火天の城
2009-09-25 | 映画
時に1575年(天正3年)
長篠の戦いで
甲斐の武田勢を破った織田信長は
翌1576年(天正4年)
その天下統一事業を象徴するかのごとき巨城を
琵琶湖を臨む
安土の地に建築することを決意
設計及び現場の総棟梁として
今川義元との戦以来
十数年に渡って
才気を評価してきた
熱田の宮大工・岡部又右衛門を
総棟梁に任命する
安土の山をまるごとひとつ 三年で城にせよ
信長から直々の厳命を受け
後に行われた指図(図面)争いにおいても
金閣寺を建立した京の池上家
奈良の大仏殿建造を担った
中井一門を破った又右衛門は
妻・田鶴や娘・凛
門下の大工たちの支えを得ながら
徐々に築城を進めていく
しかし
巨大な城を支えるためにはその主柱(大通し柱)に
これまでになく巨大な檜が必要であった
理想の木材は
木曽上松にあると踏んだ又右衛門は
意を決して信長の敵方・武田勝頼の領国に
危険を顧みず分け入っていく
一方
安土の作事場では新たな戦乱の暗雲が立ちこめ
又右衛門の帰還を待つ
大工たちに戦地への出立を余儀なくさせる
さらに
妻の田鶴にも病魔が迫っていた
やがて勃発する悲劇的な争い
仲間の死
果たして
又右衛門は信長の野心を
現実のものにすることができるのだろうか…
お笑い芸人の皆様には
大変申し訳ありませんが
彼らが
スクリーンに現れた途端
作品の雰囲気が壊され
興醒めもいいところ
どうして
同じ芸人さんでも
お笑いを感じさせない
それなりの人を
起用しなかったんでしょう
コスト削減ですか?
完成した安土城を
松明で照らしたのは
結構綺麗でしたが
築城中の安土城がCGの割りに
壮麗感と言うか
壮大な感じが出ておらず
チンケでした
クライマックスの主柱を持ち上げるシーンも
あの人数で上がる訳がない…
死んだはずの市造が
唐突に現れるにも違和感あったし
うねが
何故
信長暗殺の刺客として
紛れ込んでいたのかも解らんかった
2時間30分は長い
個人的には
余計な話そぎ落として
もっと無骨な作品に
仕上げて欲しかったです
唯一
義昌配下の大工・大庄屋陣兵衛を演じた
緒方直人の演技が光ってました
福田沙紀ちゃんて
誰かに似ていると思ったら
松本莉緒さんでした
それにしても
大庄屋陣兵衛が己の命を身代わりに
又右衛門の元へ届けた神木の檜
数千年の御世にまで残る主柱として
期待されていたにも関わらず
数年後
遭えなく消失してしまうとはね~
皆の苦労が水の泡
あぁ~無常
大庄屋陣兵衛も
さぞかし無念だったことだろう
残念ながら
「TAJOMARU」共々
期待はずれの感あり
長篠の戦いで
甲斐の武田勢を破った織田信長は
翌1576年(天正4年)
その天下統一事業を象徴するかのごとき巨城を
琵琶湖を臨む
安土の地に建築することを決意
設計及び現場の総棟梁として
今川義元との戦以来
十数年に渡って
才気を評価してきた
熱田の宮大工・岡部又右衛門を
総棟梁に任命する
安土の山をまるごとひとつ 三年で城にせよ
信長から直々の厳命を受け
後に行われた指図(図面)争いにおいても
金閣寺を建立した京の池上家
奈良の大仏殿建造を担った
中井一門を破った又右衛門は
妻・田鶴や娘・凛
門下の大工たちの支えを得ながら
徐々に築城を進めていく
しかし
巨大な城を支えるためにはその主柱(大通し柱)に
これまでになく巨大な檜が必要であった
理想の木材は
木曽上松にあると踏んだ又右衛門は
意を決して信長の敵方・武田勝頼の領国に
危険を顧みず分け入っていく
一方
安土の作事場では新たな戦乱の暗雲が立ちこめ
又右衛門の帰還を待つ
大工たちに戦地への出立を余儀なくさせる
さらに
妻の田鶴にも病魔が迫っていた
やがて勃発する悲劇的な争い
仲間の死
果たして
又右衛門は信長の野心を
現実のものにすることができるのだろうか…
お笑い芸人の皆様には
大変申し訳ありませんが
彼らが
スクリーンに現れた途端
作品の雰囲気が壊され
興醒めもいいところ
どうして
同じ芸人さんでも
お笑いを感じさせない
それなりの人を
起用しなかったんでしょう
コスト削減ですか?
完成した安土城を
松明で照らしたのは
結構綺麗でしたが
築城中の安土城がCGの割りに
壮麗感と言うか
壮大な感じが出ておらず
チンケでした
クライマックスの主柱を持ち上げるシーンも
あの人数で上がる訳がない…
死んだはずの市造が
唐突に現れるにも違和感あったし
うねが
何故
信長暗殺の刺客として
紛れ込んでいたのかも解らんかった
2時間30分は長い
個人的には
余計な話そぎ落として
もっと無骨な作品に
仕上げて欲しかったです
唯一
義昌配下の大工・大庄屋陣兵衛を演じた
緒方直人の演技が光ってました
福田沙紀ちゃんて
誰かに似ていると思ったら
松本莉緒さんでした
それにしても
大庄屋陣兵衛が己の命を身代わりに
又右衛門の元へ届けた神木の檜
数千年の御世にまで残る主柱として
期待されていたにも関わらず
数年後
遭えなく消失してしまうとはね~
皆の苦労が水の泡
あぁ~無常
大庄屋陣兵衛も
さぞかし無念だったことだろう
残念ながら
「TAJOMARU」共々
期待はずれの感あり