一応、ネタバレ注意で。
まあ、東京卍会vs芭流覇羅(バルハラ)編です。
タケミッチ、マイキー、ドラケン、三ツ谷といった、物語初期からの面子のほかに、場地、千冬、一虎なんかが絡んできての大抗争編ですね。
稀咲なんかも、じつは1作目から出てますが、前回の「運命」から本格参戦って感じで、今回も暗躍してましたね。
で、その稀咲が一虎をけしかけて、彼をマイキーと敵対させたんですが、年少帰りの一虎に稀咲が接触したところを場地が目撃してたんですよね。それにより、稀咲のヤバさに気づいていた場地が、トーマンを裏切り、バルハラに入ることで、稀咲の尻尾を掴もうとした。
要するに、場地は「新選組を抜けるフリをして、密偵として御陵衛士に参加した斎藤一」のようなもん。って、新選組ファンしかわからん例えですね(笑)。
ともかく、稀咲のほうに話を戻すと、彼は彼で、マイキーのためにバルハラを(陰から)作っておいた、ってことらしいですね。
まあ、結末はね、トーマンとバルハラの大乱闘の中、一虎が場地を刺しちゃって、それにキレたマイキーが一虎をボコボコにしてね。
で、タケミッチによるタイムリープ前は、そのままマイキーが一虎を殺しちまったんですが、その記憶を持っていたタケミッチと、場地を救いたい千冬が、事前に場地と接触し、ふたりとも場地にボコボコにされながらも、
とくにタケミッチの(彼なりの)誠意が通じたんでしょうか、
大乱闘の最後、
瀕死の場地が最後の力を振り絞って、自らの腹にナイフを刺してね。
場地としては、とくにタケミッチの必死さに、何らかの違和感を覚えてたんじゃないかな。「一虎が自分を刺す」ことまでは予測できなかっただろうけど、「なにがあってもおかしくはない」くらいの心構えはあってさ、そういった微妙な意識の変化が歴史を変えて、今回の行動を生んだのかも。
まあ、原作マンガを読んでないオレなりの解釈ですが。
ともかく、「場地の行動」により、「彼の死は(一応は)一虎によるものではなく、自らの手によるもの」となり、マイキーも冷静さを取り戻してね。
一応、全体としての歴史も変わりました。
こんときね、今わの際にあった場地による、
「パーチン、三ツ谷、ドラケン、マイキー、一虎・・・オレの宝だ・・・」
といった台詞にグッと来ましたね。
ここと、千冬が場地の墓前で、「ペヤング・・・半分っこですよ」と、涙ながらに呟いてたシーンは、来るものがありましたね。
全体的におもしろかったと思います。
ただ、ひとつ気になることがあって・・・随分と半端な終わり方したな、と。
場地亡きあとの壱番隊隊長に、千冬の推薦もあって、タケミッチが就任したのは原作やアニメのとおりなんでしょうが、
タケミッチがヒナに別れを切り出したのは、「血のハロウィン編」のあとの「聖夜決戦編」だった気が・・・。
実写映画版では、ここでタケミッチとヒナが別れて、そのままヨリは戻してないと思います。
原作などでは、「聖夜決戦編」の途中で別れたふたりでしたが、同シリーズのラスト辺りで、マイキーらがヒナにタケミッチの真意を教えてあげて(『自分とかかわると、ヒナが危険だから』といった趣旨)、ふたりはやり直すことになるんですけどね。
実写映画では「そのまま」となると、映画版も「さらなる続編」があるのかな? 「そこでヨリを戻す」と。
でも、その場合・・・キャストの年齢が・・・。
早くて3,4年後になると思うんですよ、続編があるとしても。
タケミッチの北村匠海はまだ20代かもしれんが、マイキーの吉沢亮やドラケンの山田裕貴は・・・30半ばで高校生役は・・・。
ちなみに、タケミッチ含むトーマンのメンバーや、ヒナ、直人の橘姉弟は、原作やアニメでは中学生ですが、実写映画版は高校生っぽいですね。ヒナ役の今田美桜が「高校生」云々いってたし。
ともかく、男の俳優さん、それもイケメン俳優ともなれば、それでもまだ若い役もできるかもしれません。ただ、女優さんは、どんなにかわいい人でも、30前後で女子高生役となると、コントになりかねないですからね。
今田美桜は文句なく、かわいいですし、年取っても美人のままでいられると思いますが、30でJKをできるか・・・?
って、そこはプロなんで、どうにかしてくれるかな? (笑)
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