20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

ライトアップ

2017年05月21日 | Weblog

          


 東京スカイツリーの5周年記念のライトアップが始まっています。

 テーマは「幟」(のぼり)だそうです。

 のぼり旗をイメージしているそうです。


           

 また、東京タワーはダイヤモンドヴェール。

 7色の光が輝いています。


 どちらも、私の仕事部屋から見たライトアップです。


 仕事部屋の本棚が、とうとう本で溢れてしまい、大きな書棚を買い足しました。

 下には、物入れが付いています。

 書類などが収納できます。

 

 クローゼットも、積んである本で開けなくなっています。

 ゴミを何袋も出して、クローゼットにも、本や書類などがすぐに取り出せるよう、仕事の合間をみては、仕事部屋の整理をしています。

 いろいろやりながらの、少しづつの作業なので、完了目標は今月末。


 すっきりさせた環境で、新しい仕事に取り組みたいと思っております。

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夏支度

2017年05月20日 | Weblog

           

           

           

           

 竹細工の花差しに、こんな涼しそうな花々が、投げ入れてあると、つい「夏支度」という言葉が、浮かびます。

 夏支度、冬支度・・・。

 春支度、秋支度もありますが、上記のものと比べると、これらの言葉からは、あまりくっきりとしたイメージが浮かびません。

 

 クーラーなどがまだ普及していなかった、私の子ども時代。 

 秩父の実家では、梅雨が終わると、襖(ふすま)を簾戸(すど)に入れ替えていました。

 秩父盆地に、暑い夏がやってくる前に、「夏支度」が始まるのです。

 簾戸からは、清々しい夏の風が、流れてきました。

 竹細工の花差しを見ていたら、簾戸から流れてきた、子どもの頃の、秩父盆地の風を思い出しました。

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秋葉原ランチ会

2017年05月19日 | Weblog

        

 今日は、児文協のお仲間である、作家であり評論家であるKさんと、アメリカから来日された、Kさんのアメリカ人のお友だちと3人で、ランチデートです。

 Kさんからお声をかけていただきました。

 Kさんのお友だちは(お二人がどういうご関係か、今日いろいろお話をうかがいます)、アメリカのミネアポリスにお住まいです。

 ご旅行で、日本にいらして、お泊まりになっているホテルから秋葉原が近いということで、秋葉原でお会いしましょうという話になりました。

 

 ミネアポリスといったら、偶然にも、一昨年の8月まで、娘夫婦一家が2年ほど住んでいたところです。

 娘の夫は、会社から派遣されてミネアポリスの大学院(ロースクール)に家族とともに、2年間留学し、そこを卒業したのです。

 ですから私たち夫婦も、その時、クリスマスシーズンに、ミネアポリスを訪れました。

 とても静かで安全な、ステキな街でした。

 

 娘夫婦一家は、残りの半年はミネアポリスからニューヨークに転居し、8月から3月まではニューヨークに住んでいました。

 その期間、彼は、日本で勤務している会社の、NY支社に在籍していました。

 

 たぶんKさんは、こうした事情をご存知ではないと思います。

 ほんとうに偶然なのですが、そのアメリカ人の友人の方は、そのミネアポリスの大学で教えていらっしゃるのだそうです。

 今日は、どんなお話に花が咲くのでしょう。

 楽しみです。

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青楓

2017年05月18日 | Weblog

           

 初夏になると、こうした涼しげなお花が目につきます。

 ホワイトレースフラワー。

 その名の通り、小さなレースのようなお花です。

 

           

  TVのCMで奈良の神社が出てきます。

 ナレーションで流れる「青楓」(あおかえで)と言う言葉。

 

 楓は、秋の紅葉がうつくしいですが、私はこの季節の青楓が大好きです。

 青く透き通った楓は、葉と葉を重ねながら、風にそよいでいます。

 それを「結び葉」というそうです。

 葉っぱたちが、小さな手を広げ、つながりあおうとしている様子を言うそうです。 

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後藤亮子展

2017年05月17日 | Weblog

         

 5月15日〜20日まで、銀座7丁目の画廊「宮坂」で、後藤亮子さんの個展が開催されています。

 久しぶりの個展です。

 今日は午後から、後藤亮子さんの絵を拝見しながら、亮子さんにお会いしてきます。

 

 夕方からは、隔月に行なっている「Be」の読書会です。

 今月のテキストは、『星に願いを、そして手を』(青羽悠・集英社)

 史上最年少で「すばる新人賞を受賞した、現役高校生、16歳の作品」です。

 

 現役高校生で、受賞作デビューというと、綿矢りさを思い浮かべます。

 綿矢りさは17歳でしたが。

 でもあの『インストール』を書いた、彼女の感性と時代を掴む空気感。

 驚くような感受性を持った作家の誕生と、驚いたものです。

 

 けれど、そういった驚きは、この作品からは感じられません。

 物語世界も、どこか既視感があります。

 まっすぐな青春が、高校生らしい感性で描かれています。

 謎解き的なストーリーと、重層的に登場する人物が、この賞の受賞につながって行ったのかなと思います。

 

