1962年2月4日、S高校山岳部のOBたちと御在所岳藤内沢の氷瀑を登っていました。
当時の山日記に記した文章です。
藤内沢出合
第一ルンゼ
『3 日。藤内小屋泊まり。快晴の 4 日、1 ルンゼ、中俣、 3 ルンゼなどで氷瀑の感触を楽しみながら、ザイルワーク、アイゼンワークを練習。初めてナイロンザイルを使ったが、雪も付かず、しなやかで快適だった。最後の稜線に出るところがシブく、腕力を頼りに挙じ登る。上からスキーヤーが驚いた顔で見物していた。』
第3ルンゼから稜線に出たところ
それまでのザイルは麻製でしたが、雪が付いて凍るとワイヤロープのようにコチンコチンになり、扱いに困ったものでした。
当時のメモ
右から二人目が私(28歳)