20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

秩父の庭の白木蓮

2022年03月21日 | Weblog
            

弟が、昨日の私のblogを見て、庭の白木蓮の写真を送ってくれました。

もうこんなに花が咲いています。
美しいです。
東京の方が、遅いです。

こんなお花を見ていると、そろそろ秩父にお墓参りに行きたくなります。
春はいろいろ、行事が立て込んでいるので、秋には、レッドアローに乗って、秩父にお墓参りに行こうかと思いました。

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白蓮

2022年03月20日 | Weblog
            

白蓮の蕾が、膨らんでいます。

この花を見ると、秩父の家を思い出します。
子どもたちを連れて、春休みにお泊りに行くと、帰りくらいには、あの高貴で、美しかった白蓮の花が、まるでティッシュペーパーでも散り落ちたように、庭に広がっています。
子どもたちがまだ小学生だった頃のことを思い出です。


もう4週間目に入った、ロシアのウクライナ侵攻。

昨日のフォーラムの中でも、とても興味深いお話をたくさん、伺えました。
ウクライナにはロシアが作った原発施設が多数あるそうです。

今回の戦争で「アメリカの援助で生物化学兵器を作っている」とロシアはウクライナを侵攻しています。
これは、アメリカがイラクに対し「大量破壊兵器を持っている」と、イラク侵攻を始めた戦争と同じ構図です。
結局、何もなかったのですから。
ロシアが、ウクライナに「生物化学兵器を作っている」というのでしたら、そこを押さえればいいのに、できないのは作っていないからです。イラクと同じ構図です。

でも最悪な状況はロシアが作っているサリンなどの化学兵器を撒くことです。
これはベトナム戦争では、負けが混んできたアメリカが、枯れ草剤を空から撒いて、たくさんの被害者を出したのと同じです。

昨日も、お話が出ていましたが、ロシアがソ連時代に、自ら作った、原発の廃棄物から作る「劣化ウラン弾」。
これは重くて戦車まで貫通する威力を持っているそうです。

チェルノブイリ爆発の時も、すぐではなく、その10年後など、月日が経って、癌患者が大量に現れたりしていたそうです。
チェルノブイリ使節団の団長は、浅田次郎さんだと思ったら、俳優の中村敦夫さんだったそうです。
本当にリアルなお話をたくさん、伺えました。

アメリカは、これまで多くの戦争を世界中で起こしてきました。
だから今回も、偉そうな顔で、「仲裁」など言える立場ではありません。
かつて米ソ冷戦などと言われた時代がありました。

ソ連が崩壊し、ロシアはいろんな意味で超大国の仲間入りから外れて行きます。
頭脳明晰、冷徹なプーチンも、その状況に痺れを切らし、22年もロシア大統領の玉座に座り、状況を甘くみすぎたのかもしれません。
ロシアからは、どんどん人々が逃げ出しているそうです。

当然、この侵略戦争で世界経済は悪くなり、いろいろが値上げになり、日本人にも、大きな影響が出るのは必須です。

今回、ロシアが、お金を払って雇うシリア傭兵は、ある意味、戦争屋です。
ロシア兵の遺体を大量に、母国に戻すと批判がさらに大きくなるので、ウクライナ侵攻の危険な最前線は、そうした、お金を支払ってシリア傭兵に任せるのです。

シリア内戦では、政府側にはロシア。反政府側にはアメリカなどの国々。
当時、代理戦争といわれました。

10年にもわたるシリア内戦で、仕事も何もなく、生きることもままならないシリアの元兵士たちは戦争屋として生きていくしかないのでしょうか。

ここにも、ロシアとアメリカの、醜い影が炙り出されています。
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11年目の「3・11」

2022年03月19日 | Weblog
            
            

日本ペンクラブ「子どもの本委員会」では、毎年三月になると、3.11関連のイベントを行なっています。
3.11の思いを、風化させないという委員の皆さんの思いからです。

今年も行います。
3・11に関連した作品を描いた作家の皆さん。
また関連した本を作られた編集者の皆さん。

そして今年のメインは、福島から「母子避難」をしていらした、フリーライターの吉田千亜さんの講演です。

神保町の出版クラブです。
リモートで参加するつもりでいましたが、岩手から柏葉さん、そして安曇野から松本猛さんなど、遠方からお越しくださるいうので、リアルに参加することにしました。
受付くらいはお手伝いしなくてはと・・・。

原発の問題は、今のプーチンのウクライナ侵攻にも、関係してきます。
ペンクラブの皆さん、数人で、以前チェルノブイリにいらしたそうです。
その時の、お話を、体験していらした森絵都さんが、お話くださるそうです。