 綿矢りさは『インストール』で、「語られるべき、痛切な事実」を一切、描いていません。

 それなのに、今を生きる「なにもない自分」が、見事に立ち上がってきます。

 

 それに比べ、『星に願いを、そして手を」は、「語られるべき、痛切な事実」がありあまっています。

 その「事実」を追求すればするほど、物語作りの常套手段からの展開になっていきます。

 あまりに真っ当すぎて、一人一人の人間が生身の姿で立ち上がってこなかったのが残念でした。

 さて、今夜はどんな意見が飛び交うか、楽しみです。

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黒樂茶碗

2017年05月16日 | Weblog

         

 長次郎の作品ではありません。

 でも、なかなか姿形のステキな黒樂茶碗です。

 京都の「樂美術館」に行って見たいと思いつつ、まだ叶っていません。

 

 学習交流会の「この1冊!!」で取り上げてくださる、作家の某さんから伺った、ある作家。(当日まで、公表できません)

 当日、取り上げてお話くださるのは、短編集なのですが、たまたま図書館で見つけた、その方のエッセイを読んでいたら、それがすごい。もちろんオススメの短編もすごくて、思わず買ってしまいました。

(学習交流会で、他の皆さんが取り上げてくださる作品も、とても刺激的なものばかりです。ここから何を学んでいくか。その刺激をぜひ受け止めてください)

 

 その作家は、実は某さんに教えていただかなかったら、きっと読まなかったであろう作家です。

 作家のその方は、人間を見つめる視点の豊かさや、ものへの思いの深さ。

 そんなものを、実に見事な言葉で、(装飾も何もない)グッと胸を掴まれるように表現しています。

 今流行りの、伊集院静の「大人のなんとか」というベストセラーより、ずっと粋で、無駄のない文体で綴っているエッセイは、まさに「大人の美学」です。

 その作家の豊かな日常が、立ち上がってくるようです。

 

 そんなのを読んでいると、たとえ、瑣末な日常を、こんなblogで綴っていようと、そこは文章修行をもっとしなくちゃという気分にさせられます。 

 たとえこんな短い文章でも・・・。

 そういったことを、きっと触発してくださる学習交流会、ぜひご参加ください。

 もっと、もっと本を読んで勉強しよう、という気持ちにしてくれる、そんな学習交流会にしたいと思います。

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3Dネックマッサージャー

2017年05月15日 | Weblog

 肩こり、首こりがひどく、これまでも様々なそういったものへの、対策グッズを買ったのですが、どうも長続きせず、昨日の日曜日に、ヨドバシ@アキバに行ってみました。

            

 こういうのは、試しにやってみないと、使い勝手がいいのか、悪いのかわかりません。

 お店の人に助けてもらいながら、やってみたところ、コードレスで、揉み方が様々なバリエーションがあり、首もみ、肩もみ、なかなか調子がいいです。

 充電して、コードレスでできるので便利です。

 肩や首に当てて、下の袋状になっているところに両手を突っ込み、手の引っ張り方で、強くなったり弱くなったり・・・。

 原始的なように見えますが、なかなかの優れものです。

 これを買ってみました。

             

             

 昨日の日曜日は、神田明神のお祭りでした。

 氏子の中には日本橋の部連合町会もあり、浜町も氏子の一つだそうです。

 写真は、日本橋浜町の、明治座のそばです。
 大にぎわいでした。

 

 GWには、同じく中央区の、娘夫婦一家の自宅マンションのある地元の神社のお祭りで、○くんも⭐︎ちゃんも、法被を着て、お神輿を担いでいる写真を送ってくれました。

 中央区は銀座も日本橋も徒歩圏内で、とても便利な街なのに、江戸の粋が、あちらこちらに見え隠れしています。

             

 東京で一番、うつくしいとされている清洲橋。

 ここを通るたび、「あ、たい焼きを買うの、忘れた!」と思い出します。

 日本橋浜町のお向かい、人形町の甘酒横丁に、おいしいたい焼き屋さんがあるのです。

 

 GWに上野の森で、児文協の皆さんとサインセールなどをやっていたら、陣中見舞いにお越し下さった、仲良しの作家のAさんのご主人が、冷たい氷と飲み物。

 そして焼きたての、おいしいたい焼きを差し入れてくださいました。

 ほっぺが落ちそうなくらい、おいしかったです。

 そんなことを、ふと思い出しました。

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この1冊!!

