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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

由布島 (5月17日)

2007-05-19 20:41:37 | 旅日記

由布島は西表島の東岸・美原集落から400m離れた、周囲2.5㎞
の小さな島です。
遠浅の海をのんびりと水牛車に乗って渡ります。


「乗務員」のオジサンのサンシンと沖縄民謡で、わたしたち観光客
は手拍子を打つなどノンキなものですが…


水牛にとっては、かなりの重労働で、この絵のように「ルンルン」
気分ではない様子でした。


ヤシ林などの熱帯性樹木に覆われた由布島は、島全体が「自然植物
楽園」となっています。


ハイビスカスやビーゲンビリアのお馴染みの花を始め、このアラマン
ダーやコダチヤハズカズラなどの珍しい亜熱帯の花々が咲き、
琉球イノシシ、クジャク、ヤギ、ポニーなども飼育されています。

この楽園は、西表正治さんが12年かけて個人で作り上げたもので、
今はすっかり島の風物詩となった水牛車も、この人が初代の「大五郎」
という水牛を育てて、現在の水牛はその子孫だそうです。

西表島 (5月17日)

2007-05-19 18:48:26 | 旅日記

石垣島から西へ25㎞の西表島へ、高速船で渡りました。
島で有名なのは何と言っても「イリオモテヤマネコ」。
このバスのシンボルマークにもなっています。ちなみにこの島には
女性のバスガイドさんがいなくて、アロハ姿のドライバーさんが
ガイドを兼ねています。時間があればサンシンを弾き歌ってくれます。


ヤマネコは耳が円く、耳の後ろに白い斑点、身体中に黒い斑点が
あり、尾は先まで円く太いそうです。
全島で100頭ほどしかいない夜行性で、ドライバー自身も見たことが
ないので『代わりに「等身大」の写真を見せましょう』と…もちろん
ジョークでこれではトラくらいの大きさになります。実際はイエネコ
より少し大きいくらいとか…。


仲間川河口付近。遊覧船で上流に向かってクルーズします。


川幅は次第に狭まり、川岸には色んな種類のヒルギなどの
マングローブ林が茂っています。


上流の船着き場で下船して天延記念物のサキシマ
スオウノキを見学。高さ3メートル以上もあり、
この切り立ったような根は「板根」といいます。


石垣島 (5月16日)

2007-05-19 17:32:39 | 旅日記

16日から3日間、近所の友人たちと八重山諸島へ旅行しました。
石垣空港へは関空を飛び立って直行便で2時間あまり、外に出る
とむっとした空気が身体を包みます。


この暑さと窓の外のパイナップル畑やサトウキビ畑、真っ赤な
ハイビスカスの花などを見ると、南の島に来たという実感が沸い
てきます。


ちょうどこの日から沖縄は梅雨入り。薄曇りの空で、八重山の
80%が見えるというバンナ展望台(昨日のモブログ)からは、
遠くの島は無理でしたが、写真の於茂登岳(525.8m、沖縄最高峰)
や石垣市街を見渡すことができました。


唐人墓。1852年、アメリカ船内で起こった不幸な事件による中国人
苦力の犠牲者が、地元の人々によって手厚く葬られています。