チエルノブイリ原発から26年目。2012年に、当時の日本ペンクラブの会長だった、作家の浅田次郎さんたちと、評論家の野上暁さんたちが、ご一緒だったようです。

野上さんによると、
「26年経ってもなお、かなりの放射線量が計測された。
また、キエフの放射線医学研究所で聞いたのだが・・・
1991年にウクライナがソ連から独立したときの人口が5200万人.
それが、2010年には4500万人と、20年間に700万人減った。
平均寿命も77歳から63歳と大幅に落ちたという。

原発事故で大幅人口減になったウクライナは、それ以前もスターリン時代の強引な農業政策の失敗で、1000万人が食糧難で餓死したともいわれている。
さらに、ナチスドイツの進撃で1000万人以上も殺されたと言われています。

『ヘーゲル法哲学批判・序説』の中で、マルクスは「宗教は大衆のアヘン」と書いています。

しかし1991年末にソ連が崩壊し、ソビエト共産党が解体したことでロシア人の主たる支配組織がなくなりました。
そこでロシア国民の、魂の救済が、ソビエト共産主義から宗教へと変わって行きました。
国民の心の救済のために、エリツイン政権が復活させたのが、ロシア正教会でした。

その後、大統領になったプーチンは、共産主義者でも、宗教家でもありません。あえて言えば、「プーチン主義者」です。
けれどプーチンは、自己神格化するために、ロシア正教会と結託することで、彼自身の神聖さを醸成して行ったのです。
そして、主権民主主義を作り上げ、現在に至ります。主権とは無論、プーチンのことです。

そのロシア正教会の原点がロマノフ王朝です。ロマノフ王朝の「第三のローマ」が、ロシア正教会だったからです。

プーチンは「卓越した統治能力を有する独裁者」でした。
彼が、それまでの大統領のような存在から、ロシアの皇帝になるために民衆の心を掴むには、ロシア正教会は、必要不可欠でした。

その、今やロシアの皇帝にのぼりつめたプーチンは、核を振りかざし、またウクライナのチェルノブイリなど2つの原発を手中にして、世界中を震撼とさせています。
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「ロシアのウクライナ侵攻」への理事会声明

2022年03月18日 | Weblog
     プーチンの暴挙を許しません!

スティングというイギリス人歌手がいます。彼は今、ウクライナとの国境にあるポーランドの倉庫に医薬品や人道支援物質を送る活動「Help Ukraine」を支援しています。
そのひとつとして、1980年代の東西冷戦をテーマにした彼の楽曲である「Russians」の演奏を公開しています。
「Russians」は反戦ソングです。
スティングは今回、演奏前のメッセージで、こう語っています。

「この曲が作られてから何年もの間、この曲を歌うことはほとんどなかった。この曲が再び意味を持つとは思わなかったから。しかし、一人の男が、平和で脅威のない隣人を侵略するという血なまぐさい、ひどく誤った決定をしたことを考えると、この曲は再び、僕たち人類共通の願いとなる。この残忍な暴政と戦う勇敢なウクライナ人、そして逮捕や投獄の脅威にさらされながらもこの暴挙に抗議する多くのロシア人のために。僕たちは、僕たち全員が、子どもたちを愛している。戦争を止めよう」

日本児童文学者協会の元会長の那須正幹さん。自らも被爆体験をお持ちで、残念ながら昨年ご逝去されました。その未発表作に「ばあちゃんの詩」というのがあります。

「ぼくらはぜったい戦争なんかしない。
子どもを殺したりしない。
悲しい思い出も作らない」

子どもたちに向かって物語を書いたり、批評したり、翻訳したりする私たちも、同じ気持ちです。
なんの罪もない、多くの子どもたちが、戦火に怯えながら逃げ惑う姿。
逃げ延びるために歩き疲れて、泣きじゃくる子どもたち。
核兵器の使用さえちらつかせているロシアに対し、子どもたちの未来を守るために、私たちは、プーチンの暴挙を許しません。

No War !                      2022年3月
                         (一社)日本児童文学者協会・理事会

日本児童文学者協会のホームページにも掲載されています。↑クリックしてください。
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大地震

2022年03月17日 | Weblog
             

昨夜は、寝ていて、揺れで飛び起きました。
「地震!」
私が慌ててベッドルームを飛び出すと、夫もサイドテーブルのライトをつけ、後を追ってきました。

歩くのもままならないくらい、揺れています。
とにかく和室まで。
やっと何も落ちそういもないところに避難しました。

3.11を思い起こす揺れです。
リビング、サロンのブラインドが、ガタンガタンと音を立てて揺れ・・・。
リビングのテーブル上の二つのペンダントも、千切れそうなくらい揺れ・・・。