2017年05月14日 | Weblog

          

 まだお申し込みをなさっていらっしゃらない方がいるそうです。(会員の場合は、学習交流会・懇親パーティ・翌日の総会)

 お申し込みをお待ちしております。

 学習交流会の、今日現在の出席者は70名くらいです。あと30名くらいで定員になります。どうぞお急ぎください。

 

 今年の、贈呈式&懇親パーティ前に行われる学習交流会は、「この1冊!!」というテーマで、6名の方々にお薦めの1冊をご紹介いただきます。

 ジャンルは児童書もしくは大人の文学。あるいは漫画かもしれません。

 一人15分、単にあらすじを紹介するのではなく「私はこの本のこんなところがこんな風に好きだ」「なぜその本を読んだのか」「どういう読み方をしたのか」などを熱く語っていただきます。

 どなたがどんな本をご紹介してくださるのか、それは当日までのお楽しみです。

 「あの作家がこんな本(漫画)が好きだったの?こんな読み方をしていたの?」などと、参加者はさまざまな思いを寄せながら「1冊」について耳をかたむけます。

 そしてトークを聞いたあと、第二部ではそれぞれの1冊へ込められた思いの熱さから揺さぶられた思いや、語り手への質問などを会場から発言しあいます。

 そんな新たな本に出会う交流会です。たくさんの皆さまの、ご参加をお待ちいたします。

 ◆日時5月26日(金)2:00開場 2:30開始

 ◆会場中野サンプラザ7F研修室10(〒164-8512東京都中野区中野4-1-1 TEL 03-3388-1151JR中野駅北口より徒歩1分。学習交流会は7階。文学賞贈呈式の会場は13階のコスモルームです。)

 ◆発言者 石井睦美、長江優子、那須正幹、西沢杏子、前沢明枝、村上しいこ(敬称略・五十音順)

 ◆タイムテーブル

 2:00……開場

 2:30……6名の方々による「この1冊!!」各15分。

 4:00……会場からの質問、感想など。

 4:45……来年の「赤い鳥創刊100周年」に向けて、

     赤い鳥から「この1冊!!」藤田のぼる

 5:00……閉会

*参加を希望される方は、児文協事務局(03-3268-0691)か、私のところ(junkok@herb.ocn.ne.jp)でも結構です。

 

 学習交流会の会場は、中野サンプラザを入って、向かって左端にあるエレベーターで7階にお越しください。

 贈呈式パーティは、サンプラザを入って、右端にあるエレベーターで13階にお越しください。

  

 この学習交流会の準備・司会進行は、私が務めさせていただきます。

 どんなご本がご紹介されるか、発言者の皆さんが、どんなご本に影響を受けられたのか、そんなお話を伺えるのが楽しみです。

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レトロ銀座線

2017年05月13日 | Weblog

         

 先日、一日、2本しか走らないという、銀座線ができた頃と同じレトロな電車に乗り合わせました。

 その当時より、車内を若干広くしたり、多少の変更はしてあるそうですが、ほとんど、当時のままを復元したそうです。

 思わず、ホームにいた車掌さんに、あれこれ取材するように聞いてしまいました。

 今時のような、紙の広告も貼ってありません。昔と違うのは、電子ニュースが流れているところだけ。

        

        

 今回の特別仕様では、内装面の再現にも注力している点が特徴なのだそうです。

 車内の壁は、白から木目調となり、椅子はオレンジ色から緑色になったそうです。

 また、手すりの素材は当時の真鍮をイメージし、ステンレスを黄金色に加工したという力の入れよう・・。

 つり革の形も、三角形から水滴の形状のものに復元されたそうです。

 全体的に暖色系で、レトロな高級感を漂わせています。

 

 それにしても、一日2本しか走っていない、その電車に乗り合わせたなんて、ラッキーでした。

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ザリガニ釣り

2017年05月12日 | Weblog

           

 公園を歩いていたら、花しょうぶの水の中に、お父さんと男の子が、釣り糸を垂れています。

「釣れた!」

 男の子が叫びました。

 何が釣れたのかしらと、あわてて私も、そばに近づいてみました。

 花しょうぶを見て歩く、回廊の板の上に、釣られたザリガニが、ぴくんぴくんと動いています。

 

 ザリガニと言って思い出すのが、息子がまだ幼稚園くらいのころのこと。

 日曜日になると、私たち一家は、南麻布にある有栖川公園にザリガニ釣りに行っていました。

 二子玉川から、車で246を走り、有栖川公園に行くのが、いつもの習慣でした。

 小川に素足になって、息子と夫が入ります。

 まだ小さかった娘と私は、上からその様子を見ています。

 虫が苦手な私は、ザリガニ釣りの帰りに、ナショナル麻布スーパーマーケットでお買い物するのが楽しみだったのです。

 息子が小学生になる頃には、もう日曜日の有栖川公園通いはなくなりました。

 子どもも、忙しくてそれどころではなくなったのと、インターナショナルスーパーマーケット目当てで行っていた私も、その頃には玉川高島屋が、かなり充実していて、麻布まで行かなくても、ほとんどのものは明治屋で買えたからです。

 

 よほど懐かしそうな顔をしていたのか、お母さんがバケツを持ってやってきて、

 「こんなところに、ザリガニがいるんですよ」と、私に声をかけてくれました。

 花しょうぶの水辺には、6月になると、うつくしい色とりどりの花が咲きます。

 その時、ザリガニは、水の中で、どんな顔して、花々をのぞいているのでしょうか。

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