師走のある日、
羽田空港展望デッキで眺めたなにげない光景。
RICOH GR DIGITAL3 ( f4.0 10sec)
午後6時の便の搭乗前だったはずだから
5時前後の頃かと思う。
黄昏時とはいうものの、
東京の日の入り4時半を過ぎていて、
あたりはすでに薄暗い。
その展望デッキに立つ人影。
仕事帰りのサラリーマン、恋人たち、学生、子供の手をとる母親、
そして、カメラマン...など。
それぞれの生活のある瞬間にここに立ち、
それぞれの思いで飛び立つ飛行機を見つめる。
さらに、それぞれがひとつの光景の中に納まっている。
そう思っただけで、目の前で、
まるで群像劇が繰り広げられているように
興味深く見入ってしまったのだ。
さらに思ったことがある。
「それぞれが立つあの間合いはなんだろう?」
なんとなく一定の「間」を取っているように見え、
その「間」には何か理由があるように感じたからだ。
そしてその時、ふと、ある言葉を思い出していた。
ダレソ、カレ・・・誰ですか、あなたは...?
江戸時代、人の区別がつかない夕暮れ時を指す言葉として使われたそうで
転じて「たそがれ」。
デッキに立ち、飛行機を眺めながら、
自分だけの世界に入り込んでいる人たち。
あの「間」はそれぞれの人たちがお互いにジャマされない、
つまりは「ダレソ、カレ?」の距離感たったのかな、と
思ったりしたのだった。
ロマンチックですね〜
カップが等間隔に…京都の鴨川みたいに。
わぁ~、ステキな切り撮りで
さり気なくドラマチックなシーンになりましたね!
それぞれが立つ間合いと それぞれのパーソナル
スペースとしての間隔が興味深いです。
少し(かなり?)寒いはず…。
あ、寒くはないのかな? それとも 寒いから
いいのかな? 羨まし~い!(笑)
羽田空港‥私もたくさんのひこうき 撮りたかったけど‥全然時間なく撮れなかった!
夜になると‥またいいのですね〜〜
不思議といい感じに間を空けるものなんですね〜〜
心地いい間をあけて
それぞれが、それぞれの時間を楽しんでいますね
できれば
極力お隣さんに邪魔しない邪魔されない距離感
なんとなく、奥ゆかしいと感じます(*^_^*)
わたしもその光景を何かで見たことがあります。
夕方の心理は誰しも同じかもしれませんね。
実はこの写真、去年の師走のもので
埋もれていたものを掘り出した次第です。
だから、寒かったのか、どうか覚えていません(笑)
覚えていることは
足元にカメラを置いて
長時間露出の効果を確かめるのに夢中だったこと。
ちょっとはドラマチックに感じていただけたなら
大成功!
北空港、ジェット最終便、土曜の夜は羽田に来るの。。。
夜の空港を舞台にした歌謡曲もいっぱいあるほどですから(笑)
まんじりともせず、飛び立つ飛行機を見つめているのでしょうか?!
夜の空港にはそれほど魅力があるのかな...
なんてことも思っていました(笑)
ロマンチックな夜の光空間ですね♪
多忙な日々の合間に、ステキな景色がすぐ隣に存在するのを感じます。
佇む人たちの想いも多種多様です。
確かに隣の方とは一定の距離を開けます。
素敵な配慮と、間だと思います^^