やっとテレビをつけました。
やはり3・11と同じで、東北が震源地。
和室から、リビングのテレビをしばらくみていましたが、3、11の津波のような状況にはなっていないよう・・・。

ロシアのウクライナ侵攻、大洪水、大雪、様々な人力による暴力以外にも、自然の大災害がやってきています。
首都直下型も、南海トラフ大地震も、きっと、この数年で、やってくるだろうなと、いろいろ防災用品を買いためたりしていました。

備えられるところはきちんと備えておかないといけないと、昨年あたりからはそう思っています。

被害に遭われた皆様、
心よりお見舞い、申し上げます。
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霊園の紅白梅

2022年03月16日 | Weblog
            

花曇りの水曜日の朝。
まさに、頭痛、肩こり、樋口一葉です。

先週の土曜日。
春のお彼岸には一足早く、霊園にお墓参りに行きました。
白梅、紅梅が、見事に満開でした。

新型コロナウイルス が、感染爆発以来、ずっと、霊園の業者さんに、お墓参りとお花やお線香をお供えするのを、お願いしていました。
ですから久しぶりでした。

青い空が、気持ちよかったです。
墓前に手を合わせるのって、なんで、あんな清々しい気持ちになるのでしょう。

風もなく、暖かな日和で、お線香が空に、まっすぐ燻っていきました。
本当のお彼岸の入りは、18日の金曜日からですけどね。

週末から来週にかけては、また気温が春から冬に・・・。

三寒四温とはよく言ったものです。
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ポピーの花

2022年03月15日 | Weblog
             

ポピーの花が、開き始めました。

このところの暖かさで、ソメイヨシノも少しは、蕾が膨らんできたでしょうか?

やっと、慌ただしさが、ちょっと終わり、水曜日の読書会のテキストが読めるか・・・。
文学賞委員会のための本読みで、目薬ばかりつけています。

老眼がないのが、ありがたいですが、白内障は、ややあるようです。
まだ手術をする段階ではないようですが、いずれ時間ができたら、手術した方が・・・。
近視ゆえの、昼コンタクト、夜メガネという、面倒な生活からは解放されるでしょう。
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「フォーラム・子どもたちの未来のために」へ、ご参加ください。

2022年03月14日 | Weblog

              

3月26日(土)の2時から、リモートでトークイベントを行います。
画面が大きすぎて、こちらに貼り付けられません。
詳細は、下をクリックしてご覧ください。



参加費無料です。
ぜひたくさんの皆様のご参加をお待ちいたします。

今日は、午後2時から、その「フォーラム」の実行委員会です。
26日当日の詳細についての、話し合いになります。


その後、4時からは、児文協の、二回目の文学賞委員会です。
もし、「フォーラム」の会合が終わってなかったら、途中退出になります。
ま、大丈夫でしょう。

慌ただしい1日で、お夕食は、会社の帰りに夫に高島屋で買ってきてもらうよう、朝、注文しておきました(笑)。
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春の歌

2022年03月13日 | Weblog
            

風の冷たい冬の夜は、夜景がきれいです。
三寒四温。

昼間は暑いくらいの日でも夜になると、急に寒くなり・・・。
スカイツリーのライトがきれいです。

「早春賦」から「春の日の花と輝く」へ、移りゆく季節です。


先週金曜日の、日本児童文学者協会、3月の理事会でも、ロシアのウクライナ侵攻への反対声明を「(一社)日本児童文学者協会・理事会」として出すことになりました。
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お墓参り

2022年03月12日 | Weblog
             

もうじき春のお彼岸です。

この2年近く、新型コロナウイルス感染症 のため、遠くに出向くのが躊躇われ、お墓参り、お墓のお掃除を、霊園の、お墓代行サービスにお願いしておりました。
お花を飾り、枯れると、処分してくれて・・・。
その写真も送ってくれます。

でもこの春は、お墓参りに行きましょうと、夫と話しました。
お仏壇にも、おはぎ(春は、ぼた餅ですね)をお供えしました。

お彼岸の頃はちょうどリモートや、リアルの会議が、あります。

それで、1週間、早いですが、今日、行くことにしました。

今年は母の昨年、できなかった13回忌の法要も、予定しています。

とにかく、遠方なので、気をつけながら、行ってまいります。
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