前回は、病の原因としての外因(外邪)の項をまとめた。
外因とは、風、寒、熱(暑)、湿、燥、火の六気と疫癘で、六気は本来は天の「正気」として凡ゆる生命を育むものであるが、度が過ぎたり、季節に反して現れた時に病因(六淫)となり、人体を外から侵すものであった。
今回は、内因と不内外因についてまとめていく。(以下、『』内は、要旨)
『内因とは、内から生じる病因であり、過度の感情を指す。
具体 . . . 本文を読む
学城13号、読了した。自身のアタマとその働きをまともなものへとして行ける可能性の示唆をいただいている、との思いで読んで行けた。
毎号に対しての思いであるが、「学城」の存在に、執筆される先生方に、感謝の気持ちでいっぱいである。
また、「学城13号」で説(解)かれるあらゆる事が、東洋医学、鍼灸の問題を解く鍵であるとも思える。東洋医学、鍼灸等にかかわる凡ゆる人に、それだけでなく、現状に満足出来ずに少 . . . 本文を読む