初めて登ってから16年目の9月3日
5度目の富士に登りました。

これまで見慣れたレーダードームの撤去された富士山頂は汚れた台座や構造物だけが取り残されて、まるで廃墟のように変貌していました。

「16年前の、快晴の青空を背にしたドームの白さ眩さが懐かしい。(上の写真は2001年7月撮影)

義父と妻との3人で、始めての富士登山だった。

今回は町内の人たち、JACの先輩と一緒に日本最高峰に立ち、これからあの時と同じように「お鉢めぐり」を始めようとしている。

92歳の義父は今も壮健だが、当時の義父の年齢(75歳)にも達しない私の体力は年々落ちていて、今年は九合目で休んだ時、これまでになく高度の影響を感じた。あと何度、山頂に立てるのか、義父の年になってもこの山に登れるのかと考えてしまう。」(写真は1986年 お鉢巡りの途中で)

当時の山日記です。お陰様で義父は103歳の今も健在で、私の顔を見るとあの時のことを喜んでくれます。私も病気で中断したことはありましたが、今年は13度目の富士登拝を果たそうと思っています。