
 歯周病になっていないか検査をしていただき、そのあとはきれいに歯のクリーニングをしていただいたのです。

 その折り、奥歯のポケットが一箇所、ちょっとだけ深くなっているところがあるとかで、院長先生が軽く麻酔をして(いまは麻酔も注射ではなく、ばんばんとなにかを押すだけです。)歯科衛生士の方がガリガリと歯石を掻き出す作業をやって下さいました。
 軽度の歯肉炎と言われました。

 昨日から、その歯の片側の頭と耳の奥に、ぴりぴりと一瞬軽い痛みが走ります。
 髪の毛をいじったりすると、ぴりぴり!
 歯そのものはなんともありませんが、歯磨きのあと歯間ブラシをごしごしやると、その歯石をとったところがまだちょっと痛みます。

 ネットで調べてみたら、どうやらガリガリやったせいで、三叉神経に軽い炎症を起こしているようです。
 今日は幾分いいようなので、もう少ししたら治るでしょう。
 でも、こういうのって、歯医者恐怖症の私みたいな人にはトラウマになりそうです。
 仕方のないことだとはわかっているのですが。
 さらなる歯磨き励行です。
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曼珠沙華

2012年10月04日 | Weblog
        

 曼珠沙華が満開です。
 学名、彼岸花。

 母の介護で、レッドアロー号にのって秩父に通っていたころ。
 今ごろの季節になると、臨時に停まる駅がありました。
 「曼珠沙華の里」なる、その場所には、あたり一面真っ赤な曼珠沙華が咲き乱れているそうです。
 
 小さいころお隣の親戚の家の床の間に、極楽浄土図絵の掛け軸がかけてありました。
 小さかった私は、いつもしんとしているその家にいくと、怖いもの見たさから半分腰を浮かし、その大きな掛け軸を見たものです。

 あの図絵の朱赤の色と、曼珠沙華が、なんの脈絡もなく私の中ではいまでもつながっています。
 夫を早くに亡くし、私たち姉弟が「隣のおばちゃん」と呼んでいたどこか粋でおしゃれな、父の従姉妹のその人は、晩年は埼玉の川口で高校の先生をしていた息子さんのご家族と暮らし、90歳近くまでお幸せに過ごしておりましたが、もうしばらく前にあの掛け軸の世界へと昇天されていきました。
 ふと、あの小さかった頃の、「隣のおばちゃんち」の掛け軸を思い出した、曼珠沙華の秋です。
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ピンクリボン運動

2012年10月03日 | Weblog
           

 10月1日の夜。
 東京がピンク色に染まりました。
 乳がん撲滅のピンクリボン運動の一環です。
  
           
 一番上はスカイツリー。
 その下は東京タワー。
 さらにその下はレインボーブリッチ。

           
 昔はリビングからよく見えたレインボーブリッチが、近頃は40階以上のマンションがどんどん建って、よく見えなくなってしまいました。
 真ん中の背の低い、なんとなくピンク色がそれです。
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朝の満月

2012年10月02日 | Weblog
           
 
 秋は月の満ち欠けが気になります。
 それだけ夏と違って、大気がクリアになってきた証拠でしょう。

 9月30日は満月でした。
 でもあいにくの台風到来。
 写真は台風の去った、10月1日朝の写真です。
 朝の、白い満月です。

 数年前友人に教えていただき、あるパワーストーンの専門店で生年月日などから導いて選んでいただいた石と水晶で、私専用のブレスレッドを作っていただきました。金色の筋の入ったルチルクォーツも入っています。
 そのお店のおじさんに、お風呂に入るとき以外はずっとつけているように言われていますが、この夏の暑さや数年間の疲れから白い石(ブルームーンストーン?パワーストーンについてよく知らないので、この石の名前も知りません。ルチルクオーツはなぜか、おじさんが言っていたのを覚えていました)が黒ずんできたりしました。

 先日、その石を新しいものに取り替えていただいたり、石を繋いでいるゴム紐もついでに新しいものにしていただこうとお店にいったら、修理しながら「そんなときはひと晩、満月のひかりにあてて、石を休ませてあげて欲しい」と言われました。
 満月の夜は、台風ではありましたが空のどこかには満月がいるはずです。ですからひと晩、窓際の満月の差し込む場所にブレスレッドをおいて寝ました。

 昔は石のブレスレッドをつけている人をみかけると奇異な気持ちがしましたが、自分でつけるようになったら、「あ、あの人も疲れているのかな」なんて、やさしい気持ちで見つめられるようになりました。
 どうやら人間というのは、脆弱な部分を持っているようです。
 こうしてブレスレッドひとつで、気持ちが落ち着いたりするのですから、人間の心って面倒です。
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