日曜日の午前中
アンティーク市に出かけました
14区Porte de Vanves
13番線メトロ若しくは
3番のトラム
Porte de Vanves下車
Avenue Marc Sangnierから
Avenue G.Lafenestreの
通りで毎週
日曜日に開かれています
錆びた古い鍵とか
ピンバッチ
薄汚れたキーホルダー
動かない時計
触りたくないな~的な
キーホルダーを
お土産にすると
大量に購入してる日本人女性・・・
その日本人女性曰く
代官山あたりのアンティークショップに行ったら
この手のキーホルダー
4or5千円で売ってますよ
と仰ってました
ちなみに
これらのキーホルダー
1970年以降のアンティークで
1個1€ 6個で5€ 15個で10€でした
でも・・・
あんな小汚いキーホルダー
私はお土産に頂いても
嬉しくない
個人差があるから良し悪しですね
錆びた鍵を
沢山購入する韓国人女性の姿も見られました
何に使うんでしょう・・・
そうそう
他の露店のおじさんが
鍵には
幸せの扉とそうでない扉の鍵がある
とか何とか観光客に話をしていました
日本だったら
‘幸せの扉を開く幸運の鍵’
とか値札の横に書いて
売ったら
それなりに売れそうな感じです
実際何処の鍵だったのか
解からないけど・・・
想像するとなんだか怖い
3000€と値札のついた
ミラーで出来た十字架のオブジェや
500€の油彩画
フルートやヴァイオリン
毛皮のコートに
本物かおもちゃかわからない
光輝くジュエリーもあれば
手の込んだ帆船
アジアンティックな陶器類
アフリカ系のオブジェ
盗んだんじゃなういだろうね~
鑑定書付きの発掘品・・・
古いモノって
味があっていいとは思うけど
反面
以前に使っていた(所有していた)人の
歴史が刻みこまれてて
それって
私的には
‘念’みたいなモノと同じ感覚なわけです
その残存している‘念’が
どういった部類の‘念’か解からない以上
やたらと自分の手元に置くとか
人にあげるという行為には
したくない・・・
アンティークに出会い
見た瞬間
波長があえば別なんだろうけど・・・
大家族でもない限り
使いこなせないと思われる
大量にそろえられたナイフ&フォークセット
女の子が‘おままごと’にでも使うのか
油ひいてホットケーキとか焼けそうじゃないですか?
何に使うのか聞いてみたところ
この‘おままごと’用ミニキッチンらしきモノは
小型の暖炉なんだそうな・・・
開き戸の中に炭とか撒きとか
入れるて使うのでしょう
台の上に
ポットとか置くのもありって感じですよね?
商売そっちのけで
カードを楽しむMonsieursもいれば
ワインとワイングラスを持参し
どこぞで買ってきた牡蠣をテーブルに並べ
宴会の準備を始めるMonsieursもいた
この牡蠣は食べていいの?
と質問する観光客に
これは売りモンじゃないよ~
食べたきゃ買ってきな!
なんて会話の飛び交う
何でもありの市でした
Avenue Marc Sangnierの
露店は
確かにアンティークと称すべき
品々が陳列さえていたのですが
Avenue G.Lafenestreに入り
メインエリアから
外れていくにしたがって
どさくさに紛れて
商売しているとおぼしき
集団が多くなっていくのです
お日さんの下
健全に明るく行われている
闇市的な雰囲気・・・
着なくなったとおぼしき服
ゴミ箱から拾ってきた
若しくは
物置で長年埃をかぶってとおぼしき
靴や鞄の数々
完全に錆付いた鉄柵
何処から調達してきたのか
ブランドモノの化粧品
実家にある
食器や雑貨を持ってきたら
σ(^^;) もここで商売できるかも知れない
いや・・・
絶対売れる・・・
そんな事を思いながら
散策してみました