マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

MAJOR 2nd 1巻

2015-06-13 16:14:08 | マンガ



教育TVでアニメ化もされた、大ヒット野球マンガの続編です。
前作主人公茂野吾郎とヒロイン(旧姓清水)が結婚し、そのふたりの間に生まれた息子大吾を主役に、物語は展開していきます。
まあ、前作が終わった直後辺りに、大吾の姉、すなわち吾郎と薫の娘いずみを主役にした読み切りもありましたが。
もっとも、前作主人公の吾郎は、いまんトコまだ出てきていません。相変わらずの野球バカで、42歳になったいまでも現役に拘り、現在は台湾リーグで戦っているようです。
そうなると、私らのような前作ファン(っていっても、単行本持ってなかったけど/笑)にとって、やはり馴染み深いのは前作ヒロイン薫です。
この薫もね、前作ではちょくちょく下着姿も披露するようなサービス要員でもあったんですが(笑)、さすがに42歳の中年です。しかも二児の母です。
まあ、さすがにね、「そういう目で見ることは」というか、ヒロインとしてはね。やはり年月が経ってるわけですから・・・






(42)




中学生と小6の母。






余裕。

・・・・・・なにが?



充分、ヒロインとしていけるやん(笑)。いっそ、少年マンガ界初の「アラフォーヒロイン」を目指してみるというのは?
っつーか、





オレが吾郎なら、絶対、一緒に台湾に行ってもらうけどな(笑)。



いずみと大吾? まあ、その辺は、

大吾「父さんと母さんは、仕事で台湾にいってて、いまは留守。我が家にはオレと姉ちゃんだけ。まったく・・・無責任な両親だ」

といった、ギャルゲーやラノベ設定でいいだろ? (大吾にも、多分彼女候補の幼馴染ヒロインがいるんだし/笑)。
ともかく、そういった具合に、いまでも充分ヒロイン張れる薫さん(42)ではありますが、そうはいっても人妻。さすがにね、かつてのようなサービス要員としての役割は期待できません。
まあ、ちょっとさびしくはありますが・・・これも時代の流れ、年月のなせる業・・・




血統は、脈々と受け継がれていました。



母娘二代に渡るサービス要員! ってか、多分、母親は下着姿までで、ここまでは脱いでなかったと思います。
ともかく――茂野家の将来は明るいですね。

あ、すっかり忘れてましたが、今作のヒロインは、




このコです。


佐倉さんといって、自分のことをモブだなんていってましたが、普通にかわいいコです。それにしても、前作といい、今作といい、作者の満田さん「幼馴染好き」なのか? ってか、コナンや快斗もそうだし、タッチもまた・・・サンデー作家は幼馴染属性とやらに弱いのか? 改蔵と羽美だって、なんだかんだで幼馴染だし(笑)。

はい、そんなわけでね、今回、





野球マンガのレビューであるにもかかわらず、野球のシーンについては一切、触れてませんが、



それではどうかと思うんで、肝心の(作中における)野球のことも。
まず、主人公の大吾は、運動神経も身体能力も、そこそこはあるんですよ。にもかかわらず、親父が元メジャーリーガー、祖父さんたちも日本球界で活躍したというサラブレットゆえに、周りの期待がデカすぎてね。
いいプレイできたとしても「できて当たり前」、ちょっとでもエラーしたりしようもんなら「ホントにメジャーリーガーの息子かよ」ですからね。本人が野球やる気なくしちゃうのも、無理はないですよね。
それで不貞腐れて、一旦、少年野球のチームを辞めて、堕落した生活送っててね。それを母ちゃん(薫)が、また野球やるように仕向けて・・・
で、大吾は、守備はそこそこできるんですが、肩とバッティングがね。守備(キャッチやポジショニング)は練習で上達しますが、肩の強さとバッティングはセンスの問題だからねぇ・・・
今後、そんな大吾がどのように野球で成功していくのか(タイトルが『MAJOR』なんだし、やっぱメジャーいくんでしょ? いずれは/笑)、いまから非常に楽しみですね。
ちなみに、大吾の今後を勝手に予想してみると――

1.右肩はてんでダメでも、じつは左の地肩は強く、サウスポーに転向して、投手として大成。親父さんもサウスポーに転向したしね(まあ、吾郎の場合は右肩を壊して、ですが)。
2.親父同士がバッテリー組んでた、そして親友同士といえるトシ君の息子の光(ひかる)が、サンデー誌上では投手をやりそうな展開なので、今回は大吾がキャッチャー。親同士とは逆のパターンで、茂野・佐藤バッテリー再び。
3.大穴として、指導者として大成。日本球界はもちろん、多分、アメリカ球界でも初の「プロ経験のない監督」として、チームを世界一に。

まあ、さすがに3.はないでしょうが(ってか、アメリカ球界にはいるのかな?/笑)。
オレとしては、やっぱ野球マンガはピッチャー主役のほうが好きなんで、何らかの形で投手として大成してほしい気はするが・・・ドカベンみたいにキャッチャー主人公ってのも、おもしろいかもね。ただし、肩は捨ててさ。あくまで配球で勝負。
まあ、中学、高校と、いろんなライバルたちと競い合って、佐倉さんと付き合って、やがてプロとして活躍するようになるには――また、10年、20年かかるのかもしれませんが(そのころ、オレ、いくつだ?)。

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