毎月11日は「鉄写同好会」の日。
詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください。
「そう言えば最近、鉄道を撮りに出かけていないな...」
そう思いながら、以前の写真を眺めていたら、
三年前に新潟で撮ったまま蔵入りにした写真に目が止まった。
信越本線、青海川駅を通過する特急「北越」。
金沢と新潟を3時間40分で結んでいたが、
2015年3月の北陸新幹線の開業に伴い運行が停止した。
この写真は2014年7月に青海川駅を訪れたときのものだったが、
通称、「日本でいちばん海に近い駅」、
その時は、あえて列車など映っていないほうがこの駅の雰囲気が出る...
そう思ってこの写真は「お蔵入り」となった。
話は変わるが、春先に新潟へ出かけた。
金沢から北陸新幹線「はくたか」に乗り、上越妙高駅で下車、
その後、特急「しらゆき」で越後トキメキ鉄道、信越本線を経由して新潟へ至る。
乗り換え待ち合わせを含めた所用時間は4時間。
金沢から東京、大阪、名古屋が2時間半前後、京都なら2時間なので
北陸というくくりながら、その時間的距離を理解いただけると思う。
しかし一方で、その道中には鉄道高速化の反面、置き去りにされた数々の風景がまだ残されていて、
そのひとつが青海川駅に代表される日本海にそって走る鉄路だと思う。
ついでながら、あらためて「日本でいちばん海に近い駅」の風景を...。
三年前は廃止寸前のトワイライト・エキスプレスを追いかけて、このあたりまでよく出かけたものだった。
その後、熱病が覚めたように、このことはすっかり忘れていた。
いや、まったく忘れていたわけではなかったが、その遠さを考えると出かけることがおっくうになっていたのだ。
しかし、このときの風景を思い出しながら、また出かけてみても悪くないのでは、と思い始めている。
ひょっとしたら、三年前とは違う、夏の海と列車を眺めることができるかもしれないからだ。
ウィズアウト・ユーと並ぶニルソンの代表曲「うわさの男 」
というか、アメリカン・ニューシネマの傑作「真夜中のカーボーイ」の主題曲。
Everybody's Talkin' Nilsson
この曲を聞くと、このロード・ムービーを思い出し、
ふと、どこかへ旅立ちたくなる。
確か夕焼けが始まる時でした。
海も空も綺麗ですね!
青海川駅、景色がきれいですよね。
新潟の親戚に行った帰り、一度だけ立ち寄ったことがあります。
とはいえ、こちらは自動車でしたがね。^±^
海もきれいでした。駅がその手前にあって。
駅から海までも、遠くない印象でした。^±^ノ
車窓から海を眺めながら旅をしたくなる光景ですね
お蔵には写真のお宝だけでなく、記憶や記録、
その時々の感情がそっと眠っていますね!
ひょんなことからそれらを紐解いた暁には
思いがけない価値や縁に、また新しい展開を
手に入れられることも。
日本でいちばん海に近い駅、のお写真ステキです!
そして是非、またお出掛けになって、
現在のjuraku-5thさんの切り撮りを拝見させて下さい。
とっても綺麗で素敵な情景!
是非又写して下さいね~
そう!
ちょうど今ごろの時期、トワイライト・エクスプレスからは海の夕焼けが見えたはずです。
...そうか!
夕方、この辺りを走る列車に乗ればいいんだ!
時刻表で探してみます。
>新潟の親戚に行った帰り、一度だけ立ち寄ったことがあります。
そうでしたね。以前のコメントを思い出しました。
私も車でしたが、電車で行ったらそれこそ一日仕事です。
でも、それくらいの価値はあるかな。
この時期の日本海。
地元で見慣れているはずなのに
惹かれます。
朝から夕方まで陽の角度によって色も変わる。
今、思ったのですが...
刻々変わる色を撮るのもいいですね。
「お蔵には写真のお宝だけでなく、記憶や記録、
その時々の感情がそっと眠っていますね!」
とてもいい言葉ですね。
でもこれは、私に限ったことではないと思います。
きっとlunayaさんもそのはず。
もし、近くにその光景を共有する人がいたなら、
その楽しさも含めて、ずっと覚えていると思います。
今年の夏、もう一度いけたらいいな。
覚えていて下さいましたか。
ありがとうございます。
潮の流れまでがくっきりと見える
すばらしい海の風景でした。
また、撮りに行けたらいいな。
でも、ちょっと日帰りはきついか...