時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

007/QUANTUM OF SOLACE

2008-11-01 | 映画
日本語タイトル「007/慰めの報酬」



日本での公開は
来年の1月

一足お先に
拝見させて頂きました

日本でのキャッチコピー

‘傷ついた心が共鳴する’

カッコイイ~




愛したヴェスパーに裏切られたジェームズ・ボンドは
Mとともにミスター・ホワイトを追求するうち
その裏に潜む予想もしなかった
複雑かつ危険な悪の組織の存在を知る

捜査を進めるうち
MI6の裏切り者と
ハイチの銀行口座の関連が判明



ボンドは
ハイチで
美しく気性の激しいカミーユに出会う
彼女もある復讐を旨に抱いていたのだった

彼女を通じボンドは
謎の組織の幹部で非情なビジネスマン
ドミニク・グリーンに接近する



任務により
オーストリア イタリア 南米へと渡るうち
ボンドは
グリーンが
貴重な天然資源の一つを独占支配しようとたくらみ
亡命者のメドラノ将軍と
取引しようとしていることを突き止める



グリーンは
自身の組織だけでなく
CIAおよび英国政府内の内通者までをも操り
南米のある政府を転覆し
不毛ともいえる土地と引き替えに
将軍に
この国の権力を与えることを約束していたのだった



裏切り 殺人 策略が交差するなか
ボンドは
友人たちと手を組み
真実を解明するために戦う



しかし
自らの復讐のためには
CIA テロリスト そしてMにも先んじて
グリーンの邪悪な計画を解き明かし
そして阻止する必要があるのだった

                  「007/慰めの報酬 オフィシャルサイト~ストーリー~」より引用



007シリーズも長いこと続いておりますが
映画館のスクリーンで見るのは
初めてです



映画「TOKYO」の上映前に
「007/QUANTUM OF SOLACE」の予告で
ダニエル・クレイグ演ずるジェームズ・ボンドが
妙に強烈なインパクトを放っていたのであります

ショーン・コネリーや
ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンド’は吹っ飛び
‘ダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンド’
と言う勝手なイメージが
しっかりと構築されてしまいました

ジェームズ・ボンド役は
彼で6代目だそうで…



ダニエル・クレイグ
そうです!
アスリエル卿
ライラのパパでもあるのです(笑)



青い海と美しい島の風景が現れたと思ったら
激しいカーチェイスのシーン
いきなりハイテンション

「007」の‘ジェームズ・ボンド’
と言えば
紳士的な雰囲気をかもし出しているくせに
プレイボーイで
金持ちのボンボン的な感じ
陽気で明るい性格?

劇中では
高性能の秘密兵器を
バンバン登場して
それらをいとも簡単に操る
超人さを兼ね備えたヒーロー



でも
ダニエル・クレイグ扮する
‘ジェームズ・ボンド’は
ちょいと違う

優秀な諜報部員には違いないんだけど
ユーモアなんてないし
明るく陽気なプレイボーイでもなさそう
どちらかと言えば
シリアス

超人ではあるけれど
心に闇を抱え
迷い苦悩する
とても人間臭い
重厚感溢るる
‘ジェームズ・ボンド’です



頭脳と肉体を駆使して
諜報活躍するところが良いです!

カミーユを演じた
オルガ・キュリレンコさんは
見る角度によって
ソフィー・マルソーの若い頃に顔が似ていたな~

妖艶なボンドガールではありませんし
ジェームズ・ボンドとのエロチックな絡みもありません
彼と共に戦うカッコイイ女性なのです

勇気があって
信念があって
行動力もある
ついでに美貌と
美しい肢体を持っている
カッコイイ女性カミーユを
好演していたと思いますよ

こういう顔立ちの女優さん
好きですね~



ボンドとカミーユがたった二人で
メドラノ将軍とグリーンの
取引現場に踏み込む訳ですが
アジトに潜入し破壊するまでが
思いのほか呆気なく
セキュリーどうなってんの?
と疑問…

映画が始まってすぐ
イタリアで銃で撃たれたハズのMが
無傷で
元気に登場したのには驚いた(笑)



大きな目的を成し遂げたボンドは
寂寥感と言うか
虚脱感と言うか

孤高感みたいなモノを背負い
何処ともなく
いなくなってしまうような…
もう戻ってこないのではないか!?
的なエンディングではありましたが

次回作
楽しみに待つとしよう

週末の早い上映は
料金が6ユーロなのでお徳!

それでも
普通なら空席の目立つ館内も
ほぼ満席でした

面白かった~





ATP World Tour Rolex Paris Masters1000 Singles

2008-11-01 | テニス
ノバク・ジョコビッチが3回戦敗退…
ラファエル・ナダルも怪我している風



ロジャー・フェデラー
この際だから
優勝頂いちゃいましょう